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平凡な女医のお金の勉強の始め方

40代の女医なつ🌱です。
こんにちは。

今日はお金の勉強シリーズです。

私は出産をきっかけに漠然とした不安に陥り、お金の勉強を始めました。
きっかけの話はこちらです。

きっかけはいいとして、
その後どのような順で勉強していったか書いてみます。


お金の勉強、最初の最初

私が勉強を始めた当初今ほど参考になる本が本屋になかったので、インターネットを見まくって勉強していました。

最初は自分と同じ子育てをしていて、お金の勉強や投資を始めた人のブログを複数見ていました。同じ「子育てをしている人」とはいえ、いろんな人いろんな考え方があり、節約や投資手法も様々。あまりに色々な考え方や手法がありすぎて、何が正解なのかと最初は混乱していました。

そのうちに、節約や勉強法に正解はなく「自分に合うものを探さないと続かない」ということに気づき、自分の価値観に合う人のブログをブックマークして読む日々が続きました。

お金についてあれこれ検索していた時に、今でこそ有名な両学長のYouTubeがヒットすることが多くなりました。あの時は両学長もYouTubeを始めたばかりで、箇条書きされたマインドマップを背景にボソボソ抑揚のない男性が話す動画でした。

でも中身は今と同じ、とても有益でした。
特にこの動画は当時何回も聞きました。
株式投資をやったことがなかったのでこの「金のなる木」という話、「大富豪の話」は私にとってはおとぎ話のように聞こえましたが、夢がありました。
実践知識も学びましたが、マインド面も両学長の動画で鍛えられた気がします。

そこから両学長のYouTubeを3年ほどフォローし勉強させてもらい(現在はあまり見ていません、本当にお世話になりました)並行して気になるものから勉強していきました。
(この頃からわかりやすい本や勉強系YouTubeがどんどん出てきました、めちゃ助かった。)

お世話になった両学長のベストセラー本を貼っておきます。

私はこの本をお金に疎い親友にプレゼントしました。親友はありがた迷惑かも知れませんが、そのくらい大切な人におすすめしたい本です。


お金の勉強してからまず最初に実践したこと

支出の見直し

どのお金の勉強本にも書いてあると思います。
まずは支出の見直しを一番にしました。

私は食費や衣服費など支出は元々そんなに多い方ではなかったですし、結婚して家賃や食費は夫と折半になり今までより浮いたので(結婚や同棲って節約になるよね。笑)親のつきあいで契約した不要な保険借金である奨学金を解約返済しました。

携帯も格安SIMにしました。当時は管元総理ショックがまだなかったので、楽天モバイルにしたかな。1万かかっていたのが3000円になって感動してました。

今は格安SIMでプランを工夫すると3000円より安く済んだりしますよね。昔は本当に携帯代高かったですよね。あれなんだったんだろね、、、。菅元総理万歳。

保険にしろ携帯にしろ食費にしろ、基本的に「支出を抑える」と言っても、ケチケチするのではなく自分の中で優先事項が低いものの支出を減らすことを優先しました。

洋服が好きな人に衣服費を削れ!美食家に外食費を削れ!って言ってもストレスになるだけで結局は無理だと思うし(私も漫画とか本のお金削れと言われたら無理です。)
あってもなくてもいいものや、必要だけど質にはこだわらないものとか、探すと結構支出削れるものはあるんですよね。

ポイ活

ポイ活といっても医者が休憩時間にm3を連打するとかポイ活サイトで毎日ポイントを貯めることではありません。私、ほんとマメではないのです。というか医者って結構忙しいですよね?忙しい中「ポイ活サイトでの毎日小さな努力の継続」は私には無理でした。

それよりは自分が無意識でポイントを貯められるクレジットカード使用でのポイントを選択しました。

大事なのは「無意識」に貯まることです。

自分の生活スタイルを考えて思考停止で貯まるポイントを考える。

これは人によって全然違うので個々で考えないといけません。
電車通勤でJRに乗る人はJREポイントの貯まるSuica一体クレカとか向いてたりしますし、家の目の前にイオンスーパーがあるならイオンカードが最適かもしれないですよね。旅行好きな人はマイル貯めやすいカードがいいですよね。

カードの所持は自分の行動範囲を考えてよく使うお店で得になるカードと、

またどこで使用しても最低限の還元率のある普段使いのクレジットカードの2枚は作ることをおすすめします。

ちなみに私の場合はAmazonがないと生きていけないほど(医学書って基本Amazonか学会場購入じゃない?)Amazonで買い物しまくっていたので、Amazon用のAmazonカード(現プライムカード)と、同じ理由で楽天カード、

どこでも使用する普段使いのカード(公共料金引き落としにも)としては、還元率が1%以上のカードを選択しました。

私個人は現在もう入会できないカードを使っていますので、私のカードは紹介できませんが、今私が新たに作るとしたらリクルートカード(1.2%)とか楽天カード(1%)三井住友ナンバーレスゴールド(還元率は条件で変わる)らへんを選びますかね。

クレジットカード選びは奥が深いですが「その界隈での一番お得なもの」を追いかけすぎると近い将来の改悪もセットでくっついてきて、クレジットカード会社とのイタチごっこになります。

その都度クレジットカードを解約したり登録しなおしたり、私はやってられません。「公共料金の引き落とし」とか毎月の支出を紐づけていて還元率が大幅に下がったり改悪すると、紐付けカードを変更したくなり、どうしても面倒な手間が増えるので、自分の中で許せる、ポイント改悪の恐れがなさそうなそこそこ最低限の条件のカードをお薦めします。

医者は自分の時間と仕事時間が一番大事、クレカの解約電話、登録直しの手間に取られる時間なんてない方が良いです。

二番目に実践したのは投資

余剰資金をどうするか

支出の見直しが終わり、無意識でできる簡単なポイ活環境も整えたら
余剰資金の使い道を考えましょう。

え、余剰資金なんてない?
医者の普通程度の給料で?共働き世帯で?
それは支出の見直しがどうも足りていないので支出の見直しに戻ってください。
余剰資金の話はそれからです。

余剰資金がある人は投資の勉強をはじめましょう。
投資もできるだけ仕事中に考えなくて良いもの、無意識にできるものを考えました。

大体、不動産投資、金融投資(株式債券)のどちらかになると思うのですが、一応私はどちらも勉強しました。

不動産の方は物件選びや購入にかかる手間時間費用、システム作りするまでは結構時間を割くもので、不労収入と呼ばれているものの結構労働収入だと勉強していくうちに感じました。管理維持にも割と手間かかりますし。また初期費用も結構かかりますよね、ローンという名の借金契約が必須ですし。

私の場合は「借金」に家族が難色を示したり、(だからこそレバレッジになるのですが、、)子供がいて医者という仕事をやっている身としては不動産投資を始める物件選びという「最初の一歩」のハードルがかなり高かったので、ネットバンクで気軽に少額から始められる株式投資を始めました。

不動産やってる先生も、どちらもやっている先生もいらっしゃいますよね。皆さん仕事場でそんな話はしないので、職場で話したことはないですが、、、。

投資をする際にはどの分野でも高低あれどリスクはついてまわります。必ず本何冊か読んでから始めてください。(投資で大損こくのは大体勉強しないでノリで始める人でよ!)

まあ経験しながら覚えていくというのも一理あると思うので、株式投資なら、一冊読んで、「月3万から10万とかで投資をまず始めてみる」の良いと思います。
株式投資は最初なくなっても良い、と思える額から始めてくださいね。

株式投資で初めに読んだ本は山﨑元さんの本だったと思います。
新NISA対応の本が最近出ていましたのでどうぞ読んでみてください。


身銭を切ってしっかり勉強継続し数年経てば色々わかってくると思います。

ただ仕事中に投資に気を取られて仕事を他に回す医者にはならないででくださいね。そういう先生も何人か見たことがあり本当に胸糞案件だったので。
休憩時間ならどうぞどうぞ、ですけどね。

また、投資はリスクがあるから恐くて始められない、という話はよく聞きます。ここら辺のマインド面をどう乗り越えたかはまた違う記事で話せたらな、、と思います。

最後に税金

医者だけでなく高収入所得者にとって税金の知識はなくてはならないものだと思います。わかってはいるけど勉強しにくい分野ですよね。

サラリーマンである勤務医で必要な知識は

ふるさと納税
医療費控除
住宅ローン控除
生命保険料控除
iDeCo
NISA
などでしょうか。

こちらの確定申告の要確認事項の記事でもう少し詳しく触れているので見てみてください。

ちなみに私が税金を最初に勉強したのは税理士の大河内先生の本でした。
ちょっと前の本になりますが、漫画で書かれているので漫画好きな人には読みやすいかもしれません。医者なんて確定申告的には勤務医もフリーランスみたいなもんなんで。

収入について

そして最後は収入です。今の収入が自分にとって妥当か考えてます。

一応医者は一般的な平均年収より上の方が多いと思いますので、医者の普通程度の収入があれば生活していて不足することはあまりないと私は思うのですが、各家庭、家族構成や懐事情は違いますし収入を上げる必要のある方もいらっしゃるかと思います。

医者で、特に大学病院、総合病院勤務だとそこでしかできない仕事や分野があるので、年収金額だけで決められないとは思いますが、リクルート会社に登録して今どのような求人があるか、自分がどれだけの価値があるのか確認するのは適宜調べておいた方が良いと思います。

人生いつなん時どんなことがあるかわかりませんしね。

もし自分にとって収入面でも勤務条件でも良い案件があれば思いきり飛び乗ってみるのも、お金の実践編になりますね。

転職時の病院探しについて考えた記事はこちらです。


まとめ

私のお金の勉強の始め方、実践した方法でした。

医者もみんなお金のために働いてるはずなのに(一部の情熱ありすぎ医者は除く)なんでお金の勉強は嫌いなんでしょうね。

医学部受験と医師国家試験よりは簡単だと思いますよ!
誰かの参考になれば幸いです。

それではまた。




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