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なぜ、売れない人はいつまでも売れないのか?

ようやく今日の仕事が終わり一息ついたところで、noteを書こうと思い、キーボードを叩いてみる。

今日は、売れない人はなぜずっと売れないのか?について書いてみようと思います。

私は、ABCマート時代もPCデポ時代も独立してからも自分の生活は不便がないほど稼いできました。

はじめは全く売れないところから始まり大苦戦しましたが、各社でトップセールスを経験することができました。

変わる人と変わらない人の違いは何か?
それは・・・きっかけの有無です。

きっかけがないといつまでも売れない、そう運試しのようなものなのです。
私の場合は、全く売れなくて店長にクビを宣告された、というきっかけと、スポーツで負けた時に道具のせいにするクソダサいやつと今の自分が一致していて居た堪れない気持ちになったというきっかけが相まって変わることができました。

1)上司のブチギレ
2)試合で負けた時に道具のせいにするダサいやつ

という二つのきっかけで「そうだ!人や環境のせいにしても売上は一円も上がらないんだ!」と気づくことができたのが大きかったです。

ひとそれぞれどのタイミングでこのきっかけと出会えるかはわかりません。
他の人からしてみたら「おい、これで気づけよ」と思う様な決定的な出来事があっても気づかない人は気づきません・笑

売れない人はなぜ「きっかけ」を掴めないのか?

理由はシンプルです。願望がないからです。

「売れるようになりたい!」という願望がない人は、目の前にきっかけがあってもスルーしてしまうのです。

もっと言ってしまうと、願望がないからきっかけが見えないんだと思います。だから、毎日「どうせ売れない」という暗示をかけて営業活動・販売活動を続けているのです。

売れない部下に「暗い顔するな!上向いて笑え!」とか言う上司いるじゃないですか。

意味ないです、あのフレーズ。
だって、願望にないんだからそりゃ暗い顔しますよ。
売れるようになりたい、の前に「どうせ売れない」の暗示に自らかけているのですから。

精神論も効果的ではありません。
気合と根性、前を向けばいずれ売れるようになると言ったアドバイス・・・ダメですね。

ではどうしたらきっかけを得ることができるのか?

緊急性が高い痛みか、突き動かされる願望を持つことのどちらかです。
このどちらか。

私は冒頭で書いた通りクビになりかけました。
これは緊急性の高い痛みですよね。大学の学費を自分で支払っていましたから。
今はこんなことを言ったら社会問題になるけど、当時は普通に言われましたね・笑 でも、あの一言なかったら内省していないからとても感謝しています。

そして、もう一つは「なぜ売れるようになりたいのか?なる必要があるのか?」が自分の中でしっくりきている状態です。

この二つが明確になることできっかけをつかむことができると私は思っています。これまで数えきれないほどの迷子の子羊と面談をしてきましたから。

売れる様になるには相応の技術が必要なのですが、はじめはご祝儀的な売れ方やビジナーズラックが続いたりするものなのです。

しかし、そういう期間は長続きせず本質的に売る技術が身についていないと売れない状況へ急転直下してしまいます。

これで心を支えていたものがポキっと折れてしまうんですよね。

ここから這い上がるには先ほど書いた通り
①緊急性が高い痛み
②突き動かされる願望
のいずれが必要になります。

気合と根性ではなく、一度内省してみましょう。
この時間を毎日30分ほど持つことで
「あっまじでやらないとやばいじゃん」と痛みの連想で動けたり、
「トップになれたら将来のチャンス広がる」とワクワクでコミットメントで爆速で動ける様になります。

もちろん②の方が持続するのですが、①も必要な人には必要ですからね。
みんながみんなポジティブシンキングで動けるわけじゃないし。

ぜひご自身の現在地と照らし合わせて売れる人になるきっかけをつかんでみてください。

小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社を経営している成田直人です。元ABCマートアルバイト個人売上日本一/PCデポ個人売上7か月で1億円/東久邇宮文化褒章受章/ビジネス書作家/研修講師/コンサルタント