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もう金の世潰すから、みな無償の世に生きる身魂と早うなりて下されよ。

*本記事は『大日月地神示おおひつくしんじ』(2018年・野草社)前巻本文より一部を抜粋して掲載したものです。読みやすさを優先し、文章の割愛、レイアウトの調整、独自のルビ、注釈を施していることをご了承ください。


『大日月地神示』前巻「と」の巻より


皆々、の神々となりて仕事いたし下され。
皆それぞれに神々様
お付けになられての良き時代じゃから、
皆それ相応そうおうに仕事いたし、
世の立て替え出来る時、
与えられておるのじゃぞ。


改心出来た者、次はお役目に
お仕事うれしうれしといたしなされ。
いかがなものかと申す者、
まだ改心出来ておらぬのじゃから
おのれの仕事が見えんなれど、
改心出来れば自ずと
おのれが何者であるか分かりて来て、
何すれば良いかも分かりて、
皆々様のためにうれしうれしと
生きられるのであるぞ。


それぞれみな自分で審神さにわ(*1)出来ようものなれど、
強ければいつまで経っても堂々巡りご苦労じゃから、
おのれが好んでしているのと同じことぞ。


この御魂みたまえんある者たちすべて引き寄せておるから、
うれしうれしとお役目ご苦労楽しんでおるなれど、
皆々次々とお喜び下されよ。
吉事よごと、次の世の仕事じゃ。
(神の)仕事無い者、喜び無いのと同じじゃから、
皆々吉事よごと(神の仕事)分かるようお導き頂いておるのじゃから、
守護靈殿しゅごれいどのにおうかがいなさり、
日々感謝いたされよ。
耳に、目に、心でおうかがいなされよ。(*2)
分からんのは分かろうとせんからであるのじゃぞ。
分からんから、れいも神もおらんと申すは、
り固まった状態であること知らねばならんぞ。


艮金神うしとらのこんじんとは、素盞鳴大御神すさなるのおおみかみ様の
うつり変わりでありますのじゃぞ。
皆のために罪かぶり、
となりてこの世お見守り下さっておられます、
とうと御神様おんかみさまでございますぞ。
大御心おおみこころそのままにおうつりなさり、
あらわれになられております神々様、
みな大神様の御子みこでごさいますぞ。


神とは、そなたらの御魂みたま生命いのち育んできた
天地あめつちでありますのじゃ。
すべてが大神様であり、
大神様の中に神々様おられ、
その中にそなたら靈人れいじんおるのじゃから、
改心なさったらじゅん忘れず、
そなたらの肉体大事になされよ。
肉体は、の大神様の肉体預けておるれ物。
そなたらの物ではないのじゃから、
このこと忘れてはならんから、
大事になされよ。


皆々の大神様かられ物お借りして、
学ばせて頂いておるのじゃから、
肉体とうとばねばならんのじゃぞ。
いよいよとなって来たから、
分かりやすういて聞かしておるのじゃぞ。
これでも分からん人民、
それはそれで次の世はらんから、
他の星におうつしじゃ。
御魂みたまそのうつって、
また繰り返し学ばせて、死に変わりさして、
練り上げねばならんから、神も難儀なんぎじゃぞ。
早う神靈人かみひととなりての神となりて下されよ。


例えで申さんぞ。
これそのままに申して聞かしておるから、
信じん者らんのじゃぞ。
神はそなたらの便利屋ではないのじゃから、
勘違いいたすでないぞ。
そなたらの機嫌取りが神ではないのじゃぞ。


やまい治しも同じこと。
まことの神は、みな学ばせるために生かしておるのじゃから、
皆々喜びであるのじゃから、差別も無いのじゃぞ。
金持ちにも貧乏にもさすぞ。
かたわにも五体満足にもさすぞ。
みな学ばせておるのじゃ。
生まれ変わりそれぞれみな
学ばせておるのじゃから、
神はおらん、神は差別ばかりじゃ、
神は何もしてくれんと、
そなたは神が何者か分かりておらぬ証拠、
おのれで口にしておるのじゃぞ。


神は生命いのち育む仕組しくみ、仕組しくむ存在であり、
喜び育む存在そのものじゃ。
大昔より未来まで通じて、
皆々喜ばす仕組しくみそのものを申すのじゃ。
雨も風も皆々、地震も必要であるがゆえにあらわれるのじゃから、
小さな生命いのち奪っておるのではないのじゃぞ。


皆の学びのためにある仕組しくみそのものが神じゃ。
靈人れいじん様でもこのこと分からぬお方、多いのう。
いつまでも分からねば守護靈殿しゅごれいどのにも気の毒出来るから、
はよう悟りて下されよ。


かねの世、これまで必要であったなれど、
次の世、無償むしょうの世じゃから、
もうかねかねと申しておかね信仰されて下さるなよ。
かねの神様ご苦労であったぞ。
まこと◉人かみひととするために必要であったから、
これまでは方便ほうべんにいたしておりたなれど、
もうかねの世つぶすから、
みな無償むしょうの世に生きる身魂みたまはようなりて下されよ。


これ皆、艮金神うしとらのこんじん変わりてあらわれておるのじゃから、
そなたら、みな素直にお聞き下されよ。
分からぬのは、分かろうとせぬが邪魔となって、
そなたを苦しめておる結果であるから、
素直にお聞き下さるが、喜びであるのじゃぞ。



*1=繋がった神霊が邪霊かまことの神かを判別すること。
*2=自らのお役目を守護靈団に伺い、その返答のサインを耳や目や直感を通して受け取りなさいという意味。



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