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蒙古タンメン中本について語りたい

みなさんお疲れ様です。
今日はノー調理デーなのでひとり外食してきた夏木です。

月に数回夫が外で食事を済ませてくる日があるので、スケジュールが確定した時点でひとりディナーに何を食べようか全力で考えます。

ジンギスカンとかジビエ食べたい!
あとはおひとり様フレンチフルコースとかも良いなぁ…。

と、色々悩んだ結果。
ここ3年ほど行けていなかった「中本」に行こう!と決意しました。

今回は旨辛ラーメンの名店・蒙古タンメン中本の魅力をご紹介します。



辛いだけじゃない、辛くて旨い。

2000年に板橋区桜川(現在は常盤台に移転)にオープンした蒙古タンメン中本。
関東1都5県に20店舗以上を展開しています。
何故か茨城には出店していない模様…。
泣かないで茨城。

中本の特徴は、何と言っても激辛味噌スープのラーメン
そのためイメージがひとり歩きし、中本=辛いラーメンと思われています。
もちろん辛いは辛いのですが、ただ辛いのではありません。

私が初めて行ったのはもう20年近く前になるでしょうか。
ラーメンの食べ歩きが趣味だった当時の彼氏に、目黒店へ連れて行かれました。
そこで衝撃を受けたのです。

私は辛いものが得意ですが、辛さで素材の味を殺している料理は嫌いでして。
辛くて美味しいものが食べたい。

目の前に出されたラーメンは、辛さと旨さが信じられないほど絶妙なバランスで構成されている理想の食べ物だったのです。

前述の彼に連れられて様々なラーメンを食べましたが、「美味しすぎて箸が止まらない」という現象が起きたのは中本だけでした。
正直、うっすら涙ぐんで震えたのを覚えています。



愛しているからこそ、特別な時に。

さて私はラーメンが好きですが、そのことを人に言うと結構な確率で驚かれます。
無理もありません。
私は年に数回しかラーメンを食べないからです。

世の中には「365日ラーメンを食べる!」という猛者がたくさんいます。
その溢れるラーメン愛には感服するばかりですが、私のそれはちょっと方向性が違うのです。

例えば広尾のフュージョンフレンチ。
例えば乃木坂のリストランテ。

私にとってのラーメンは、それらと全く同じ扱いです。
つまり年に数回、特別な時に食べる料理。

もちろんカロリーや糖質が高いため、節制の観点もありますが。
ラーメンを日常にしたくないのです。

とっておきのご褒美として食べる特別食、それが私にとってのラーメン。

前置きが長くなってすみません。
それでは今年初のご褒美ラーメン、中本のレポです。



いざ行かん、蒙古タンメン中本・川崎店。

私が主に行く中本は目黒店と川崎店。
昔は蒲田とか品川(品達)にもあったんですけど潰れちゃいましたね。

今回はストイックにラーメンに向き合いたかったので、キラキラしていない街・川崎へ。
服装もメイクもナチュラルにして、髪が邪魔にならないようにハーフアップにして臨みます。

私はラーメンを食べる速度が非常に遅いので、混雑時に行くと回転率を悪くしてしまう恐れがありまして。
なので今日も比較的空いている16:30に入店しました。

すぐに店員さんが元気よく「いらっしゃいませ!」と声を掛けてくれます。
15席ある店内にはお客様が5名ほど。
空いていて一安心。

早速券売機に行き、目当てのチケットをゲットして席に着くと、可愛いおねいさんに渡してオーダーします。
待ち時間は5分程だったでしょうか。

「お待たせしました!」

おぉ、ついに待ちに待ったご褒美ラーメンが…!



本日のオーダー、実食。

ティッシュとマスクを画角に入れちゃうとこが素人の技

味噌卵麺(辛さ8)ネギ抜きバタートッピング+生卵。

ちなみに私は最強難易度の「北極ラーメン(辛さ9)」も汗ひとつかかずに完食できるレベルです。
しかし私が中本のメニューの中で一番好きなのは味噌卵麺でして。

まずは盛りっ盛りの肉もやし炒めをかき分けて麺をすくい出し、具材と一緒に一口頬張ります。

う、旨すぎる…!

辛いものが苦手な方は悶絶するかも知れませんが、私にとっては「ちょっとピリ辛かな☆」て感じです。
辛さよりもとにかく旨味が深い濃い箸が止まりません!!

しばらく食べ進めてから、ちょっと溶け出していたバターをスープに溶かします
中本のスープは辛味噌なので、バターのコクと相性抜群!
溶け出た部分に麺を浸して食すれば、誠兄さん(創業者)に「ありがとうありがとう!!」と涙目でお礼を言いたくなるほどの美味しさです。

また更に食べ進めたら、今度は上に乗っているゆで卵の黄身部分をスープに溶かします
黄身のまろやかさが加わって、これまた旨い!

後半戦に入ったら生卵の出番です。
別添えの器に卵を割り入れて溶きます。
ここに麺を浸すすき焼き方式です。
卵のとろみと味噌の辛さが最高なんじゃ!!

あらかた麺がなくなったら、残った溶き卵を丼に入れ、底に沈んでいる具材をサルベージしながらスープを飲みます。
さすがに全部飲むとお腹たぷんたぷんになってしまうので、半分ぐらいに留めておきました。

最後にお冷を飲んで、プハー!
今日も最高の一杯でした。
ご馳走様です。



旨辛ラーメンを、ゼヒ一度ご賞味あれ。

私が味噌卵麺を推す理由は、ご紹介したように途中で味変ができるからです。
もちろん他のメニューでもトッピングや生卵を付ければ可能ですが、肉・もやし・卵のみ、というシンプル具材だからこそ変化が際立ちやすいのだと思います。

なお中本では使ったティッシュは自分でゴミ箱に捨てることになっていますので、帰る前に必ずテーブルにゴミが無いか確認してください。
帰り支度を整えて立ち上がると店員さんが近づいてきてくれますので、笑顔で「ご馳走様でした!」もお忘れなく。

また、辛さがまったく無い「塩タンメン(辛さ0)」もありますので、辛い料理が苦手なお連れ様やお子様にも安心してお召し上がり頂けます。

関東にお越しの際はゼヒお立ち寄りください。
なんか広報みたいになってきたんでこの辺で終わりますね!


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