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うつらうつらとただ書き連ねる

 書き連ねた文章の大半はシュレッダー入らずのゴミでしかないが、かといって書くのをやめられぬ所業は如何ともしがたい。こうして今日考えた事を書こうとしても頭が回らず、司馬遷、いや芝居、いや司馬懿のように365度頭を回転させるなど到底できない。今はただうつらうつらと山にもならないゴミを書き連ねているが、やはりそれはどんなに書いてもゴミでしかなく、書いたことさえ忘れてしまうほどのものでしかない。頭で考えてどれだけ素晴らしいと思ったことでも実際にそれを深くイメージし、あるいはそれを実体化しようと考えた時、あれだけ素晴らしく思えた想像が急に見窄らしく思えてくる。人は金などの実際に価値のあるものや、ブランドものなどの名前に価値のあるものをステータスのように扱う。芸術とは本来そのようなものに逆らうものだが、しかしその芸術自体も金を生みブランドとなる。うつらうつらと頭が眠りに入ってくると言葉の制御が効かなくなり、ただこんな意味不明な事を書く。自分に必要なのは心地よい睡眠なのだろう。だからみなさんおやすみなさい。

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