家系の脚本に繋がる何気ない日常の行動

家系には脚本が流れています。

それは、家系全体で作り上げた無意識の脚本です。

私たちは、家系全体で作り上げた脚本通りの行動を取っていきます。

多くの方は、そんなはずはないと思います。

普通ならそんな脚本あるわけがないと思いますよね。

多くの方がセッションをする前は、脚本などないという感じですが、セッション後は確かに脚本通りに行動していたんだなと気づきます。

だからこの配偶者を選んだ、だからこの病気になった、だからこの人間関係を選んでいたのかと。

自分の人生がどのように展開されてきたかを理解すると同時に、それが家系の脚本からきているものと腑に落ちていきます。

脚本は確かにあるのです。

今回セッションを受けて頂いた方は、家系全体に自分の人生を生きれなかった、または何か生み出すことができなかったという無意識が流れていました。

そのため、本人も何かを生み出すことができずに、葛藤を抱えている状況でした。

そして、導きだした答えが、早起きをするということでした。

早起きは、何気ない日常の行動です。

なぜ、早起きなのか。

早起きをすると1日を有効に過ごすことができます。

つまり、1日をやりきった状態で終わりにすることができる訳です。

早起きをすることは、1日を生ききることができる。

家系全体で、自分の人生を生ききることができなかったという無意識が流れているため、1日をやりきることは家系の無意識を変える行動に繋がります。

1日を全力で生ききること。今を生きること。

これが、この方の家系のテーマでもあったのです。
(他にもテーマはありますので、ひとつの事例です)

早起きをするという何気ない行動が、家系の脚本に気づくためのアクションだったのです。

家系の脚本に気づくことは、相当難しいです。

自分で気づくことは、ほぼ不可能に近いかもしれません。

しかし、その脚本に気づかせるためのヒントは、実は日常生活に隠れているのです。

何気ないあなたの日常生活の中から、何に気づくのか。

それが、家系の脚本に気づくために入口です。