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ズートピア難しすぎんか

2020年5月31日(日)、2回目のズートピア鑑賞。Filmakersの記録によれば2018年に鑑賞している。記憶が曖昧だったため2度目の鑑賞。

ズートピア難しすぎんか

そのままの意味。メッセージが多すぎて受け取れきれていない感覚。

偏見とは

本作の大まかなテーマは「差別の克服」とか「平等な社会」とかなのかなと思っている。

ズートピアは、警察官などパワー!な仕事は肉食動物に向いている、草食動物には無理!!な価値観がスタンダードな世界。

そんな感じではじめは「肉食動物」vs「草食動物」の構図しか見えないけど、ジュディが都会に出てからはそれ以外の偏見が浮き彫りになる。

例えば、肉食動物の中にも格差みたいなものがある。キツネは肉食動物であり、肉食動物vs草食動物の枠組みの中では優位の立場だが、別の枠組みの中では「キツネは嘘つき」という偏見に晒されている。これは「キツネ」vs「その他動物」の構図。

また、「肉食動物」vs「草食動物」の構図であっても必ずしも肉食動物が優位とは限らない。ストーリー後半では「肉食動物は強い」というステレオタイプを利用して、「肉食動物はめっちゃ危険、危ないよ!」というプロパガンダが発動する。

偏見ってなんなん

偏見って、いろんな角度で存在していて、偏見の目で見られているサイドが逆に偏見の目で世界を見ているケース多々ありなのかなと思った。ズートピアに関しては「難しすぎるツツ!!」というのが現在の感想。また2年後蔵に見て見たい。そしたら今より進んだ考えが浮かぶかな。


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