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生きるのが楽しくなる死の質問〜読書感想文〜

今月、師匠マツダミヒロさんが新刊を出版されました。
「生きるのが楽しくなる死の質問」
今日はその読書感想文を。

死ぬこと生きることを考える環境でした

わたしは子どもの頃、
自分は家族にとって「いらない子」だと思っていたことがあります。
なんで生まれてきたんだろう、
どうして生きてるんだろう、
というようなことをよく考えていました。
そういった意味では、
「生きること」や「死ぬこと」を考えるのは
わたしの中ではいつものことです。

30代半ばから勤務していた職場は
研究室でした。
そこでは、人の尊厳と死生観を考えさせられました。

わたしのそばにはいつも
「死ぬまでをどう生きるか」
というような問いが身近にありました。

明日死ぬかもしれないと考えるときは窮屈にならない方がいい

誤解を恐れずにいうと、
わたしにとっては、死や人生について考えることはとても楽しい作業です。

死について考えるとき、そこには必ず生きることがセットされています。
そして、それは今を生きるために、とても大切な思いだと思うのです。

ですが、
明日死ぬかもしれないと思って、やり残したことを攫おうとすると、追い詰められる窮屈さを感じてしまってイマイチです。

今の環境以外の状況下の自分を
刹那に考えるには大きなエネルギーがいるし、突然明日死ぬと言われてもなかなか具体的な感覚は持ちにくいと思うから。

でも一方で、
ホントに明日死ぬかもしれない。
というところで、窮屈にならずに前向きに考えるとしたときに
わたしがしっくり来ると思うのはスティーブ・ジョブズの言葉です。

もし今日が人生最後の日だとしたら、私は今日やろうとしたことを本当にやりたいだろうか

スティーブ・ジョブズ

自分の望みを叶える自分であること

やろうとしたことをやることが、自分の本当の望みなのか、を改めて考えるのは
大切な視点だと思います。

同時に、今までやらなかったことは、ホントにやらずにいて後悔しないのか、
それも自分の望みとして大切に扱いたいことだと思います。

そんなこんなで、
わたしはまあまあめんどくさい人なんですが、
めんどくさいと思われることより、
自分の望みを叶えない自分になることの方が
わたしにとっては避けたいことです。

今目の前のことが、自分に相応しいかどうかを考えることに手を抜かない自分でありたいなと思います。

明日死ぬとしたら自分の人生をどう評価しますか?

この本の120ページあたりに書いてあるコラムの内容です。
自分で自分の人生を評価する。
それを考えたときに、
今のわたしは
「これでいいのかよく考えて」
と思ってるな、と感じました。

今のままでは、後悔に繋がりそうな気が
漠然とするのです。

2024年は、自分に丸あげられる時をたくさん過ごしたいなと思います。
丁寧に、自分の声や音を聞きながら。

本の内容にはあまり触れなかったけど、
この本を読みながら考えたことを
書き出してみました。

ぜひ手に取って
2024年が始まったこのタイミングで、
自分の答えを書き出してみたらいいんじゃないかなぁー
と思いました!!

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