弟のこと。

家族構成は父、母、私、弟の4人家族です。
私と弟は4つ違いになります。

弟は自閉症の最重度にあたり、手帳判定はA1
発語はなく喃語の様な感じです。体を動かす事には問題はないのですが、トイレやお風呂などは付き添いが必要。ほんとに歩ける1歳児くらいのまんま体だけが大きくなった様な、そんな感じです。
(つまり目が離せないって事ですね!)

幼少期からずっとA1判定だった…と思うのですが、その中でも弟には変化があってできる様になった事もあります。

お腹が空いた時に拍手をして意思表示してくれたり、牛乳に栄養剤を入れた物(しかも哺乳瓶)が主食だったのが気づいたらご飯やパン、様々なものが食べれる様になったなど。
特に食事面での変化は大きく、家族でファミレス行けたりする様になったのは良かったなと。

一般家庭ではこんな事当たり前かと思いますが大きな変化でした。

電車に乗せるのも一苦労で騒ぐ、泣く、癇癪を起こす、じっと座れない…家族旅行はなるべく近くでといった感じで本当はもっと色々なとこに行きたいのになぁ……とふてくれされる事も多かったです。(両親、私ともにみんな車の免許は持っていますがみんなあまり運転が得意ではないと言う事も大きいです笑🫠)

ただこういった生活も傍からみたらウワァ……大変そ……という感じだと思うのですが、私達はそれがもう日常、当たり前として生活しているのでもうそういうもんなんだと。。我慢を強いられてムキーーーともならずに諦めと受け入れるしかない状況で恐らく感覚が麻痺っています。
(まぁもちろん最悪!!やってらんないよ!!と何度は思ってきましたが)
いちいち嫌になっていては生活できないので…。

ただ弟の存在を恥ずかしい!隠したい!!と思った事は今までなかったです。
ある程度親しくなるとポロッと実は弟障害があるんだけど~とか電話中うるさくなるかも!と自然に伝えてきた様な気がします。 (といってもこのnoteや投稿で話してるドン引きされそうなエピソードはわざわざ多くの人には話してないです)
周りに恵まれてたのもあるかもしれませんが、大体反応は決まって同じで「大変だね~😭」の一言で終わり。これと言って嫌な深堀りをされる事もなく、馬鹿にされたりもなく。
他人事って事かもしれませんが。

もちろん弟は障害者なんですれど、それをどこか個性として伝えてきたのかもしれないなぁと振り返って思いました。

弟に対して個性、こだわりを持つ一人の人間としての見方もあり、暮らしてて笑っちゃう様な部分もあったのでそういった部分も追々紹介できればと思います。

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