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名作トライアル#132 ゼルダの伝説 時のオカリナ

どうも、JK 相手にいやらしいことをした実習助手です。

それは冗談でして肝数値高男です。
なんだかんだで15年前の話になってしまうんですけれども、当時通っていた高校にいた、まさに実習助手が1個上の女子生徒と交際していました。北海道のバカ田舎の高校なので実習助手もチャラチャラした感じのアホ全開の奴で、かなり調子に乗っているような奴でしてねぇ・・・。で、とにかく低脳学校だったので周囲の生徒たちも実習助手と生徒が交際しているのを応援しているような空気がありました。
それにとにかく気持ち悪がっていた俺と同級生のモジョウくん。ある時2人で話している時に「じゃんけんで負けた方が、例の交際の件を校長に報告しに行くか。」という話になりました。
それは、実習助手が未成年と交際しているのは問題である!!という、正義感でやっているものではなく、「問題にしたら面白そう」「調子乗りまくっている実習助手がめちゃくちゃ怒られるのが楽しみ」というだけの理由でございます。

じゃんけんで負けたのはモジョウくん。そのまま校長室に行き例の件を密告。実習助手が解雇されたら面白いなぁって思っていたんですけれども、厳重注意で終わったようでございます。さすがに交際はやめたようですが、実習助手がやっぱりヤバい奴で、誰かが校長にチクったのがどうしても許せなかったようで、いろんな生徒たちに「俺たちの交際のことをバラしたのは誰だ!」と聞いて周り、どこかで「モジョウと肝数値高男じゃね?」という話を聞き入れたようで、モジョウくんと俺は実習助手にめちゃくちゃ嫌われ、卒業の時までずーっと無視されておりました。嬉しいなぁ〜〜俺たちも大っ嫌いだったから、あんなにも“両思い”ってのが素晴らしいものだなんて思ったことはなかったよ。

俺が学生だった時代はこんなヤバい奴が多かったですよ。今はどうかなって思ったけれども、今回のニュースのように、こんな時代になってもまだやっているバカがいるんだなって思いました。
そんな奴らに勉強教えられるのもキツイですよね。不登校になってしまう連中らの気持ちもよくわかります。アホな大人を見て気分悪くなるくらいだったら無理して学校に行かないで家にこもってレトロゲームでもやっていた方がいいのではないでしょうか。ということで、今日は「名作トライアル」のコーナーでございます。

昨日に続いて「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の話でございます。

家庭用ゲームの歴史というのはカレコレ40年以上もあるわけでございますけれども、目まぐるしいほどのコンピュータの発展と共に性能はどんどん上がりグラフィックはよりリアルに。ピコピコの打ち込み音源だった音楽は生演奏の音源が使えるようになりました。

最新のゲームなんかは実写映像と遜色のないレベルまでグラフィックが向上しております。しかし、俺みたいなひねくれた性格の人間は、実写のような映像の中に、どこかゲームっぽさというか、不自然なところを見つけてしまうのです。
旧世代のゲームにはなりますが、2017年に PlayStation4 で発売された「バイオハザード7 レジデント イービル」なんかはまるで現実世界の中を動いているかのようなリアリティがあり度肝を抜いたんですけれども、最初の方で気の狂ったおっさんが農具のようなものを持って襲いかかってくるんですけれども、狭い廊下で対面した時に、手に持っている長い農具の先っぽが壁の中にのめり込んじゃっているのが目についちゃうのです。
昔から、そういうオブジェクトが多少壁の中にめり込んでしまうってのはよくあることで、俺も今更なんとも思わないんですけれども、「ああ、PlayStation 4 でもまだそういう現象は起こるのね」と思ってしまうのでした。

そんなふうに、綺麗なグラフィックのゲームに、どこか不自然な箇所がないか見てしまう。これは決してわざわざ探しているわけではなく、自然に見つけてしまうと言うか、目についてしまうのです。
それを人生ではじめてやったのが「ゼルダの伝説 時のオカリナ」な気がします。なんてったってこのゲームは俺が人生ではじめてプレイした 3D グラフィックのゲームですから。今観たらそうでもないかも知れないですけれども、当時は現実世界と遜色ないレベルで美しいグラフィックだと思っていましたからね。だからこそ、現実世界ではありえないような、不自然なところを見つけてしまうのです。

例えばで言うと、これはゲームの仕様とかバグではなく、自分の操作そのものになるんですけれども、主人公リンクがゲーム内で人の家に何も言わずに入って行って、剣を振り回しまくって人の家の中の壺をガンガン割りまくっても、家の中の人はそれをじーっと見ているだけで何も言ってきません。
しかも壺の中にはお金(ルピー)が入っていたりするんですけれども、それもお構いなく回収です。ゲームとはいえ、なかなかカオスな光景です。
これもすべて操作している俺がそうしているだけなんですけれどね。だって仕方ないよ。この世界(ハイラル)を悪者から救うためには武器や回復アイテムが必要。それを買うのにお金が必要ですから。そんでもってゲームの中の主人公「リンク」はどうも職についてなさそうで「ハイラルを救う使命を担って」みたいなことを言っているアタマのおかしなニートですから。
そりゃ、家の中の人たちも何も言えない。何か言ったら何されるかわかりませんから。黙って笑顔でニッコリその奇行を眺めているだけ。きっとリンクが家を出ていったら静かに後片付けをするんだろうな。

悪者に支配されつつある世界を救う主人公リンク。そのリンクが一般市民の家の中で大暴れ。その部分だけ見たら完全にリンクが悪者です。でもねぇ、これが「なんか、すっげぇ悪いことをしている!」と、ゾクゾクするのです。

こんなの現実でやるとかなりマズイです。俺が知らない他人の家にピンポンも押さずに入り込んで、刃物を振り回して家財道具をぶっ壊しまくって、金目のあるものをすべて回収すると、アラ不思議、翌日の地元の新聞は俺の記事で大賑わい!ということになります。
でも、現実ではないゲームの中では好き放題やってしまうのです。現実では絶対に許されることのない行為を、ゲームの中で好き放題やってしまう、あのスリルは NINTENDO64 以前のグラフィックが2Dだった時代のゲームでは少々薄かったでしょう。

家の中の壺をすべて割り、家の外に出て5秒以内に再度家の中に入ったら先ほどすべて割った壺が全部元通りになっているという、ゲームならではの仕様も不自然でゾクゾクしたものです。「5秒もないあの時間で、誰がどこから壺を運んで来て、元の状態に復元したんだろう?」と、意味のない妄想をよくしていました。

これも、よく考えたら不自然なことですよね。一応設定上では、ゲーム内に出てくる一般人が、緑の服を着たリンクが、この世界を救う剣士だとは誰も思っていないですから。人の家の壺を割って1人くらい怒る人がいてもいいのではないかと思います。そういうこともあってか「ゼルダの伝説 時のオカリナ」以降のシリーズでは、壺を破ることで怒鳴り散らすおっさんがいたり、修理代を請求してくる展開があったりします。

あとは、個人的にはすごく好きなのが、ゲーム内に「ニワトリ」がいるんです。これはスーパーファミコン時代のシリーズ「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」にも出てきます。敵モブではなく、その辺にいる無害なニワトリなんですけれども、こいつを攻撃しまくるとめちゃくちゃ怒って四方八方からニワトリが飛んできて攻撃されてしまうという面白要素があるのですが、NINTENDO64 の「ゼルダの伝説 時のオカリナ」でも同じで、攻撃をしまくるとニワトリの大群に襲われてしまいます。

スーパーファミコン時代の「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」ではなかったニワトリにまつわる要素で、「ゼルダの伝説 時にオカリナ」では 3D ギラフィックになったので、今度は上下にも移動ができるようになったので、「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」の時にはなかったような、高いところに登ったり、逆に下に落ちたりするようにもなったんですけれども、どこかに飛び移ったり、はたまた飛び降りたりする時に、ニワトリを抱きかかえた状態でそれをすると、なんと主人公リンクがふわ〜っと空中を浮遊するのです。
とは言え、永遠に浮遊するわけではなく、緩やかに地面に向かって落ちていくんですけれども、これを使うことで足場が少し離れている場所に到達できたりするんですけれども、これがまぁ、不自然でゾクゾクするのです。

だって読者の皆さん、今すぐ郊外の養鶏場にいるニワトリを1匹捕まえて、それを両手で持ち上げて高いところから飛び降りて、ニワトリがバタバタやっている力で浮遊できると思います?できるわけないですよね。
そんなはずないのに、当時としてはリアルな描写の「ゼルダの伝説 時のオカリナ」でやられちゃうと、背景や人物はリアルなんだけれども、この浮遊している様があまりにも不自然で笑えちゃいます。

でも、この「ニワトリを使っての浮遊」は「ゼルダの伝説 時のオカリナ」もしくはそれ以降のシリーズではかなり大事な要素にもなったりします。
例えば若い世代で最近の「ゼルダ」はやっているけれども、「時のオカリナ」はまだ未プレイだって方が、おそらく結構いるのではないでしょうか。今だったら「Nintendo Switch Online+追加パック」に加入すれば Nintendo Switch でプレイできますから。この「ニワトリ浮遊」を体験するだけでもプレイする価値は十分にあると思いますよ。興味がある方、是非ともプレイしてみてはいかがでしょうか。


・ゼルダの伝説 時のオカリナ(NINTENDO64 版 公式HP)

・ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D (3DS版 公式HP)

・ゼルダの伝説 時のオカリナ(WiiU バーチャルコンソール版)

・今回は「Nintendo Switch Online + 追加パック」版で遊ばせてもらっております!

というところまで書いて文字数が4330文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう!!! ・・・俺が逮捕されていなければ。

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