彼氏が1日で何回イケるかチャレンジした話
みなさんお疲れさまです。
ちょいちょいギネスに挑戦してる夏木です。
さて男性読者の皆さんは、1日で最高何回達したことがありますか?
今回は私の元カレがめちゃくちゃ頑張って出し続けた思い出話です。
ヤンチャな彼氏・タケルくん
時は遡り私が高校2年生の頃のこと。
当時タケルくんというひとつ年上で別の学校に通う彼氏がいた。
彼は「自分の名前さえ書ければ入学できる工業高校」に通っている、いわゆる「ヤンチャ」だ。
在学中に問題を起こす生徒が多すぎるため、卒業時の人数は入学時の人数の2/3まで減る。
タケルくんも例に漏れず、近所の土手で他校の生徒と角材で殴り合ったり交番にロケット花火を打ち込んでおまわりさんと鬼ごっこをしていたが、奇跡的に卒業できた。
ちなみに私は相手ご家族公認の仲だったので、一緒に彼の卒業式に出席したが「あのタケルくんが卒業できるなんて」と彼のお母様と一緒に涙を流したのを覚えている。
そんな荒くれ者のタケルくんは情に厚い男で、自転車の練習に付き合ってくれるなど私にはとてもやさしくしてくれた。
高校生の性欲は青天井
タケルくんは情に厚いが性欲もすごい男だった。
高校生男子などヤりたい盛りなのだから当たり前といえば当たり前。
彼の家に遊びに行くと夕方から夜までとにかくヤり続けるという日々で、終いにはお母様から「うちはラブホテルじゃないのよ」と口頭注意されるレベルだった。
いつだったかタケルくんが部屋に放置していたピンクローターを彼のお父様が見つけてしまった時のこと。
お父様がピンクローターをテーブルに置いて「お前は凛ちゃんを弄んでいるんじゃないのか?もしそうなら許さないぞ!」とお説教されていた。
お父様、すみません。
それは私がタケルくんに買ってもらった物です…。
と言うことも出来ず、しかしやはりお母様の言う通りラブホならぬヤリ部屋になっていたのは事実なので、私たちはバイト代をラブホにつぎ込むようになった。
スタンプカードは神
当時彼と通っていたラブホテルにはスタンプカードがあり、貯めた数によって特典が付いていた。
10個でサービスタイム1回無料、20個で宿泊1回無料。
そして30個で24時間無料ステイだったのだ。
24時間好きなだけ一緒に居られるという特典が、高校生カップルにとってどれだけ心躍るものだったか。
家族も学校もバイト先も将来のことも何もかも忘れてただただ24時間お互いを貪り合う。
これ以上素晴らしいことがこの世の中に存在するだろうか。
いや、無い。
川本真琴の曲を地で行く2人はスタンプ集めに熱中した。
そしてついに30個の結晶が集まり、私たちは楽園の扉の鍵を手に入れたのだ。
どうせなら目標を作ろう
楽園に足を踏み入れる数時間前、私たちはドンキで作戦を練っていた。
「24時間無料ステイ」は平日しか使えない特典なので、この日のために2人とも学校を休む気合いの入れようだ。
彼のご家庭は寛容なので息子が1日帰ってこないぐらいで何とも思われなかったし、当時の私は家に着替えを取りに行く時しか帰っていなかったので特に問題はなかった。
せっかくの機会、できるだけ有意義に過ごしたい。
そう考えた私たちは「24時間で何発出来るか」に挑戦することにした。
今振り返って考えると、タケルくんは絶倫と言っても差し支えないレベル。
だからどちらかといえば私の体が保つかどうかのほうが懸念材料だった。
女性の方なら分かると思うが、長時間挿入を続けていると局部がヒリヒリしてしまう。
そこでご飯やお菓子・飲料と一緒に、予防策としてローションを購入して私たちは意気揚々と楽園へ向かった。
タケルくんの男気
そして開幕した24時間ステイ。
高校生とは言えすでに立派なラブホマスターとなっていた私たちは、部屋に入ってすぐにがっつくようなことはしない。
まずは室内の温度調整をし、湯船に泡の入浴剤を入れてお湯を貯め、持ち込み用の冷蔵庫に食品類を収納する。
BGMはタケルくんの好きなスカパンに有線のチャンネルを合わせた。
すっかり準備万端となって以降は早かった。
途中で食事休憩・タバコ休憩・仮眠を挟みつつ、私たちはヤりにヤりまくったのだ。
タケルくんは10発という2桁得点の大台に乗せた。
10回もしたのだからもう充分だと私は言ったのだが、彼の男気は凄い。
「10回っていうキリのいい数字で止めるやつが多そう。だからもう1回俺はやる」
彼は負けず嫌いなのだ。
そうしてタケルくんは11回で精根尽き果てた。
8回目以降は1滴ずつしか出なかったが、俗に言う「赤玉」は出なかったので安心してほしい。
この記録を超える男には未だ出会っていないので、少なくとも日本国内ではタケルくんが優勝だと思っています。
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