好きを仕事にしなくてもいい2つの理由
「好きなことを仕事にしよう」とあちこちで聞きます。
でも、ここに大きな誤解があるような。
好きなことを仕事にでき「稼げたら」そりゃ最高です。
好きなことを仕事にしようとして、うまくいく人と行かない人何が違うのか?
好きなこと
それをしないと死にはしないけど、人生が死んだようにとってもつまらない。疲れていてもできてしまう。飽きない。純粋に楽しい。やめなよって言われてもやっちゃう。人から「それ、ほんと好きだよね」と言われる。
稼げること
自分が提供することに対して、喜んでくれて、お金を払ってくれる人がいる。
前提が全然違うんですよね。
好きを仕事にしないでもいい理由1)
すごく好きなことがあって、今、やっていて、これ、仕事にできないかな?と考えるのはいいと思う。
たとえば、すごく釣りが好きなら、その延長線上で、何ができることないかな?と考えるのはいいですよね。釣り方とか道具選びとか、よく釣れる場所とか、魚のことなど情報発信できるかもしれないし、教えることもできるかもしれない。
でもね、それがつらくなることもあるかもしれないんです。
自分はただ釣りが好きだったのに、仕事にしたばかりに不本意なことや我慢しないといけないことが出てきたりして、楽しめなくなったり。
これが理由の1つめ:好きなことを楽しめなくなることがある
好きを仕事にしないでもいい理由2)
1)に似ているんだけど、稼ぐとなるとお客様の視点で考えることが大切。
自分は100教えたいと思っても、お客様はそこまで欲していなくて、60程度いいかもしれない。
自分はこのくらいわかってよ、と思うかもしれないけど、お客様はもっと丁寧にしないとわからない。というようなことがあった時、ビジネスであれば、やはり顧客視点で考えることが必要だし、価値提供するために割り切りも必要。
あまりに思い入れが強すぎると、どうしてもその視点で見ることができなかったり、自分のこだわりで妥協できなかったりすることもある。
これが理由の2つめ:顧客視点で客観視して物事をみづらくなることもある
好きなことが見つからないなら・・・
副業に興味あるけど、自分の好きなことってなんだろう?と考えてしまうなら、
まずやりたくないことを明確にして、絶対やらないことの軸を決めてから、自分の強みや経験から、仕事にできそうなことはないかと考えて、市場をリサーチして、自分が関心が持てそうなことから、取り掛かってみるといいと思う。
シンプルに楽しみになる好きなことを見つけたいなら、仕事にできるかどうかとは切り離して考えて、心がちょっとウキウキするようなことを始めてみるのがオススメ。絶対その方が楽しいから。続くかどうかなんて考えないでやってみる。違ったなと思えば辞めればいいだけ。
私の場合、好きなことは曖昧だったけど(企業で長〜く、激しく働いているとそういう感覚なくなっちゃうんですよね)、得意なこと、やりたくないことは明確にしました。で、価値提供(喜んでもらえること)を考えて、ビジネス始めて、今こうして一人社長7年目。人生の質が高まりました。
だからね、人生変えたいと思ったら、変えられる、そう思う。
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