「マネジメント」の生みの親であるピーター・F・ドラッカー氏は「真摯」という言葉を頻繁に使います。
とても重視しています。いったいこの「真摯」とはどういうことでしょうか。
原典では「integrity」ということです。
まじめ、誠実の他にも高潔、廉直があり、完全性、一貫性、統一性という意味あいも増えました。
言葉が巡ります。真摯さとは「まじめ」だけでもなく、「誠実」だけでもなく「人間力」に近いかもしれません。
僭越ながら「真摯」を私なりに定義させていただくと「その仕事の意義にまじめに向き合い、一所懸命に取りくむ。その姿を他人が馬鹿にできない美しさをもつ」。
漫画や映画でよくあるエピソードの一つに「ひたむきな姿がまわりを変える」というものがあります。そんなイメージです。
「至誠天に通ず」です。
姿勢と至誠が同じ音なのは、深い意味を感じます。
天……
ということは「天網恢々疎にして漏らさず」「お天道様が見ている」という仕事観があるということなのかもしれません。
ドラッカー氏が重要視する「真摯」。
あなたも思い巡らせてはいかがでしょう。
お読みくださりありがとうございます。
追伸、大好きな映画「ルディ」は「ひたむき」です。おすすめです。