僕が昔ハマっていたゲームの話
ある平日の夜のこと。
学校から帰った僕はランドセルを勉強机の上に放り投げ、宿題もろくにせずそのまま2段ベッドの上の段に寝転がって「ポケットモンスターパール」をプレイしていた(下の段は妹のものだ)。
しばらくすると玄関のドアが開く音がした。多分おじさん(当時の母の彼氏のこと。話すと長いので今は割愛する)が仕事から帰ってきたのだろう。廊下を歩く足音で分かる。
帰ってきたおじさんはリビングに通じる廊下を渡り、その途中でいつものように子供部屋を覗きに来た。
「ただいまー」
「あ、おか