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介護日記2#81コロナになった母のその後

発熱発覚から5日目。
入院してから4日目。

入院先の病棟ナースステーションへ行き担当スタッフから様子を聞く。

熱は下がり36度台、安定している
他の身体症状も特に注意すべき点はみられず、食事も3食摂取できているとの事。救急車搬送時には「う~んう~ん」と唸っていたのだがそれもなくなったらしい。
よかった。
ほっとする。

皆様ありがとうございます。
なんとか今の処大丈夫です。

コロナ対応の新薬も服薬していて、それには承諾のサインが必要だった。
その書類の署名が必要だったのでこの日伺ったのだが。

母にはコロナが陰性となるまで面会が出来ないので、また別の書類署名が必要となる、数日後に伺うと伝え病院を離れた。

自宅で過ごしていると、施設から電話。
ケアマネージャーからだった。

母の他にコロナに感染したのは、利用者様とスタッフがいて施設は閉鎖されたとの事。

利用している方の施設受け入れが出来ないと云う事は、ヘルパーや訪問看護のサポートがあったとしても家族が全面的に介護をしなくてはならないということになる。どれだけ大変だろうかと想像するだけで溜め息が出る。

同じことを10回、20回、100回繰り返し話されたら堪えられなくなるだろうし、徘徊の対処やオムツ交換、入浴介助、介護の仕事は限りがない。
いつも「おーいおーい」と大きな声を出していた方は…など考えたら気が重くなる。

母が今退院しても自宅にしか帰る所がない。早く治って欲しいがなかなか前途多難だ。いつ施設が通常業務に戻れるのか、1週間から10日後だろう。
他に感染が拡がっていない事が前提だ。

ケアマネージャーとは、必要な連絡をとり、少しずつ進みたいと思っている。

これで終わりではない。
見えない敵はもう暫く私達を困らせるだろう。あと1年?それとも5年?母はこれで2回目の感染なのだ。まだまだ3回目、4回目があるかもしれない。

家族の誰かが感染し無症状で発症しなければ日常生活を普通に送る。

しかし、抵抗力の無い疾患持ちや高齢者がそこから感染すれば、症状が出て入院しなければならなくなる。

発熱するまで何の熱か分からない。
そして発熱してもコロナ検査が陽性となるまで何の病気か全く分からないのが怖い。

でも、今日もお天気だ。
進んでいこう。


読んで下さってありがとうございます(ホトトギス)

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