お疲れ様です。総務部総務課マモたろうです。
今回は「フレームワーク」についてです。
SWOT分析、4P分析、ロジックツリー……、よく聞く言葉もあると思います。
ビジネスにとっては「あたりまえ」となっているものもあるでしょう。しかし、私の会社では活用されていません。あなたの会社ではどれくらい活用しているでしょうか。
【ビジネスフレームワーク図鑑】という本があります。ビジネスフレームワークを集めたものです。まずは「フレームワーク」について引用します。
「先人たちが残してきた知の財産」、これに尽きると感じます。
私が「知的」だと感じる特徴の一つに「先人たちへの敬意」があります。例えば「スパン・オブ・コントロール」。状況により異なりますが、一般的に一人の管理者が直接管理できる部下の適正人数は5人~8人とされています。(現在はITの活用度により、もう少し増やせると感じます)
これを無視して10人以上を管理させたり、俺はもっと管理できると豪語したりする人がいます。なぞの挑戦です。部下は迷惑をこうむります。
効率化の話になると、まず無駄な会議を無くそうと言い出します。コンサルや研修、書籍でもそういうことを見聞きします。「確かにそうだ、無駄な会議が多い」と共感する人も多いと思います。でもこれは何十年も前からいわれていることでは無いでしょうか。はじまりは必要な会議だったはずです。それがどこかのタイミングで無駄になったのでしょう。でも止めることができない。
何がいいたいのかというと「無駄な会議がうまれるプロセス」「会議の無駄度を定期的に観測する仕組み」。つまり組織風土に目を向けるべきです。
話が逸れました。
先人たちの知の財産を軽視して自分の頭で考えることが知的だといえるのか。自分の頭で考えることに偏重し過ぎやしてないかと感じます。
また、フレームワークを使用すると分析され、整理され、見える化され、原因や問題が明らかになることがあります。それがフレームワークの目的ではあるのですが、「見えすぎてしまう」ことが組織に悪影響を及ぼすこともあります。「見えすぎてしまうかも」という不安や恐怖がフレームワークを活用しない理由かもしれません。
よくわからない話になり申し訳ありませんが、フレームワークを活用していない会社の方は、まず個人的にフレームワークを学び、個人的に使用してみることをおすすめします。ただし、フレームワークは選択を間違えると見落とされるものがでてきますので注意も必要です。
なにせ数も多く、流行り廃り、新しいものも増えますので……。
ほとんど雑感になってしまいましたので、役に立てるように最後に目次を引用します。
お読みくださりありがとうございます。