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内出血とプロフェッショナリズム

先日、職場の健康診断を受けました。
職員の義務ですからね、
毎年きっちり受けてます。

検査と言えば採血。
苦手な人も多いけど、あたしは全然平気です。
なぜなら、
血管が取りやすいので、
痛い思いをしたことがなかったからです。

でも残念ながら、過去形になってしまいました…
15年以上この病院で採血されてきて、
初めてこんなに内出血した。

こんなになったの初めて!一日中痛かったし

この写真の通りです。
だいたい、なんでこの真ん中の太いとこじゃなくて
わきっちょから取んのよ!
そーゆーとこよ!

ただね。
まあ。
専門家だとしても、
上手い下手はある程度しょうがない。
その辺はあたし割と理解ある方だと思います。
でも、あたしの採血した人には
ちょっと物申したい。

以下悪口に聞こえるかも。
やなら閉じてね。

そもそも。
今年の方は名札をしてませんでした。
これがひとつ目の「?」ポイント。
あたしの職場では、院内では名札着用がルール。
そこからしてアウトでした。
さらに名乗らなかった。
通常採血担当の人は自己紹介します。
「これからあなたの体に酷いことをするのはこの私です」というプロフェッショナリズムだと思ってました。
そうすることで、使命感と義務感を新たに感じて
「人の体に穴をあけることができる特権」を持った自分を意識しているのだと。

ふたつ目は態度です。
返事をしないのはダメでしょ。
検査するためにはある程度血の量が必要。
検査の項目によっても違います。
試験管の長さや太さが違うのはそのためで、
検査によってその7分めか8分めかってのがある。
らしい。
彼女はあたしの直前にその指示を受けてました。
「ちょっと少ないから気をつけて」と。
それにきちんとした返事をしてなかったんです。
わかりました。とも
きをつけます。とも言わなかった。

3つ目は、
道具の扱いが雑。
手袋の大きさも合ってない。
身のこなしも雑。

『この人下手かも』
『今年はずれかも』
って感じた直感は、残念ながら大当たりでした。

あたしね。
すっごく一生懸命やってても下手ならば
「きっとそのうち上手くなる」って大目に見ます。
あたしの職場は病院だし、
職員健康診断やワクチン接種は「練習」の要素があることを認識してるから。
でも今年の彼女はアウト。
下手以前の問題です。

あたしの腕の写真(きれくないけど)。
肘の内側の真ん中に太い血管見えるでしょ。
ここが一番痛みが少ないと言われてます。
でもたまに脇の血管を選ぶ人がいるんです。
浅いからかなぁ。

痛かったなぁー。

使命感や義務感をきっちり認識できない人は、
人の体に侵襲的な手技をする資格はないと
個人的には思うのでした。

ちなみに、
タイトルの写真は大好きなシェフが作る
鮎のコンフィ。
なんて綺麗!毎回感動です。
あらゆる努力と工夫をされてることが容易に想像できる仕事ぶりをいつも拝見しています。
本当に丁寧な味がする。
いつもする。

そーゆーことだと思うの。

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