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電動デビューと可愛い後輩たち(中2~3)

中学生になってからしばらく経って運動機能の低下を実感するようになる。
グラウンドでの運動会で車椅子徒競走させられるのなんかほんともう苦痛でしかなかった。
という訳で、中2で簡易式の電動車椅子(手動車椅子にユニットを取り付ける感じ)を作ることに。
やっと自由を手に入れた僕はもう、楽しくなった。
初めて走行した時の感動は言うまでもなくって感じで、ハシャぎすぎてバッテリー切れを起こす(大体みんなやるやつ)

行動範囲が広がって、自分の意思で行きたい場所に行けて自由に人と話しに行けるようになって、かなりストレスが解消された。
体育が面白く(大して運動してたとは言えないが)なったり、前の自分のように動けずにいる子を坂道でブルドーザーしてあげたりやれることが格段に増える。
なんとなーくこちらの様子を伺っていた1つ下の歩ける後輩とも話せる機会が増えて徐々に打ち解ける。
そのさらに1つ下の動ける連中がとにかくバカで楽しくて、フィジカルの部分を彼らにサポートしてもらってメンタルの部分は自分が面倒を見る感じの良い相互関係となる。
兄の影響なのか1人ビックリするほど音楽の趣味が合うヤツがいて、あのバンドがカッケェあのラッパーがヤバいと語り合ったのが良き思い出。

中学部では毎年の文化祭で学部全体で創作劇をやる流れがあった(2~3年の時の担任がそういうのにアツい人でまあ色々あった)
内容については恥ずかしいので割愛するが、3年の時のそれには普段から先輩後輩関係なく仲良かった空気が反映された強い一体感があった。
ここでのサプライズが小5~6の時の担任の計らいで、当時の仲間らを文化祭に連れて来てくれたこと。
劇や展示作品を見られるのは照れ臭かったが、誰も面倒と言わずに来てくれたことがとにかく嬉しかった。
アイツらの接する態度は何も変わっていなかったし、きっと小学生の頃より自信を持った表情の自分に良いねと言ってくれたのだと思う。

充実の文化祭を終えて、卒業式までの時間を惜しむように楽しく過ごした。
相変わらずツレも含めて後輩たちとふざけて一緒に笑い合って、時々アイツらのせいで自分が怒られることもしばしばだった。
何でもがむしゃらにやるけど、ふざけるとこはちゃんとふざけるという今も変わらない基本的姿勢がこの頃に形成されたように思う。

後輩との話ばかり書いてしまったが、他に中学生の時に頑張ったのはワープロ検定。
情報処理的な時間と家で練習しまくって一抜けで極めて、周りにも追い付け追い越せのちょっとしたバチバチ感があった記憶(でも実際マジで速かった)
そして丸くてパンパンな自分にコンプレックスを抱いていたので、減量を決意する。
とにかく食べる量を抑えて一年で10㎏ほど落ちたのだが、今になって思うと単純に病気の影響で食が細くなり出す時期だったのかもしれない。
当時は年頃だったので、髪型や服装を気にするのと同じように痩せた事実にただ満足していた。

そして一応の受験を経て、色んな意味で無駄な自信を携えて高等部へ進む。


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