ビジネス英語コーチ Natsumi

「憧れのグローバル企業へ転職したいけれど英語面接が不安」「転職後もビジネス英語で仕事が…

ビジネス英語コーチ Natsumi

「憧れのグローバル企業へ転職したいけれど英語面接が不安」「転職後もビジネス英語で仕事ができるのか不安」「ビジネス英語力を磨きたい」といった方に、異文化を前提としたビジネス英語&効果的コミュニケーションと共に、グローバル企業でのキャリア構築方法を人事視点からお伝えしています。

記事一覧

「私の英語通じます?」は、”Do you understand?“ ではない

英語で話している時、自分の英語が通じているか不安でつい相手にDo you understand? と聞いてしまっていませんか。 実はこの表現、取り扱い注意です。 Do you understand?…

手書きメモから離れられないが、あながち悪いことではないみたい

メモは手書きで取る派ですか、それともPCやスマートフォンなどのデジタルデバイスで取る派ですか。 私自身は手書きとデジタルを併用しています。 社会人になってからずっ…

ビジネス英語は難しいからまずは日常会話から、は本当にベストな選択・・・?

現時点で英語があまり話せないけれど、 - 仕事上英語が必要になった - 仕事の範囲を広げたい - グローバル企業に応募したい - 昇進や給料UPを狙いたい など、ビジネスパー…

英語が得意でない人も、この2ステップだけで機械翻訳後の英文の質が格段に上がる!

英語でのメールのやりとりは、多くのビジネスパーソンが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。 英語メールに慣れている人もそうでない人も機械翻訳を使ったこと…

いよいよ飛ぶ時に「本気」を出す飛行機にゾクゾクする

およそ4ヵ月振りに国内出張で飛行機に乗りました。 飛行機は乗るまでに細々と手続きがあり少々面倒ですが、いざ乗るといつも心が動かされます。 いよいよ離陸という時の…

英語リスニングの落とし穴: ローマ字読み

昨日、「TOEIC600点以上あるのにリアルな英語が聞き取れない方へ」と題し、ビジネス英語トレーナーのそのはたちえこさんと対談しました。 その中で触れたことの一つに、『…

菜の花の香りに、小学生の頃のワクワクを思い出す

社会人となった皆さん、おめでとうございます! 中途でご入社の方も、おめでとうございます! 今日は新しいスーツを着た方と多くすれ違いました。 コートも軽いものを着て…

マッサージや整体の後は、いつもより自分を大事に扱えるようになる

先日久しぶりに整体に行きました。 引っ越しして1年、近くに気になる整骨院があったものの、なかなか行ってみる勇気が出ずにいましたが、ついに勇気を出しました。 座って…

英語読み書き出来るのに、リアルな英語が聞き取れない・・・?

これまで私がオトナの英語学習をサポートしてきた経験の中で、「英語の読み書きはできるので仕事でも英文を扱うけれど、会話になった途端に英語ができない人になってしまう…

知っている英単語が聞き取れない、最大の原因

自分の中学、高校時代の英語の授業を思い出してみると、英語をきちんと英語らしく発音することが妙に恥ずかしいこと、という空気がありました。 より英語っぽい発音をする…

沢山の人がCCされたビジネスメール、海外メンバーには怖いそうです

日本では、よくCC(email のカーボンコピー)に大量のメンバーを入れてビジネスメールのやりとりを行うことがあります。 CCに入っている人は特段そのメールに返信する…

月曜は英語が下手で、金曜は調子が良い

私は、日本人の英語力ポテンシャルはとても高いと思っています。 日本での英語教育については色々な見方があり、もちろん現状でもまだまだ改善の余地があるとは思いますが…

職場でYou need to… を繰り返し、その場がピリついた話

先日、海外メンバーとのミーティングに参加していたとき、日本人の同僚が発した言葉にピリついた空気が流れた瞬間を目撃しました。 その日本人同僚は、ある社内情報の取り…

仕事の愚痴を控えたら、身軽になった話

不満が何一つない職場は、そうそう無いと思います。 自分自身もこれまで働いてきて、ここは何一つ不満に思うことはない、パーフェクト!というところはありませんでした。 …

同僚を「欧米人」と一括りにしても大丈夫?

欧米人、という言葉からどんな人を想像しますか。 どんな文化の人たちでしょうか。 日本にいる私たちは、つい欧米という言葉でアメリカと欧州を一括りにしてしまうのですが…

成果アピールは自慢みたいで苦手?

4月始まりの年度で仕事をしている企業にとっては、そろそろ年次評価の時期ですね。 グローバル企業の年次評価について、「自分の成果をアピールしないといけないわけでし…

「私の英語通じます?」は、”Do you understand?“ ではない

「私の英語通じます?」は、”Do you understand?“ ではない

英語で話している時、自分の英語が通じているか不安でつい相手にDo you understand? と聞いてしまっていませんか。
実はこの表現、取り扱い注意です。

Do you understand? は日本での英語教育の中で当然のようによく出てくる表現です。
先生が生徒に向かって使うこともあります。
understand は不規則変化動詞なので、過去形をちゃんとunderstood にできるかと

もっとみる
手書きメモから離れられないが、あながち悪いことではないみたい

手書きメモから離れられないが、あながち悪いことではないみたい

メモは手書きで取る派ですか、それともPCやスマートフォンなどのデジタルデバイスで取る派ですか。

私自身は手書きとデジタルを併用しています。

社会人になってからずっと、仕事には自分のノートを必ず持っていきます。
ここ10年くらいは、無印良品のA5サイズのノート(100枚なので1冊がある程度長く使えます!)に赤いお気に入りのカバーをかけ、名前を刻印したお気に入りのボールペンとセットで持ち歩きます。

もっとみる
ビジネス英語は難しいからまずは日常会話から、は本当にベストな選択・・・?

ビジネス英語は難しいからまずは日常会話から、は本当にベストな選択・・・?

現時点で英語があまり話せないけれど、
- 仕事上英語が必要になった
- 仕事の範囲を広げたい
- グローバル企業に応募したい
- 昇進や給料UPを狙いたい

など、ビジネスパーソンが英語を身に付けたい理由は様々です。

そんな時によく聞くのが、「いきなりビジネス英語は難しいから、自分はまずは日常会話からやります」という声。

でも、ビジネス英語コーチの立場からすると、「まずは日常会話から」はおすす

もっとみる
英語が得意でない人も、この2ステップだけで機械翻訳後の英文の質が格段に上がる!

英語が得意でない人も、この2ステップだけで機械翻訳後の英文の質が格段に上がる!

英語でのメールのやりとりは、多くのビジネスパーソンが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
英語メールに慣れている人もそうでない人も機械翻訳を使ったことがあると思いますが、もし、機械翻訳された英文をそのまま使っているとしたら、ちょっと待ってください。
最近の機械翻訳の精度は大変高く、私自身も様々なビジネス文書を一気に翻訳するなど便利に使っていますが、そのまま使うのではなく、必ず自分の目で確

もっとみる
いよいよ飛ぶ時に「本気」を出す飛行機にゾクゾクする

いよいよ飛ぶ時に「本気」を出す飛行機にゾクゾクする

およそ4ヵ月振りに国内出張で飛行機に乗りました。
飛行機は乗るまでに細々と手続きがあり少々面倒ですが、いざ乗るといつも心が動かされます。

いよいよ離陸という時の、飛行機の本気感

多くの人のプロフェッショナルな働きの結果として、飛行機の搭乗から目的地到着まで非常に快適に過ごすことができますが、中でも私がいつも惹きつけられるのが、離陸のための助走に入る直前です。

滑走路にたどり着くまでは他の機体

もっとみる
英語リスニングの落とし穴: ローマ字読み

英語リスニングの落とし穴: ローマ字読み

昨日、「TOEIC600点以上あるのにリアルな英語が聞き取れない方へ」と題し、ビジネス英語トレーナーのそのはたちえこさんと対談しました。

その中で触れたことの一つに、『ローマ字の功罪』があります。

ローマ字は素晴らしいもので、漢字、平仮名、片仮名が読めない方にオトを伝えることができます。
私たちの名前もローマ字にすることで、外国人にも読める表記になります。

こんなところに落とし穴

ローマ字

もっとみる
菜の花の香りに、小学生の頃のワクワクを思い出す

菜の花の香りに、小学生の頃のワクワクを思い出す

社会人となった皆さん、おめでとうございます!
中途でご入社の方も、おめでとうございます!
今日は新しいスーツを着た方と多くすれ違いました。
コートも軽いものを着ている方が多く、いよいよ春という感じがします。
東京では今年は桜の開花が遅れましたが、新しいスタートのお祝いのタイミングで咲いてくれるのも良いものですね。

春の匂いは菜の花の匂い、ワクワクの匂い

東京の端っこで生まれ育ちましたが、特に子

もっとみる
マッサージや整体の後は、いつもより自分を大事に扱えるようになる

マッサージや整体の後は、いつもより自分を大事に扱えるようになる

先日久しぶりに整体に行きました。
引っ越しして1年、近くに気になる整骨院があったものの、なかなか行ってみる勇気が出ずにいましたが、ついに勇気を出しました。
座って仕事をすることが多いので、肩や腰・股関節が気になっています。

言わずもがな、ストレッチ、普段からやった方がいいに決まっています。

そんなことは分かっているのですが、仕事や家事などの沢山の「やること」の中で自分の身体のストレッチはどうも

もっとみる
英語読み書き出来るのに、リアルな英語が聞き取れない・・・?

英語読み書き出来るのに、リアルな英語が聞き取れない・・・?

これまで私がオトナの英語学習をサポートしてきた経験の中で、「英語の読み書きはできるので仕事でも英文を扱うけれど、会話になった途端に英語ができない人になってしまう・・・」というお悩みは大変多いです。

ビジネスでとても高度な英語を駆使して英語の文書を作成している方も、
日々英文メールのやりとりをしている方も、
TOEIC600点以上お持ちの方も、
英語での会議など、口頭での英語のコミュニケーションを

もっとみる
知っている英単語が聞き取れない、最大の原因

知っている英単語が聞き取れない、最大の原因

自分の中学、高校時代の英語の授業を思い出してみると、英語をきちんと英語らしく発音することが妙に恥ずかしいこと、という空気がありました。
より英語っぽい発音をするのはダサい、という空気感。
何でしょう、これは思春期だからこそというのもあったかも知れません。
今考えると、何ともったいない!と思うのですが。

そして、英語の先生の発音を思い出してみると…中学1年生の時の英語の先生の発音はとても素敵だった

もっとみる
沢山の人がCCされたビジネスメール、海外メンバーには怖いそうです

沢山の人がCCされたビジネスメール、海外メンバーには怖いそうです

日本では、よくCC(email のカーボンコピー)に大量のメンバーを入れてビジネスメールのやりとりを行うことがあります。
CCに入っている人は特段そのメールに返信するわけではないのでTO(email の宛先)に入っている人同士のやり取りを見守ります。

これが、日本のビジネス習慣に慣れていない海外メンバーからすると、とても奇妙なことに感じるようです。

海外メンバーは、基本、1対1のコミュニケーシ

もっとみる
月曜は英語が下手で、金曜は調子が良い

月曜は英語が下手で、金曜は調子が良い

私は、日本人の英語力ポテンシャルはとても高いと思っています。
日本での英語教育については色々な見方があり、もちろん現状でもまだまだ改善の余地があるとは思いますが、それでも、私たちが学校教育で触れてきている英語の基礎の部分は決して悪いものではないと思っています。

問題は、理解はしたけれど練習していないために身になっていない、ということだと考えています。

ピアノで曲を上手く弾きたいとき。苦手な箇所

もっとみる
職場でYou need to… を繰り返し、その場がピリついた話

職場でYou need to… を繰り返し、その場がピリついた話

先日、海外メンバーとのミーティングに参加していたとき、日本人の同僚が発した言葉にピリついた空気が流れた瞬間を目撃しました。

その日本人同僚は、ある社内情報の取りまとめを任されており、期限までに正確なデータを各国から集めるというミッションに取り組んでいました。
協力している各国メンバーは、その日本人同僚にとって「同僚」となります。

そのミーティングのときには各国のデータが出揃っていることを期待し

もっとみる
仕事の愚痴を控えたら、身軽になった話

仕事の愚痴を控えたら、身軽になった話

不満が何一つない職場は、そうそう無いと思います。
自分自身もこれまで働いてきて、ここは何一つ不満に思うことはない、パーフェクト!というところはありませんでした。

職場の愚痴を言って、その場でスッキリ感を味わっていた

20代の頃は思い出してみると色々と大変なことが多かったなと思います。
やる気はあるけれど、経験が少なく分からないことが多い。
ほかのケースや一般的にどうか、ということを知らないので

もっとみる
同僚を「欧米人」と一括りにしても大丈夫?

同僚を「欧米人」と一括りにしても大丈夫?

欧米人、という言葉からどんな人を想像しますか。
どんな文化の人たちでしょうか。
日本にいる私たちは、つい欧米という言葉でアメリカと欧州を一括りにしてしまうのですが、一緒に仕事をしてみると同じ物事に対して全く異なる反応をすることもよくあります。

ポジティブな言い回し vs 率直な意見

今現在、共に働くメンバーにアメリカ人女性とオランダ人女性がいます。二人も私も、人事としての経験がある程度あり、子

もっとみる
成果アピールは自慢みたいで苦手?

成果アピールは自慢みたいで苦手?

4月始まりの年度で仕事をしている企業にとっては、そろそろ年次評価の時期ですね。
グローバル企業の年次評価について、「自分の成果をアピールしないといけないわけでしょ。何か自慢してるみたいでちょっと苦手。。。黙々と着実に仕事して、成果出して、それが認められるっていう日本的な美学が流れているほうがカッコいい」というようなコメントを聞いたことがあります。

分かります。

小中学校でも、誰も見ていなくても

もっとみる