全裸の王子様 epilogue
エピローグ&あとがき
少しずつ冷たくなっていく大好きな人の体に触れ、祐希は涙を流す。
祐希:〇〇様……どうして……どうして……私を……
消えるはずだった自身の命は、次に繋ぐはずだった生命を糧に、新たな力を得て、蘇った。
祐希:私は……あなたがいなくては……
全てを諦め、絶望もした。力を理解し、希望も抱いた。
しかし、その全てが無駄だと気がついた。
そして与田祐希は知る。
全ての未来と過去が交錯する"特異点"を。
祐希:行かなきゃ……〇〇様の元へ……
そしてまた、与田祐希は、歩き出した。
祐希:〇〇様……私は……何百年でも……待っています…
*
月下:はぁ……はぁ……はぁ……
月下:ようやく……俺の願いが叶うっ……
月下:ようやく来るぞ……"魔術"が"正義"となる時代が…すぐそこまで!!
…to be continued
*
みなさま、お久しぶりです。なっとです。
この度、『全裸の王子様』が終了いたしましたっ!
まずはここまでご愛読本当にありがとうございました!
私、なっとにしては本っ当に!珍しい、最終回を迎える事が出来た数少ない作品の一つとなりました。
様々な設定や伏線、キャラの感情や物語のスピード感など、作成当初の方からかなり計画して制作に取りかかれた作品でした。
初めての試みでしたが、かなり楽しく、本当に自分としては勉強になった作品でした。
でも、みなさんかなり気になる点があると思います。
美月や美波さんのその後は?!てか普通に〇〇と祐希の最後のどゆこと?てか最終話だけ展開雑くない?てか話のオチ無茶苦茶じゃない?エンドロールなにあれ?
と言った不満などの声も多数あると思います。
正直私もそう思いました。
「ちょっと最終回雑いな」「後半に進むにつれてなんか展開が急すぎるな」など様々な不満な点が溢れるに至ったのですが「こうするほかなかった」としか私からは弁明出来ません。
その点に関しましては、本当にごめんなさい!!
クオリティを下げないために週間で投稿をする!と言う私自身の驕りでした。
週間連載を甘く見て申し訳ございませんでした!!
…
…
…
そして、ここからは少し重大なお話です。
はい。実は、この作品は"三部作"です。
……とまぁ、こんな風に、二作目と三作目に話を持ち込むためにあんな曖昧で分かりにくい終わり方を迎えたと言うわけです。
しかし、後半に行くにつれ、少しずつ内容や文章が拙くなっているのは確実に自分の実力不足です。
30話のクオリティが低い事を「狙ってやってます」などと驕る気はありません。
ですので、二作目と三作目は、ゆっくりと丁寧に時間をかけてして行きたいと思います!
はい。また話は逸れましたが、ここからは続編にあたる作品について少し話していこうと思います。
この作品はある意味で実験的な作品でした。
一作目は「設定と世界観」を重視した作品でした。
異能系作品は初めての試みである、と言う事で、今作で様々な作品から影響を受け、こんな形にしてみよう。いきなりこんな感じにしてみよう!などと言うアドリブに頼った作品作りになりました。
蒼乃薔薇に屋敷を襲われると言う展開はすでにありましたが、蒼乃薔薇の使う美月の父である山下総隊長をベースに用いたと言われる"遺骸器"。
これが美月の父をベースにしよう!と言う展開も実は直前に考えついたのです。
このように、突然思い浮かんではこうしてみよう!と言う展開は多々あり、伏線もクソもねぇな…となっておりました。
と言う風に、こんな感じで物語や展開は、意外と適当な感じでおりなしていた訳です。
ですので、二作目に関しましても、何か一つ大事にするテーマをもとに作り上げたいと考えております。
ですのでみなさん、第二部、いつ頃から更新するかは未だ未定ですが、楽しみにしていてください!
改めまして、『全裸の王子様』を応援ありがとうございました!またどこかでお会いしましょう!
では、また!
…Thank you.
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