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誰もが ひとりの 世界に いて

 いま この手に 触れるもの

 いま 鼓膜に 響くもの

 いま わたしに 届くもの

 いま この目に 見えるもの

 それは たぶん きっと

 ほんとう ほんとう なのだろう

 それとも すべては 幻想なのか

 それを 知る術は なんだろう

 この 感覚に 身を委ね

 この 感覚に 心を任せ

 誰にも わからない 世界に 触れて

 わたしの 見えている 世界を 伝え

 届いたものは なんだろう

 わたしに 届いたものは なんだろう

 誰に 誰かに 何が 届いている?

 それとも 初めから すべて

 幻想 だった 夢幻 だった

 何物も干渉できない 世界に

 ひとり

 誰もが

 ひとり

 夢の中

 ともにいる 幻灯を 見ている だけの

 わたしは たぶん きっと

 ここに いるのだと 思う

 たぶん きっと そう だ

 わたしは きっと ここに

 ここに いるんだと 思う   

 そう 信じて みる

いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。