見出し画像

人生を語る人は遠い人

前回、お話したおじいちゃん話Part2..

自分のことをわかってくれる人って周りにどれくらいいるだろうか。

何か相談した時、不安な時、しんどい時
誰に相談すればいいのか私は分からなかった。
友達がいない訳じゃないし両親や姉弟と仲が悪いだけではない。
でも、「この人になら話せるかも」って思える人は友達や家族は関係ない。

私の「この人は」おじいちゃんだった。

この前数年ぶりに会えた。
話したいことがいっぱいあって止まらなかった
1番相談したいことがあって聞いてみた。

同じ所でずっと仕事してて、就職した方がいいのかなぁ?姉や弟はちゃんとしてるから、このままでいいのかなぁ?って相談した時に、
「みんなが就職してるからなんだ、あなたがやりたいことをやればいいんじゃないのか?誰かが引いたレールじゃなくて自分の道を歩んだ方がいいんじゃないのか?」
と言ってくれた。この一言で自分のしてることに誇りを持てた。

他にも。

「人に流されず自分が見たまんまを信じなさい」

「1番大切なのは自分を信じること」

シンプルだけど、心に響くものがあった。
この人が言ってくれたら大丈夫!!
って思える人に出会えるのってほんとに素敵なことだなって思えた。
もしかしたら、それが両親かもしれない、友達かもしれない。近所のおばちゃん?旅先で出会った知らない人?それは分からない。

あなたももうすでに出会ってるかもしれない。

いつ、どこで、どんな出会いがあるのか。
この人と自分の人生の中でどんな時間を過ごすのか。

うちの家系で色々あって離れてしまったけど。

おじいちゃんは「もう絶対に君らと会うことなんてないと思ってた。でも、ケータイの中にある写真だけはどうしても消せない。なんでだろな、今日はすごく幸せな時間だったよ、ありがとう」
って言ってくれた。泣いた。

会えるまでに色んな良い話じゃないことばかりを聞いていたから、嫌われてるんじゃないか、
怒られるかな、、、。
たくさん勝手に考えてたけど、全然違った。

やっぱり、直接本人に聞くのが1番。
噂とか誰かから聞いた話じゃなくて。
ちゃんと自ら聞きに行く、他の人が言ってたからってそこだけしか目を向けない。

家族だから仲がいいとか絆がどうとか
血が繋がってるから親子とか、それはそうだと
思う。でも、それだけじゃないと学んだ。

色んな形があっていいんだ。

No.5

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?