見出し画像

福井で体の衰えに震える

今日もお仕事デー。朝ごはんに一昨日富山で買った、燻したますの寿司を食べる。間にはしそも挟まっていてかなりおいしい。うれしくなって家族LINEに写真を送ったら「まずいすし、かと思った」「まずいぶすすし」など、ぼろくそな返信が来た。ひどい。

ますのいぶしすし

昼ごはんを調達に行きがてら近隣を散歩する。山、川、田んぼに古い家。散歩が楽しい道。

田んぼには鳥がたくさん。この辺に今年の冬、シベリアのあたりから絶滅が心配されているソデグロヅルが迷い込んできたらしく、田んぼのあたりにいると聞いたので目を凝らすものの、あまりにも目が悪い。あとで写真をアップにして見たけど、違う鳥であった。

スーパーで見かけたあべかわもちがあまりにおいしそうだったのでランチはもち。ペロリとたいらげ、お腹が重たくなった。

夜は共有スペースでヨガ教室があると聞き、参加する。東京の都心で働く女性は必ず一度はヨガに通うものだが、ご多聞にもれずわたしも20代の頃はヨガに行っていた。きちんとやるのはおそらく10年ぶり。

3歳の頃に体の柔軟性が60代と言われた筋金入りの体の固さではあるが、それにしても体が曲がらない。バランスや筋力を問われるポーズは一応できたものの、20代の頃スムーズに動いていたはずの関節は痛んだりつっかかったりする。

衰えを突きつけられ、危機感に震える1時間のヨガ。最前列へどうぞ!の誘いを断固拒否して本当によかった。

たくさん歩いてるのにナ……

富山で買ったすすたけと、福井の厚揚げを焼き、ホタルイカとほうれん草、昨日茹でた大根の鞘に酢味噌をかけて食べる。全て好物。

家守さんは地元産の日本酒をくださり、へしこまで焼いてくださった。おちょこは鯖江仕様、梵の英語の商品名は「Born」。福井の子どもはへしこでご飯を食べるらしい。

今日から来た宿泊者は同い年。先ほどのヨガで抱いた危機感について共感し合い、「福井名物のソースカツ丼を食べたら胃が重い」「揚げ物の時の米は半分でいいから、代わりに大根おろしとキャベツを山盛りにしてほしい」「旅先で外食やら惣菜やらが続くのはきつい、茹でただけの野菜とか食べたい」など、あるあるで盛り上がる。

へしこ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?