振り返る

あの時はどうだったか、、色んな事を振り返ったので今日はその事について。

母に弟が生まれた時からのあれこれを聞きました。

・弟は生まれた時はへその緒が絡まってた
・1歳ぐらいの時風邪だと判断されたが後になってインフルエンザだと判明した事があった。

別にこれが原因で自閉症になったとかは思ってはいないし特に言われてもいないけどちょっとだけあの時…と思っている感じ。

父、母共に知る限りの家系の中では自閉症の人や発達障害の人は見当たらず、「自閉症」が何なのかも詳しくは知りませんでした。  
特別高齢だった訳でもなかったので特に出生前診断とかはしていません。(というか例え出生前診断をしていたとしても自閉症はここでは判明しませんしね…)

生まれてから特に身体に異常はなく見た目もいたって普通。
はいはいとかも普通にしていた。
だがしかし喃語のままだし、離乳食から成長しないわでおやおや…?と。

1歳半検診から疑いが出てきて3歳ぐらいの時に自閉症と確定したらしいです。その中で療育で色々相談しながら知っていったと。  
母子手帳の項目でも〇〇ができる。はい・いいえ
の項目でいいえが多かった…

幸い父、母、またその家系で~~だから障害になったんだ!!!とか騒ぐ人もいなかったし両親がが咎められたりする事もなく、分からないながらも向き合って今日この日まで私達を育ててきてくれました。そこは良かったなと思いますし誇りにも思います。

ちなみに弟が生まれた時から幼少期の私 
当時の感情はもう覚えていないけれど特にドラマとかである様な「あのね、大事な話があるの」と言ったような感じで弟が障害である事を告げられた訳でもなく、なんとなく一緒に遊べないな、、どうやら私が通っていた幼稚園には行かないみたいだ…と察し弟が普通の子とは違うと認識していた感じです。ただ小学校2年生の作文かなんかで弟の事について触れた記憶があるのでその頃には分かっていたかな…?

特に私もひどく弟を責めたりした発言はしていない…と思われます(多分)ただなんか手がかかってるのは分かってて子供ながらにやれやれ…って感じです。


育っていく中で色々な事を目にしました。
弟を白い目で見る人、騒いでしまって母に罵声を浴びせる人。反対に優しく声を掛けてくれる人。

特に母は常に弟の面倒を見て、共に行動しているので私が知らない所でもきっと色々苦労しているんだろうなと改めて思います。
私が寝ている早朝の時間に色んな事を話し合っている感じがしますし。

バズってしまったのがまとめサイトになって色々なコメントを見かけます。障害は遺伝だ!!!きょうだい児は子供を産むべきではない!!これ以上障害者を世に増やすな!!だとか。

見ていて悲しくなります。よくそんな事を言えるなぁと…笑 発達障害が身近ではないと思われる方の発言で支離滅裂なものがあったり、ADHDやASD、自閉症がごっちゃになってる人…

お荷物なんだから世話したくないしわざわざこんな人を配偶者に選びたくないだろwwとか。

(世話をしなきゃいけないという発想に至ってしまうのも残念だなと思いました。グループホームの事だとか世帯分離とか色々あるのに…そもそも世話をさせようなんて思っていないのに)

発達障害そのものについての知見だけでなく、制度や福祉についてももっと広まる機会があればなと思います。



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