【セブ島留学①】1ヶ月、社会人留学します(エージェントなし)
というわけでタイトル通り、セブ島に1ヶ月、社会人留学することに決めました。
留学を決めたのは、第一にリフレッシュ、第二に語学力を身につけるためです。
先日のnoteでも書いたとおり、燃え尽き症候群になってしまった私は、再びポジティブに活動するための着火剤を求めていました。
そんななか研究面では、そろそろ海外の学会・学会誌にチャレンジする段階が来ていました。しかし、そこでネックになっていたのが語学力でした。
旅行であれば単語を繋ぎ合わせる程度でも何とかなりますが、学会となるとそうはいきません。たとえ文法が完璧でなくとも、押し負けない程度には発言できるパワーが欲しいと思っていました。
当初は英会話教室やオンライン英会話も検討しましたが、レッスンの時間は限られているわけで、時間外によっぽど自習しなければ語学力を身につけることは難しそうです。しかし、もともと語学が好きではない私が、どのくらい自発的な努力をできるかは怪しいぞと。
加えて、友人たちからも「(元気を出すために)なんかずっと晴れてる国とか行ってみてほしい」と応援されたこともあり、留学を決めました。
↓友達から「こういう写真送ってよ」とリクエストされた、海外で最高になっているフワちゃんのポスト
人気国も費用相場も分からず、まずは情報収集
そうと決まれば情報収集です。留学に行くことだけは決めてみたものの、料金相場も分からなければ、どこの国が適しているのかもイメージが持てません。
試しにネットで検索してみたものの、情報として多いのはワーキングホリデー(ワーホリ)留学。ワーホリビザは18歳〜30歳までのことが多いので、現在32歳の私は対象外であり、ネットの情報だけではもろもろ判断ができませんでした。
そこでとりあえず、有名な留学エージェント数社に無料カウンセリングを依頼することに。最終的にカウンセリングを受けたのは以下の2社でした。
StudyIn
ISS留学ライフ
StudyInはTikTok等で有名な留学エージェントで、以前から名前だけは知っていました。渡航前の無料英会話サービスやランゲージパートナー(日本語を学ぶ留学生と、英語を学ぶ留学生をマッチングするサービス)を提供するほか、日本人スタッフが3名体制でサポートしてくれるなど手厚い印象です。
カウンセリング日程のすり合わせも非常にスムーズで、LINEを通じて資料を送ってくれ、良い意味で若者向けのサービスだと感じました。
対するISS留学ライフは、学習塾等を運営するZ会グループのエージェントで、幅広い国への留学を取り扱っている印象でした。
ちょうど企業の合同説明会のような、大規模な留学イベントも定期的に行なっているようで、さすがは大手企業が母体だなという感じ。オフィスが新宿にあったため、カウンセリングは対面で受けました。
この2社はいずれもサポートが手厚く、お任せしておけば安心・安全に留学ができそうだという印象を持ちました。
ただ、その分費用は高額になりがちなようで、「セブ島・1ヶ月だとコミコミ70〜80万円」との見積もりについついひるんでしまいました。いただいた情報をもとに、もう少し自分で調べてみることにしました。
人気国はフィリピン・オーストラリア・カナダ・マルタ
説明をすっ飛ばしましたが、2社のカウンセラーさんいわく、語学留学の人気国はフィリピン・オーストラリア・カナダ・マルタだそうです。それぞれの特徴はこんな感じなのだとか。(カウンセラーさんの受け売りであり、あくまでも大雑把な特徴です)
フィリピン
日本との時差が少ない(1時間)
物価、授業料が安い
1日に7〜9時間学ぶスタイルが主流
マンツーマンレッスンが多い
学校に併設された寮で生活
外泊NGの「スパルタ校」なら強制的に勉強できる
日本人率が非常に高い
オーストラリア・カナダ
気候が良く過ごしやすい
授業は1日に3〜4時間、余暇の時間が長め
ホームステイかシェアハウスで生活
マルタ
授業は1日に3〜4時間、余暇の時間が長め
地中海の国でバケーション気分が最高
日本人が少なめ
それぞれの授業料目安を提示されてみると、オーストラリア・カナダ・マルタはフィリピンより10万円ほど高い印象。なおかつ授業時間も短いとなると、あくまでも語学学習に限れば、あまりコスパは良くなさそうです。
加えてこれらの国は、遠いぶん航空券も高い。フィリピンが5万円〜10万円くらいだとすると、20万円〜かかってしまうのも気になりました。
(もちろん、LCCを選ぶ・閑散期に渡航するなどやりようはあると思いますが、長時間フライトをLCCで乗り切れる自信はありませんでした)
一方でフィリピンは、(おそらく人件費の安さに由来するのでしょうが)マンツーマン授業が多く、かなりコスパが良さそうです。ただし日本人率はかなり高いようで、「日本人とばかりつるんでしまい、遊び半分で終わってしまった」のような失敗談も目にしました。
人気国以外にも、南アフリカ(ケープタウン)やドバイなど、気になる国はあったのですが……いかんせん海外旅行の経験すら乏しいですし、仕事を続けながら学ぶとなると、時差の問題が気になります。もろもろ考えた結果、やはりフィリピンで学ぶのが良さそうだと判断しました。
(唯一の海外旅行経験についてはこちらのマガジンにまとめています)
複数サイトを比較し、語学学校をピックアップ
学ぶ国を決めたら、次は学校探しです。
カウンセリングを受けた2社からは、いずれも素晴らしい学校を提案してもらいました。
ただ、なんというか、自分には過ぎたサービスだなと感じました。敷地内にプールがあり、食事はビュッフェで、時間外のアクティビティも豊富で……みたいな。
こちとら毎日BASE BREAD生活、フランスでは1€のパンばかり貪って生きていた身です。費用も抑えたいですし、もう少し手頃な学校はないものかと調べてみることにしました。
行き先はフィリピンに決めたので、「フィリピン 留学エージェント」で検索。各エージェントを比較すると、だいたいどこも同じ学校を扱っていることがわかりました。
その中から2校に目星をつけ、口コミを検索するために学校名で検索。すると、普通に日本語のサイトが出てきました。
ざっくり見た感じだと、それぞれの特徴はこんな感じ。
e-room
地方都市・バコロドに位置。各種の費用が抑えめ
アットホームな雰囲気
先生が急にマンゴーを販売し始める(最高)
ドミトリー内はネット接続なし、共同エリアのみ
3D Academy
セブの中心地にあるショッピングモール内に位置
良い意味でビジネスライクな雰囲気?
全館Wi-Fi完備、インターネット速度も良い(らしい)
このうち、精神的に惹かれたのはe-roomのほうでした。地方都市でのんびりと学ぶほうがリフレッシュになりそうだというのと、ブログを見ていても、本当にアットホームな雰囲気なのが伝わってきたからです。
(先生が急にマンゴーを販売し始めたというブログ)
ただ、仕事を続けるとなると、インターネット環境が貧弱なのは心配なところでした。お仕事があるおかげで留学費用も捻出できるわけですから、取引先に迷惑がかかるような行動は避けたいものです。
SIMカードをプリペイドで買ってテザリングをすればそこそこの通信は確保される……とも聞きましたが、実際のところは分かりません。とにかくも学校と話してみて判断、というところでした。
一方で3D Academyは、これぞ社会人向けという感じで、仕事を続けるのに不足するところはなさそうです。ただその分、日本人率が高いようで、Google Mapの口コミでもそのあたりを嘆く書き込みが目立ちました。しかし、現実的に考えればこちらの学校のほうが良いのかなと。
迷いながらも、3D Academyを第一候補、e-roomを第二候補としました。
上記の2校はいずれも公式LINEがあり、日本語での問い合わせも受け付けています。
これならエージェントを経由する必要もないんじゃないの?と、勢いで問い合わせてみました。
数時間後、3D Academyからさっそく返信が来ました。
どうやら7月〜9月は高校生や大学生の留学希望者が多く、空室は残りわずかだそう。ただ、6/2〜であれば1室だけ空きがあるとのことでした。
詳細な見積もりも添えられており、これなら予算内です。
2〜3時間ほど悩みましたが、こういうのはタイミングと縁。後悔しない投資にするぞと決意し、正式に申し込みました。留学を決めてからだいたい数日で、ここまで進めることができました。
次の記事では、
正式な申し込み〜入学許可証発行、留学ガイドを入手
航空券の手配
予防接種
TOEFLへの申し込み
などについてまとめる予定です。気になる方はぜひマガジンにご登録いただければ幸いです。
とっても嬉しいです。サン宝石で豪遊します。