NatriuM

あんまり上手じゃないけど、がんばって生きています。

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最近の記事

『写真家は、人を撮るときに何を考えているのか?』というイベントに参加しました

 先日、『写真家は、人を撮るときに何を考えているのか?』というイベントに参加してきました。登壇者は、写真家のワタナベアニさんと、編集者の今野良介さん。今野さんはアニさんの著書『カメラは、撮る人を写しているんだ。』の編集を担当されている方です。  今回のイベントは大きく2つのパートに分かれていました。事前に受け付けていた質問を元にしたトークと、撮影と現像の実演(!)、両方があったのですが、どちらもすごく楽しかったです。  前者では、特に「理想的な答えがあるわけではない」とい

    • もうすぐ万博

       大阪に住んでいるので、徐々に万博の開催が近づいていることを肌で感じます。日本全体では多分そんなことないと思うんですが、外を出歩くと万博の情報を一度は目にするんですよね。  電車やバスには赤と青のラッピングが施され、駅の壁面にも万博の校区が展開されていて、街の至るところにミャクミャクの姿を目にします。これはもうある種のサブリミナル効果なのではないでしょうか。すでにちょっと楽しみになってきてますもん。  ただ、不安要素も正直大きいです。今月の頭に、たまたま万博会場の建設予定地

      • 幽霊はいるか?

         幽霊って信じていますか?ちなみに僕は信じていません。信じていないんですが、僕は幽霊が怖いです。  幽霊を信じているか否かという話と、実在の是非は、別問題です。 信じない理由はシンプルで、僕は生まれてこのかた、霊的存在には出会ったことがないからです。また、会ったことがあるという人の経験談についても、科学的に反証可能なケースがほとんどなんですよね。だから信じていない。  ですが、存在を完全否定することもできません。それは本当に存在しないということの証明が難しいからですね。  

        • 美術館に行こう!

           美術館や博物館を楽しもうと思ったら、そこそこの忍耐が必要です。小学校や中学校の課外授業などで、美術館に行ったりすることってありますよね。多くの人はそういう経験があると思うんですが、僕自身は当時のことを思い出しても全く記憶に残っていませんし、きっと大半の人がそうだったんじゃないでしょうか。  そもそも大人になってから美術館に行く人の方が少ない気がしています。このあたりがちょっと気になったので、Claude3に聞いてみました。  へぇ〜。イギリスは美術館が無料なんですね。結

        『写真家は、人を撮るときに何を考えているのか?』というイベントに参加しました

          『ファンを掴む 書く力 を身につける 文章講座』を受講しました

           先日、田中泰延さんの『ファンを掴む 書く力 を身につける 文章講座』という全2回のオンライン講座のうちの第1回目を受講してきました。  田中泰延さんといえば、これまでに『読みたいことを、書けばいい。』や『会って、話すこと。』を執筆されているライターさんであり、直近では昨年末に『「書く力」の教室 1冊でゼロから達人になる』を共著で出版もしている、一言で言ってしまえば、すごい人です。  そんな泰延さん(僕は勝手にそう呼んでいるのです)が、オンラインで講義をやると聞いて、僕は

          『ファンを掴む 書く力 を身につける 文章講座』を受講しました

          天気の話

           よく映画やドラマでは、天気による演出がなされますよね。快晴だったら喜びや希望に満ちた心情を画面から読み取れますし、逆に雨だったら悲しみや陰鬱とした空気が流れている印象を受けます。特に雨は、涙のメタファーとしても使われたりもするので、演出としても比較的わかりやすい部類とも言えそうですね。  そういった演出上の効果もある天候ですが、現実の天気そのものが感情に与える影響みたいなものもありそうです。雨が降っているから、なんだか気持ちまで落ち込んでしまう。あるいは雲ひとつなく晴れ渡

          天気の話

          立ち止まる余裕が必要

           文章を書く原動力が感動だとしたら、自分自身が感動するポイントをよく理解していることがきっと大事なんだろうだなぁと思います。僕はnoteを毎日更新しているんですが、何を書こうか迷うことがあります。そういう時って、忙しかったりで自分の心とちゃんと向き合えていない感覚があるんですよね。自分の感動する瞬間を見逃していると言ってもいいかもしれません。  ただ、そうはいっても日常で感動することってあんまりないじゃないですか。しかしそれは、「感動」のハードルが高いせいなんじゃないかなぁ

          立ち止まる余裕が必要

          軌道修正のための時間

           今日は映画を見に行ったのですが、途中少し眠ってしまいました。めちゃくちゃショックです。映画の内容自体がやや抽象的で、かつ終始暗い雰囲気の作品であったことも影響しているのかもしれません。普段だったら映画で寝ることなんか絶対にないだけに、現在心にダメージを負っています。  映画で寝ることなんて滅多にないのに、どうしてこうなった……とうなだれていたんですが、これ、原因はすでに判明しているんですよね。要は、一週間の疲れが蓄積した状態のまま、比較的早起きをして朝から出かけていたわけ

          軌道修正のための時間

          精神的な変化は気が付きにくい

           毎日を過ごしていると、自身の変化というものにはなかなか気がつけません。でも、自分という存在は何も変わっていないようで、実は刻一刻と変化している生き物なのだと思います。それは肉体的にもそうだし、精神的にも同様でしょう。  このように自身の変化は認識しづらいんですが、そのうちの肉体的な変化は、どちらかといえば気がつきやすい方です。肉体は自分で動かしているので、少し動きが悪かったり痛みが生じたりと、物理的に不調をきたせば「今日は調子が悪いぞ」となるわけですね。あるいは階段を登る

          精神的な変化は気が付きにくい

          小さな変化と大きな変化

           「小さなことからコツコツと」という標語っぽいことばがあります。現代人の多くは会社勤めをしていて、日々忙しい生活を送っています。その日常の中で、毎日のルーティン以外に新しいことを始めようと思っても、なかなかまとまった時間は取れません。そんな状況の中で、何かをやろうと思ったら、これはもう時間を細切れにして、その僅かな隙間に捩じ込むしかない。それを実践しようと思ったら、「小さなことからコツコツと」やっていくしかないわけです。  毎日コツコツとやっているだけでも、1年もすれば変化

          小さな変化と大きな変化

          コテンラジオのリスナーアンケート

           昨日、僕がよく聞いているPodcast番組である『歴史を面白く学ぶコテンラジオ』のリスナーアンケートの集計結果が公表されていました。  同日公開されたリスナーアンケートの結果を受けての特別編はこちら。  なかなか興味深い内容でした。男女比は若干男性が多いものの、基本的には性別を問わず聴かれているみたいですね。一方で年齢層には結構な偏りがあって、リスナーの6割強が30〜40代という結果になっていました。かくいう自分もボリューム層に属していますし、ビジネス書や自己啓発本の購

          コテンラジオのリスナーアンケート

          広く浅い学びって実は重要なのでは?

           歴史や哲学などの、いわゆるリベラルアーツと呼ばれるような学問領域を学んでいると、人間とはどういった生き物なのかというものが少しずつ見えてきます。いや、見えてくるといっても僕はまだ書籍でほんの僅かな範囲をかじっているだけなので、なんとなくそんな気がするというレベルです。まぁそもそも「リベラルアーツを学んでいる」などと豪語してしまうのは、やや傲慢な気もしますが。  とにかく、長い年月を経て蓄積してきた膨大な知識体系、人類の叡智ともいうべき領域の片鱗にちょっと触れただけでも、その

          広く浅い学びって実は重要なのでは?

          何者にもなれなかった僕たちへ

           昨年からいろいろと新しいことを始めました。Podcastなどの音声コンテンツでの学習を始めたり、読書のジャンルの幅を一気に広げたり、web3について大学の講義に参加したり、毎日noteの更新をすることにチャレンジしたりといった感じです。  また内的な学びだけでなく、外的な学び、すなわち人との交流を積極的にするように心がけるようにもなりました。  昨年は資産形成に関わるコミュニティに初めて参加し、それ以降は小規模なイベントや交流会などにも参加するようにしています。今年に入っ

          何者にもなれなかった僕たちへ

          文章が下手

           自身が漠然と考えていることを上手に言語化することができないのは、自分の思考がまだまだ甘いからなのか、そもそも言語化自体が得意ではないのか、一体どっちなのかわからなくて困っています。  というのも、僕の目には、世の中には極めて言語化が得意な人と、言葉にして伝えるのがあまり得意ではない人が存在しているように見えているんです。もちろん両者は明確な基準で分かれているわけではなく、グラデーションになっているはずなんですが、それでも突出して言語化能力の高い人というのは確かに存在してい

          文章が下手

          『唯識の思想』

           先月くらいから仏教関係の書籍に手を出し始めて、般若心経の本を2冊ほど読み終わりました。今は『唯識の思想』という本を読んでいます。  仏教は言うまでもなく宗教です。しかし哲学や科学とも通じる部分もあって、まだ4分の1程度しか読めていませんが非常に面白いです。ただ仏教は、僕たちが通常認識している感覚とは少し異なる視点で世界を解釈しているため、難解な部分も当然あります。仏教は全く知らないけど本書を読んでみたいという方がもしいたら、今は仏教思想の導入に適した比較的薄い本が何冊か出

          『唯識の思想』

          web2の課題の積み残し

           毎日noteを書いていると、それらの内容がどうしても「何があった」とか「これをやった」とか、そういうことに偏りがちだなぁということを感じています。これって小学生の日記とかと同じで、「今日は〇〇をやりました。楽しかったです」みたいな、ありがちな文章を書いているってことですよね。  大人なので語彙はそこそこありますし、文体のおかげでそれっぽく体裁だけは整っていますが、本質的には子どもの作文と何ら変わらないのかも。そうやって考えると、なんだかこれを世界に発信していることが急に恥ず

          web2の課題の積み残し