2/28 最近の体調について(躁うつ病と紫斑病)

長いこと嗜好品天国への出勤をお休みさせてもらっていた。というか、もうこの仕事を続けていくのは無理だと感じた時期もあって、消極的な気持ちで2023年の終わりに引退を予告までしていた。

私の人生において、明確に一番大切だといえるものが少し前に見つかったのだが、それを失うかもしれないとなったときに、あえて言葉を選ばないが、東京に縛り付けられる仕事は邪魔だった。幸いオーナーとの契約で私は一日も店に立たずともちょいちょい収入が入ってくる形であったため、もうそれでいいやみたいな感じになっていた。なるべく人と接触しなくて良い仕事を見つけ、適当に残りの人生やっていこうと思っていった。2023年は本当にいろいろなトラブルがあった。ストレスが祟り、足全体に謎の発疹がおびただしい数できる毎日が続いており、たばこも酒も、アレルギーに関与しそうなあらゆるものをやめたが発疹は治らなかった。どの病院で検査しても結果は正常で、仕事を休めと言われるばかりだった。色々あり年末に予定していた店の引退式ができなくなって引退の日がなあなあになってしまっていたのも悩んでいたが、鬱がひどすぎてどうしたらいいのか何もわからず放置していた。

心配させてしまう書き出しとなってしまったが、結論、今はすごく元気である。

先日、思い切って宮古島に8連泊してきた。2月なのでしっかり海に入るとかはできなかったが、暇だなあと感じたら海を見に行ったり、キッチン付きの宿でのんびり自炊をしたり、全身が海につからなくて済む簡単なマリンスポーツをしたり、それでも時間が余るのでついに仕事や勉強をはじめたりもした。宮古島にフォロワーさんがいて連絡をくれたので、ドライブに連れて行ってもらった。東京で生存率20パーセントの大病を患い、せっかく生き延びたので第二の人生を始めたくて宮古島で民泊でもやろうかなと思って、と話してくれた。やっぱりそういう病気した人が癒しを求めて行きつく先って自然のエネルギーがある場所なのかなと思った。

「暇すぎて仕事や勉強をするようになる」というのは、実は鬱が良くなった指標としてかなり大きなものである。東京に戻ってきても、健康な気持ちは続いたままだ。大きな躁転となりかねないので注意しなくてはいけないが、服薬をしっかりしようという意識がこれまで以上に強いためなんとかなっている。

一昨日、詳しいお医者さんがいそうな皮膚科を調べて初めて受診してきたが、そこで新たな事実が判明した。これまでほかの病院では「ストレス性の蕁麻疹」と言われていたが、「紫斑病」との診断を受けた。ストレスが原因なのは変わりないが、血小板が減少しており、血が溜まった個所の毛細血管が破裂しやすくなっているとのことだった。つまり立ち仕事をすると足に血が溜まって内出血が起こるということらしい。酒が原因じゃなかった…!めっちゃうれしい。診断を受けて即、ご飯を食べながら焼酎のソーダ割をひっかけた。病因でないと判明した後飲む酒は死ぬほどうまかった。

これまではアレルギーの薬しか出ていなかったが、それに加え止血剤と、血小板の生成を助けるビタミンCを服用することとなった。止血剤を飲むと確かに、長時間立っていても発疹は出なかったが、これまで血が溜まればあふれ出していたというのが急にできなくなったため、ふくらはぎがパンパンにむくんだ。めちゃくちゃ痛かったが仕方ない。これは服薬を続けていけばましになっていくらしい。

今後も長期的にいろいろなところへ出かけたりはしていきたいので店にいつもいつもいるという訳にはいかないが、3月は東京にいる予定なのでたくさん出勤したいと思っている。去年増えたスタッフちゃんたちもかなり頑張ってくれているので、主に彼女らと一緒に出勤して、私に会いに来てくれるお客様に新人の良さを伝える作業をやっていきたいと思っている。

たくさん嗜好品天国きてね。頑張るぞー。

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