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身体と部屋をととのえよう月間、はじめました

この時期ならではのワクワクに乗じて、一歩、いや三歩ぐらい、踏み出してみようと思います。「新生活」のスタート。

私がここから日常にしていきたい日々は、これまでよりエネルギーが必要になる見通し。しばらく寄り道していたけれど、もう一度ぐっと頑張りたい。「大変なことがあるのは確実だけど、それでもこの道を進みたいんです!」みたいな気持ちが沸き上がって、そのための準備も進めてきました。

そんな新生活を目前にした、助走となる今月は「身体と部屋をととのえる」というテーマを掲げて過ごしてみます。

身体はととのった。次は…?

年始から3月までは体力増進に努め、健康状態を維持するための習慣が身につきました。元気な身体でやりたいことにアレコレ取り組み、ひと段落したとき、部屋の床をゴシゴシ磨きたい衝動に駆られました。

身体と部屋は互いに影響しあうと感じています。

自分の部屋なのにどこか居心地が悪いときは、身体の声に注意を向けられていない。逆に、身体の調子を観察し適度に立ち止まりながら暮らせているときは、部屋のすみずみまで目が行き届く。こんな関係性があるんじゃないかな。

この感覚にのっとると、身体のバランスがとれているからこそ細やかなところまで気になるし、気になるときはとことん掃除をすると決め込んだ方がよさそうだと考えました。

留まっていたモノを流す

私は数年前に断捨離をして以来、少ないモノでの暮らしを心がけています。収納のない1Rの部屋でも快適に過ごせるくらいには、持ちものが少ないです。小さい部屋だと掃除がラクチンで、とんでもなく部屋が汚れることはありません。

それでも虫眼鏡的に部屋をチェックすると、日々の掃除で見えていない汚れや、細々した不用品が見つかります。今月の「ととのえ」では、こうした日常ではととのわないところに焦点を当てます。

掃除や片付けについてはいろいろと参考にしていますが、広瀬裕子さんの著書にあることばがしっくりきます。

手を動かし、からだを動かすことで、留まっていたものが流れ、清まる。

広瀬裕子「手にするもの しないもの 残すもの 残さないもの」

部屋のすみっこや収納用の箱にたまっていた「留まっていたもの」が解消されたときの空間とこころの気持ちよさを「清まる」と表すところが好きです。

3年ほど前に出会った本ですが、今でもよく読み返します。掃除や片付けへの気持ちを高めるのに、こういった本はすごく助かる…!

「次へいく自分」でモノを見直す

新生活をつくろうとしている今と、少し前では、所有物に対する価値観にちがいがあるようです。それは新しい生活に必要・不要と明確に区分できるモノだけでなく、趣味や思い出のモノに対しても。

そばにあったものの存在が、うすれゆくときがあります。
(中略)それは、つぎへ行く合図です。

前掲書

暮らしを新しくしたいということは、必ず「変えたい」部分があるはずです。部屋にあるモノひとつひとつを前に、このモノの存在は新しい場面でも残していきたいか考える時間をもちたいです。

片付けで具体的にやることについては、おふみさんの動画からヒントをもらっています。「モノをひとつひとつ手に取ってみる」なんてまさにそう。

新生活スタートにともなって、不安もいっぱいある季節。これまでとこれからのはざまの1カ月を使って、自分へエールをおくる気持ちで「ととのえ月間」をほのぼのがんばっていきたいと思います。


20230408 Written by NARUKURU

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