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【技術】重い腰を上げてPowerAutomateの勉強をはじめたよ


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年3月27日配信の書き起こしです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書きそろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは 、

【技術】重い腰を上げてPowerAutomateの勉強をはじめたよ

というものです。

PowerAutomateって何?

水曜日はITを中心とした技術的な話をしています。

PowerAutomateって聞いたことあります?

パソコンの技術に詳しい方は少なくとも名前だけは知ってますよね?

そうじゃない人は聞いたことがないって人の方が多いかもしれません。

これはWindowsの操作を自動化するための仕組みです。

Windowsの祖先のMS-DOSにはバッチという仕組みがありました。

当時はパソコンをコマンドラインで操作していましたから、一連の操作をバッチファイルに書いておいてまとめて実行することができたのです。

できたのですっていうか、今でもできます。

WindowsにはMS-DOSの互換機能が未だに載っていますからね。

Windowsが当たり前になって30年以上経つのに互換を保っているのはすごいことですが、逆に言うとユーザーインターフェースがグラフィカルになってから、バッチのような手軽な自動化手段がなかなか実装されなかったという歴史があるのです。

やろうとすると本格的なプログラミング環境を用意する必要がありました。

ということは本格的なプログラミングを覚える必要もあったというわけで、なかなか誰でも手を出せるものではなかったんですね。

Windows11になってPowerAutomateが使えるようになりました。

画期的なのはこれがWindowsの標準機能として載ったことです。

これまでは大抵特別なプログラミング環境を導入する必要があったのです。

結構すごいでしょう?

やりはじめたきっかけはAI

僕はITの世界の人ですからすぐに使い始めそうなものです。

でもそうではありませんでした。

それはなぜかというと僕は日頃やることのほとんどをクラウドにシフトしていたからです。

パソコンの中にデータは置かないし、アプリも最低限のものしかインストールしていません。

だからWindows上での自動化の欲求がなかったんですね。

まあただ自動化そのものには興味はありましたのでチラチラと情報は見ていました。

そろそろやってみてもいいかなと思い始めたきっかけは、AIが標準機能になったことでした。

AIが導入されたらめんどくさいことは全部任せられるようになるかも!

と思いがちですが、実はそうではありません

めんどくさいことをやってもらうには、めんどくさい説明をする必要があります。

そもそもめんどくさくなる原因は、自分が適当に情報やデータを管理してきたからで、そういう適当な管理状況はちゃんとAIに説明しなければなりません。

適当な上司にいい感じにやっておいて!って言われたら、知らんがなって言いたくなりませんか。

それはAIも一緒。

知らないものは知らない。当たり前(笑)

じゃあどうしたらいいかというと、説明できるようにしておけばいいのですね。

それがめんどくさいからめんどくさい状況になっているわけですが。

めんどくさいをぐっと押さえてやってみるのがPowerAutomateを使ってみるということなのでした。

これ、人間の世界で言うとマニュアルを作ることに相当します。

ぐちゃぐちゃだったデータを分析して整理し直していつでも同じ手順で管理できるようにするのです。

その手順をPowerAutomateでコード化するとクリックするだけで自動実行できるようになるという寸法です。

Podcast制作の一部から着手

先ほど僕はパソコンの中にデータやアプリは置かないようにしていると言いましたが、いくつかの例外があります。

そのひとつがこの配信の編集環境です。

音声だけでなく動画を使う場合もあります。

動画データは大きくて現時点ではクラウドに置くことができません。

コストがかかりすぎるからですね。

そして編集用のアプリケーションも、今のところはクラウドアプリよりもパソコン上で動くものの方が使いやすいのです。

配信は毎日やっていますから手順はルーティンになっているのですが、同じ手順を繰り返していると、これ自動化できるんだろうななんて思うようになるのですね。

で、少しずつ自動化に取り組んでみようと思いました。

大した操作じゃないけど面倒だなと思っていたデータ管理の一部を、PowerAutomateで自動化してみました。

自動化のためにはデータの置き場所や命名規則を整理する必要がありました。

クラウド連携をどうするかも課題で、クラウドから情報を取る方法も調べなければなりませんでした。

ちょっとPowerAutomateで使う言語の文法に慣れるのに時間がかかりましたが、2時間ほどで最初の一歩を作ることができました。

面倒だけどプログラミングするのは楽しいと思いました。

こんなふうに一歩一歩自動化を進めていって、いずれはAIとも連携したPodcast制作のワークフローにしたいと思っています。

こんなふうに自分のやりたいことを実現していくのは本当に楽しいですね。

今回は、重い腰を上げてPowerAutomateの勉強を始めたよという話をしました。

今日はここまで。

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今後配信の中でお返事をしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。

詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。

概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。

この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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