つい〇〇してしまう。【仕掛学 人を動かすアイデアのつくり方】読書感想
お疲れ様です。総務部総務課マモたろうです。
つい、〇〇してしまう。
そんなことありますよね。それは仕掛けられたものかもしれません。
総務はさまざまな規定やルールを作ります。お知らせに工夫をこらしますが、読んでくれません、守ってくれません……。
そんな時は、ついつい守ってしまう仕掛けを考えてみてはいかがでしょうか。
今回は【仕掛学 人を動かすアイデアのつくり方】の読書感想です。
本書では「仕掛け」をFAD要件全てを満たすものと定義しています。
とても素敵な定義です。
FAD要件とは公平性(Fairness)、誘引性(Attractiveness)、目的の二重性(Duality of purpose)の二重性の頭文字からきたものです。
本書はさまざまな事例から、仕掛けの基本、仕掛けの仕組み、仕掛けの発想法をまとめています。「仕掛学」ですがとても読みやすい本です。
仕掛けの定義とは異なりますが、職場にはさまざまな規定やルールがあります。人事評価制度もそうでしょう。
組織は「ある目的」のために集まった集団です。法の範囲内でその目的達成するために規定やルールはあるべきでしょう。しかし、知らない、守らない人はでてきます。「書いてあるでしょ!」「あたりまえでしょ!」の怒りは組織を蝕んでいきます。(面倒だから放って置くはもっと蝕みます)
つい、読んでしまう。(知ってしまう)
つい、守ってしまう。
つい、目的達成してしまう。
「仕掛学」の発想をすると、そんなことができるかもしれません。
「場づくり・しくみづくり」の総務においては必須の知識だと思います。
つい、成長してしまう。
つい、自己実現してしまう。
つい、自分も誰かも幸せにしてしまう。
そんな会社づくりもあると思います。
お読みいただきありがとうございます。
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