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「勘違いされても、それはそれでよい!」

僕はロードタイプの自転車に乗っているのですが、黒い大きめのリュックサックを背負って自宅のマンション入り口のオートロックの前で鍵を出そうとしていたら、同じマンションの住人の若い男性が声を掛けてくださいました。

ただ、僕はイヤホンをつけていたので「◎$♪×△¥○&?#$ですか?」くらいしか聞き取ることができなくて、勢いで「はい!」と返事をしましたら・・

どうやら「Uber Eats」の方と思われたみたいです。

その男性はお酒も入られていたみたいで、そのままどんどんお話しくださるので、弁解するのは辞めて話を合わせて会話を終わらせたんです。

最終的には「気をつけてくださいね!」とお気遣いまでして貰っちゃいました。

さて、心理学を学ぶ以前の僕だったら勘違いされることに苛立ちいや不満を持って、必死に「違います!!」と弁解、弁明していたと思うのです。
今回のような稀なケースではないにしろ、相手に誤解されたら、すぐに「そんなつもりじゃ無くて・・・」と言うことが多々ありました。

心理学を学んでいくと、心の視点が広がってきます!

自分が思っている自分と、相手から見えている自分は、必ずしも一致はしないということを考えさせられたりもします。

コミュニケーションとは、自分が〇〇の事を話したから「相手に伝わったはず!」ではなく、相手が「あなたの言いたい事〇〇だよね!」と受け止めてもらってはじめて伝わった事になるわけです。

言うなれば「自分が伝えた」ではなく「相手に伝わって」はじめてコミュニケーションが成り立つのですよね。

例えば、相手に「あなたに傷つけられた!!」と言われてしまうような事が起きた時に、つい「そんなつもりじゃ無くて・・・」と返すことは、コミュニケーションを外してることになります。

たとえ、自分には意図がなかったとしても相手からはそのように映ったのが一つの事実なのです。
だから「そんなつもりじゃ無くて」は、「あなたは間違っていますよ!」と言っていることになりかねないのです。

だから人間関係を大事にしたいのであれば、まず受け容れることが大切です。

勘違いや誤解をされても一旦相手の話を聴くことに意識を向けた方が最終的には誤解は解けることが多いと感じます。

人はそれぞれに感じ方、受け取り方が違いますよね。

その人と人との「間」を大事にできるから「人間」なのだとも言いますね。
「間」のない人を「間抜け」と言うそうです。

自分には自分の、相手には相手のそれぞれの世界観の違いを互いに大切にしていけたら
世の中の争いはなくなるのではないでしょうね。

人生、時には自分を誤解されることも、勘違いされることもあります。

そのズレを修正していくことも必要ですが、
そのズレをそのまま受け入れていく柔軟性も時には必要ではないでしょうか。

そうだから僕はあの若者にとっては「Uber Eatsの人」でいいです。

あなたが、相手からの評価の違いを否定することより、理解する努力を大切にできますように!

今日も自分を愛してください!

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