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わかりやすさの技術【日本語の作文技術】読書感想

お疲れ様です、総務部総務課マモたろうです。
今回は【日本語の作文技術】の読書感想および備忘録です。

作文技術を学んでこなかった私にとっては、目から鱗が落ちました。
自分自身は内容がわかっている状態で文章を書いており「わかりやすさ」に自分フィルターがかかっています。翌日に読み返すとある程度修正はできますが、やはり自分フィルターは完全には拭えません。
修飾の順序や句読点、助詞(ハ・ガ等)により誤解を与える可能性が高いことや、独りよがりの無神経な文章について、いろいろな学びがありました。

本書は「わかりやすい文章」についての技術本です。
以下の結論を丁寧に解説しています。
(他の章もありますが自身の備忘のみ引用)

第三章 修飾の順序
①節を先にし、句をあとにする。
②長い修飾語は前に、短い修飾語は後に。
③大状況から小状況へ、重大なものから重大でないものへ。
④親和度(なじみ)の強弱による配置転換。

第四章 句読点のうちかた
句読点は字と同じか、それ以上に重要

長い修飾語が二つ以上あるとき、その境界にテンをうつ

重要でないテンはうつべきでない。

語順が逆順の場合にテンをうつ(略して「逆順」)

テンというものの基本的な意味は、思想の最小単位を示すもの

筆者の思想としての自由なテン

①重文の境目に。
②述語が先にくる倒置分の場合に。
③呼びかけ・応答・驚嘆などの言葉のあとに。
④挿入句の前後または前だけに。

第一原則 長い修飾語が二つ以上あるとき、その境界にテンをうつ。
第二原則 原則的語順の場合にテンをうつ。
構文上高次元のテン(文のテン)を生かすためには低次元のテン(節のテン)は除く

第五章 漢字とカナの心理
「わかち書き」に当たる役割を果たしている

第六章 助詞の使い方
ひとつの文(または句)の中では三つ以上のハをなるべく使わない(二つまでとする)

マデとマデニ

第七章 段落
段落はかなりのまとまった思想表現の単位あることを意味する。足でいれば、各部分の境の関節が改行でる。

第八章 無神経な文章
1 紋切型
2 繰り返し
3 自分が笑ってはいけない
4 体言止めの下品さ
5 ルポルタージュの過去形
6 サボリ敬語

【日本語の作文技術】

積読本(この表現好きです)でしたがnoteをはじめてから読んで正解でした。読了しただけではすぐに上達しないことが身に沁みました。
稚拙な文章をお届けしている申し訳なさも感じます。
申し訳なく思いますが投稿は続けてまいります。私の文章の成長にもお付き合いいただけますと幸いです。

わかりやすい文章を書けるようになり、自分らしさを表現できるように精進いたします。

お読みいただきありがとうございます。




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