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【雑談】間に合うかどうかを考えてしまう話3選


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年5月18日配信の書き起こしです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代のリテラシーを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは 、

【雑談】間に合うかどうかを考えてしまう話3選

というものです。

SFは日常になったけど……

土曜日は日頃考えていることを適当に話しています。

小説とか映画とかにSFというジャンルがありますよね。

SFはサイエンスフィクション、空想科学の略ですね。

僕が子供の頃はこのジャンルのコンテンツが割とたくさんありました。

もちろん今でもありますけど、あまり際立っていない感じがします。

これはSFが衰退したというより一般化したというのが正しいところかなと思います。

50年前と比べたら、現代人はかなり知識と経験が豊かになっていて、昔はワクワクするような未来の空想だったものが、いつの間にか日常生活の中に入り込んでいて、正直あまりワクワクしなくなったということではないかと思うのです。

SFのような空想の範囲が広いものではなく、現在と地続きの実現可能な近未来というものもあります。

でも、目の前に見えていて実現しそうなものでも、実際にはなかなか手が届かないというものも割とあるものです。

今回はそんなものを3つ紹介しようと思います。

なかなか手が届かないこと3つ

1.新幹線の札幌延伸

僕は道産子で、鉄道が全盛の時代に生まれました。

たまたま住んでいたところが国鉄関係者が多いところだったこともあって、割と鉄道に親しんできた方だなと思います。

家の近所に機関区とか工場がありましたしね。

で、僕は小学校の低学年の頃から新幹線が北海道に来るというのを楽しみにしていました。

一番のハードルは津軽海峡でした。

青函トンネルの工事は行われていましたが、小学生の頃はまだ先進導抗というパイロットトンネルすらも貫通する前で、工事のドキュメンタリーとか子供向けの解説本などを読んで、それを紹介する壁新聞を作って教室に掲示するような子供でした。

当時の予定では、札幌に新幹線がやってくるのは昭和60年代ということになっていたような気がします。

一番の難関の青函トンネルができたら、すぐに札幌まで延伸されるイメージだったのです。

実際、青函トンネルは昭和63年(1988年)に開通しましたので、なんとなく実現しそうな感じではあったのです。

そして、その6年前には東北新幹線が盛岡まで開通していました。

しかし、未だに札幌には新幹線は来ていません。

札幌市内の工事は本格化してはいるのですが、開業予定だった2030年も困難ということになり、数年は先になってしまうようです。

具体的にいつというのは発表されていませんが、現時点で10年後ぐらいかなと思っています。

たかが10年ではあるのですが、僕の年齢では間に合うか微妙になってきてしまいました。

すぐに手が届きそうだった新幹線は未だに手が届いていないわけですね。

まぁ、僕も新幹線ができても東京に行くときには乗らないでしょうからね。

時代が変わってしまったので仕方がないといえば仕方がないのです。

でもまあ、残念なことであるのですね。

2.自動運転車

これ、実現しそうでなかなか実現しないものなんだろうなと思っています。

もちろん高速道路などである程度のレベルの自動運転はできるようになっているのですが、さすがに一般道は厳しいのですね。

多分これ、クルマの技術の問題ではなくて、社会システムの問題だからなのでしょうね。

インフラとしての道路も再整備が必要だし、法律も整備しなければならない。

教育も必要でしょう。新しい交通ルールを広げることになるわけですからね。

これは自動車の技術というよりは鉄道の技術の方が近いかもしれません。

以前いた会社の同僚の昔話を思い出しました。

札幌に地下鉄ができた時の話です。

札幌地下鉄は、最初から自動改札でした。

だから小学生のときに学校の行事として地下鉄の乗り方実習を行ったそうです。

自動運転車が走る未来も、多分、そんな努力をする必要があるはずです。

安全性を高めるために、歩行者が車に位置を知らせるような安全装備を身に着ける必要がある、なんてこともあるかもしれません。

これは、僕にとっては来世に実現という感じです(笑)

皆さんはどんなふうに想像しますか?

3.月に人が行く

アポロ11号が月面に人を送り込んだのが1969年です。

すでに実現しているじゃん。

と思いますよね?

そうなんですが、最後に人類が月に行ったのが1972年なんです。

もう50年以上も前なんですよね。

コストとメリットを考えると仕方がないというか、あまり月に行く意味はないような気がしてしまうので本当に仕方がないのですが、なんだかもっと継続的に何かが進んでいてもいい感じがしませんか。

もちろん宇宙ステーションは実現していて、そこまではしょっちゅう行くようになっただけでも人類のものすごい成果なんですが、

アポロ計画の勢いを考えるともう少しなんとかならないのかなと思ってしまうのです。

まぁ、個人的な思いなんですけどね^^;

ただ、月への有人飛行計画はアルテミス計画として着々と進んでいます。

すでに2022年には新しい宇宙船であるアルテミス1号が月を周回して戻っています。無人飛行ではありますが。

アルテミス2号は有人で月を周回して戻ってくる予定で、今のところ2025年の打ち上げを予定しています。

その後のアルテミス3号はいよいよ有人月面着陸を計画していますが、未だに具体的な予定は立っていません。

こういう計画は延期がつきものですから、これもひょっとして間に合わないのでは?と思っています。

間に合わないって?

間に合わないって何?って思いました?

それはあなたが若い証拠です。

僕の場合はそろそろエンドラインが見えてきているので、世の中の様々な事象に対して間に合うかどうかを考えてしまうのです。

最後にちょっと寂しいような話になってしまいましたかね?

僕としてはそれほど深刻な気持ちではないということを付け加えておきますね(笑)

今回は、間に合うかどうかを考えてしまう話3選という話をしました。

今日はここまで。

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配信の中でお返事をしたいと思っています。

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この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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