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26歳1人旅日記〜長崎編①〜


長崎に1人で旅行に行ってきたので、忘れないうちにちまちま書いていこうと思う。

一月某日。
何気なく飛行機の予約サイトを見ていて、何気なく前から行きたいな〜と思っていた長崎行きの飛行機を見た。
なんと片道5000円。
「これは行けって言うことなのでは?」と都合のいいように解釈して、すぐに飛行機を予約して、有休も申請して、
そしてついに長崎旅行の日が来た。

余談だが私はある程度計画立てて旅行するタイプで、この旅もきっちり3日分予定を立てていった。
毎度予定通りには行かないのだが、でもそれが1人旅の醍醐味だとも思っている。
もしかしたら、"予定通り行かなかった"という事実を味わいたいから計画を立てているのかもしれないと思えてきた。本末転倒である。


さて、一日目。飛行機は午後の便だったので、飛行機とバスを乗り継いで長崎駅に着いた時には、もうすっかり日が傾き始めていた。

私は駅を見るのも好きで(何となくその土地の雰囲気がわかる気がするから)、今回長崎駅もどんな感じだろうと楽しみにしていたのだが、
想像を遥かに超えてオシャレでテンションが上がった。(改装したてだったようだ)
駅ビルの中を散策したかったが、目的のリミットがあったので名残り惜しくその場を離れた。

一日目の目玉は、長崎が一望できる、かの有名な稲佐山展望台にした。
夜景が有名だが、私はどうしても夕暮れと夜景の両方を拝みたくて、なんとか日の入りまでに間に合うように展望台に向かわないといけないというリミットがあったのだ。

稲佐山展望台に向かうには車以外ならスロープカーとロープウェイがあるようで、上りは前者、下りは後者を利用することにした。(スロープカーの方がお値段が安い)

スロープカーで登るといっても、乗り場は結構高いところにあって、バスでかなり長いこと坂を登った。
バスに乗ってるだけでもなんも楽しいこと!
きつい坂道をバスで登りながら、対岸には坂に連なる家々がみえて、まるでジブリの耳をすませばの街の景色のようだった。展望台に行く前からテンションが上がりっぱなしである。

バスの後はスロープカーで展望台へ。
(実はスロープカーで登っている間に日は暮れてしまったのだが、乗りながら綺麗な夕焼けが見れたのでヨシとした)

スロープカーの乗り場


10分ほどスロープカーに揺られ、ついに世界三大夜景を拝む時がきた。

展望台に向かって歩いてる途中でも、四方八方綺麗な景色でソワソワしてしたが、展望台に着くと今度は思考が停止した。

え、めちゃくちゃきれい、、、、、

はっと我に帰って夢中でスマホで数枚写真を撮って、しかしすぐにこの美しさはこのスマホじゃ写しきれんと悟って、そのあとは写真はそこそこにただひたすらに夜景を眺めていた。
3月といえども山の上は寒くて凍えたが、そんなことは気にならないくらい、目の前の景色に夢中だった。
「長崎の人はこんなすぐ近くにこんな綺麗な夜景が見れるところがあっていいなぁ」と羨ましい気持ちが止まらない。
長崎について3時間にして、長崎が大好きになった、そんな夜であった。

ハート型の鶴と長崎の夜景




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