見出し画像

AGIの夢

最近のAIは凄い。chatgptを始め、deepl、Alexa、…と各方面に凄まじいインパクトを出している。このサムネだってAI製だ。電話交換手や馬車の運転手が消えたように、古き者の淘汰は、時間の問題に思える。

そういう進化によって、今の繁栄がある。僕は、より一層の変化を望む。

AIは、「多数の層からなるニューラルネットワーク(人間の脳の仕組みをコンピューター上でまねた仕組み)を使」って学習する。「入力されたデータを分析してコンピューターが区別などを行うためのパターンを確立」し、「学習のプロセスを経てできあがった学習済みモデルにデータを入力し、確立されたパターンに従い、実際にそのデータの区別などを行う」

情報通信白書 for Kids:インターネットの活用:人工知能(AI:エーアイ)のしくみ


AIは神ではない。あくまで、爆速でパターン認識を高めているに過ぎない。当然、パターンを学習する必要がある。そのデータセットは誰が提供するのか。無論、人間である。



AIが創作して人間は肉体労働に準ずる、というディストピアが、現実味を帯びてきている。

しかし、僕は、将来的に汎ゆるアートがAIの手に落ちようと、全く問題ないと思っている。それでも自己実現の欲求は残るし、人間は適応するハズだ。そのとき初めて、人間は真にオリジナルなアートに目覚める。

ただ、それは現実ではないように思う。汎ゆる技術が、どんなに研鑽を重ねようとも、即座に陳腐化されるなら、誰が技術を磨くのだ。

イラストや音楽の無断学習は、却って進歩の枷になるのではないか。

ユートピアは美しいが、現実ではない。



汎用人工知能(はんようじんこうちのう、英: Artificial general intelligence、略称: AGI)とは、人間が実現可能なあらゆる知的作業を理解・学習・実行することができる人工知能である。

wiki


そういう訳で、その先にある汎用AIも夢に終わる気がする。これに関しては、まず「意識とは?」という問題もある。

シンギュラリティは夢なのか。神が死んで久しい。もはや国家的幻想もない。空の玉座は混乱を生む。早く神を見せてくれよ。




В победе бессмертных идей коммунизма

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?