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学校案内は中学受験、高校受験両方を見てみよう。

中高W受験というある意味特殊な受験となった我が家で、これは良かったと思ったことの1つ、それは

高校&中学受験其々の学校案内本が家にあって比べられること。

高校受験で第一志望が公立でも併願で中等部のある私立校を受験するなら、是非お勧めしたい。買えたら買っても良いけれど、かさばるものなので図書館で借りるなどして、一度目を特に偏差値表を見てほしい。それも面倒だったら高校受験なら中学受験其々の受験情報サイトで偏差値を検索するだけでもいい。

何故こんなにおススメするかというと・・

高校からも受け入れをしている中高一貫校で中学校の偏差値と高校の偏差値に異様なほどの差がある学校がいくつか存在するから。 

中学では10以上偏差値差がある学校が高校の偏差値一覧では仲良く(?)並んでいるという中受沼では驚愕ケース。これにはトリックというか理由があり高校では同じ学校でも特進と普通コース等いくつかコースがありそのコースによって同じ学校に偏差値10ほどの差があるから。

では偏差値低い中受のうちに入ればラッキーなのだろうか?

【中学受験の場合】
そもそも中学受験の偏差値というのは母数集団が限られるので高校受験の偏差値のおよそ20くらい上という前提はあるにしても、である

以前の投稿にも書いたけれど、公立中にはオールマイティに何でもこなす子というのが一定数存在する。うちは中受だから関係ないわと言わずに是非高校受験案内を見てほしい。中学受験のペーパーテストの偏差値と違い高校受験では内申点というものが存在する。私立校受験の場合実はまずこの内申基準に達していないと受験することすら、できない。中学受験でいう【チャレンジ校】は存在しない。そして内申点が5教科22点とか9教科39点とかそれ以上というのは、それは中学時代の成績が

ほぼ全教科オール5もしくはせいぜい1、2教科のみ4という先生受けの良いオールマイティじゃないととれない。


中受のペーパー入試で入った教科によって得意不得意のバラつきのある我が子が何でもそつなくこなす子と高校で同じクラスで授業を受けるかもしれないのだ。そういう状況になっても落ち込まず卑屈にならず、なんなら中学から入った特権?でわが物顔でリーダーシップとって大学受験まで完走できる子かどうか、一度じっくり考えてみてほしい。

・・・うちは無理(きっぱり)!

そして【高校受験の場合】

実は長女が中学受験を検討したとき本人に合ってそうと思っていた学校は高校受験もあり是非リベンジ!と思ったのだが、そこは高校からの募集人数は少ない。中等部3年ですでに高校の内容に入っているので高校から入る場合周期遅れの状態から追いつくだけの学力がある子を受け入れるからで内申が高くなる。こういう学校はえてして中学と高校の偏差値差はそれほどなくこれはやむを得ない。

しかし中学受験の偏差値はさほど高くない(偏差値30台)のに高校の内申点と偏差値はやたら高い学校がある。中学受験では偏差値が10ほど上のメジャーな大学付属校と並んでる。カラクリ?は先ほどの【特進コース】である。

こういう学校を見極める方法の1つ、それは
大学の指定校推薦枠の極端な少なさ。

改革まもなく、カリキュラム変更してから卒業生がいない、もしくは学校の方針として指定校推薦より自力でAO入試などの受験推しているからなのか。ある意味賭けというかチャレンジな学校。

目新しい校舎、インターナショナル風な雰囲気やカリキュラムも良さげに見える、けれど、

高校受験勉強をしていない内部生と偏差値10下の普通コースの子に囲まれ自力で大学受験頑張れ!という環境で同じ難度だったエスカレーター式に行けるメジャー大学の附属高校よりメリットがあるか、頑張れるかどうか、本当に向いているかどうか

ちょっと考え参考して頂けたら嬉しい。






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