「タイパー」「タイピスト」について考える

8度目の投稿です。
今回は表題にある通り「タイパー」「タイピスト」というものの基準について考えていきたいと思います。「いきたい」と書いたのは行き当たりばったりで調べながら執筆しているからです…
前提として、筆者はそこまでタイピングが速いわけではありません。なので一個人の意見として読んでいただけたら嬉しいです。
考えをそのまま書いているため非常に読みづらい駄文になっているかと思います…ごめんなさい。
- 執筆を終えて読み返してみたのですが、何が書きたいのか良くわからない文章となってしまいました。ごめんなさい。

英語における"TYPER" "TYPIST"

もともとの語源(?)である英語で考えてみます。調べてみます。
"TYPER"をWeblio辞書で調べてみると意味は載っていないのですが、例文として

"I'm a slow typer." -私はタイピングすることに時間がかかる。

と出てきます。この文から推測するに、"TYPE" - タイプする という単語に、 "-ER" という接尾語をつけたものが"TYPER"ではないでしょうか。

この和訳がもし「私はタイピングを行う人の中でもタイピングが遅いほうだ」といった和訳であれば、それは日本語で一般的に言われている「タイパー」という言葉に近いのかもしれません。
しかしそうでないため、この単語には「タイピングが速い人間」というニュアンスは含まれていないのでしょう。

一方"TYPIST"はどうでしょうか。こちらもWeblio辞書で調べてみると、例文として

"I'm a very fast typist." -私はタイプを打つのがとても速いです。

と出てきます。「タイプ」というのはおそらく「タイプライター」の略であると考えられます。

単語の意味としても、「タイプライターを打つ人」「タイプライターを操作するために雇われた人」といった、より専門的な意味を持つことがわかりました。

つまり、もともとの英語の意味としては、「TYPER」はより一般人に近く、「TYPIST」は専門的な能力を持っている人に近い ということがわかりました。

日本語における「タイパー」「タイピスト」

本題の我が国日本で使われている言葉についてです。
タイピングスキルを上達させたい!と思って活動している人が集まるコミュニティ(つまりタイピング界隈?)に身をおいている人間としてもあんまり区別というものはなく、本人がタイパーを名乗ればタイパー、みたいな曖昧な基準なのですが、実際のところどうなのでしょうか。

e-typingというサイトのスコアを基準とする、タイピング格付けみたいなそんな感じの表?を見てみると、


300~350 【タイパー初心者】
タイピングでは周りに敵無し、タイピングの世界に入っても十分やっていけると勘違いし始めるレベル
350~400 【タイパー初級者】
タイピングをすれば友人に化け物と言われるレベル
400~450 【タイパー中級者】
タイピング、ここまでくれば一人前の中堅タイパーレベル
450~500 【タイパー上級者】
タイピング界でも十分な実力を手に入れたレベル、だが先は長い
500~550 【タイパー最上級者】
ここまでくればタイピングも相当の者、一般の人に対して極めたと言い張っても良いレベル

2chで昔作られたといわれる基準的なの

スコア300というのは平均よりも80ほどスコアが高く、秒速にして約2打ほど速くないといけないです。つまりある程度の実力が必要?
しかし、スコア300というのは個人差があるとはいえずっとやっていたらたどり着く世界であり、成長曲線もまだなだらかではないくらいの位置です。

他にもみてみましょう。

2010年くらいに盛り上がったとされる「タイパー」議論を見てみたのですが、↓

自分をタイパーであると胸を張って名乗れるのってどの辺りからなのかなーと思ったり。とりあえず客観的基準はTWにあるような気はするのです。あとは主観的な意味だと、趣味の中での優先度とかになるのかなー。」

@riruco_jpさんの発言から切り取り

といった、タイプウェルというタイピングゲームを基準としているものや、

タイパーとは何か、という議論がTLに見えたので私見を少し。私はタイピングゲームのスコア向上のために努力する人を力量に関係なくすべてタイパーと捉えてます。なので私がフォローしている265人のうち95%以上の人はタイパーと認識しています。

@mikonyanさんの発言から切り取り

といった、タイプウェルに限らず世にはびこるタイピングゲームのスコア向上のために努力する人がタイパーであるという意見が見られました。

前者に関しては、現在はタイプウェルの公式的なサービスは終了していますし、今使っている人は昔からのタイピング好きか、ミラーサイトから持ってきて自己責任で使っている人であります。
なので今この基準は使えないのですが、e-typing というタイピングサイトとしては最大級のものが今は基準にできると考えます。

後者に関しては現在の認識に近いと思います。「自分がタイパーである」と思ったらタイパー、とはなりませんが、「継続的にタイピングを自らの意思で行っている人」のことがタイパーである ということだと思います。

Twitterで「タイパー」と検索をかけてアカウントの欄を見てみると、
寿司打で平均秒速4.0打の人もタイパーと名乗っていたりしますし、わざわざそれに突っかかる人もいないので、「継続的にタイピングを自らの意思で行っている人」のことがタイパーである という認識がやっぱり共通している気がします。

しかし、タイピングを頻繁にして、かつタイピングがとても速い人が集まっている「タイパー辞典」というサイトを見てみると、

だが、(例えば)常用XJくらいで、タイピング速度の向上を目的にタイピング練習をしていてもタイパーとは呼ばれない場合が多いように思われるので
定義上は「ある程度実力がありタイピング速度を向上しようとする者」と修訳されるかもしれない。

タイパーとは - タイパー辞典 より

と書かれていて、「ある程度の実力がないといけない」という条件がある という認識を持っている人も少なからずいるということがわかります。
しかも「常用XJ」というのは割とタイピングが速い部類 (秒速7.5打くらい?)なので、相当な実力を持っている人でいないといけない ということもわかります。

これを見て僕個人から主張をする ということはおこがましいのでできないのですが、つまり「人それぞれ」というなんとも言えない非常に曖昧な結果になりました。
僕個人としては、ある程度スコアがあればまあタイパーと名乗って良いのでは?という考えです。具体的に言うとTWの常用SA、e-typingのスコア300くらいから?

タイピングはスポーツである、と勝手に考えているのですが、
「タイパー」「タイピスト」を「タイピングを専門とするアスリート」と言い換えてみると、


アスリート英語: Athlete)とは、スポーツや、他の身体運動に習熟している人である。スポーツや、身体的強さや俊敏性やスタミナを要求されるゲームについて、トレーニングを積んだり、技に優れている人のこと。

アスリート - Wikipedia より

となり、これをタイピングに当てはめてみると、
「タイピングにおいて俊敏性や速度、スタミナがあり、スコアが平均よりも高い人」と言い換えることができるのではないでしょうか。
これは人によるのでなんともいえないのですが。

もう一方の「タイピスト」について考えてみましょう。

「全日本タイピスト連合」というものが存在します。

これのホームページを読んでみたのですが、
こちらはタイピングゲームをやる というよりは、「毎日パソコンコンクール」という社説などを入力する実用的なタイピングの大会に出場するということを目的としている連合のような気がします。
実用的なタイピング というのは、変換があり、ミスをしたらBackSpaceを打たないといけないもののことを指します。

つまり、「正確性」という、キーをできるだけ正確に入力する ということが求められます。

なので、こちらはゲームでタイピングを楽しく上達!というよりはガチガチの競技に取り組む人 といった印象を持ちました。
実際タイパー辞典の方では、

タイピストとは、本来タイプライターで手書き文書の清書や口述筆記をする専門職を指す用語であり(現代にはもうほとんど存在しないが)、
従って、これとの混同を避けるために「タイパー」の使用が推奨される。
但しpocari率いる「全日本タイピスト連合」(実用重視型タイパー集団)のように、
ゲーマー型のタイパーと区別する意味で敢えて「タイピスト」が使われる場合もある

タイパーとは - タイパー辞典

とされています。つまり、実用入力をする人々は「タイピスト」と言われる場合が多いと推測されます。
ただ、実際「タイピスト」という単語を見たことはそんなにありませんし、厳密に言うと「タイパー」「タイピスト」の区別が若干あるというだけであり、どちらかというと(英語に反して)「タイパー」という単語がより一般的に広く使われているのではないかと思います。

これに関しては僕個人だけではなくもっとタイピングが速い人に意見をいただきたい…と思います…

執筆を終えて思ったのですがこの記事って…何が書きたかったんだっけ…


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