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店舗コンサルタント17年目でも全く飽きない理由

店舗コンサルタントの成田直人です。
これまで17年間で300社以上を一人で担当してきました。
コンサルタントと並行して事業展開している教育研修では4000回の登壇数を超えています。

よく友人経営者には「いつまで続けるの?」と聞かれます。
本も17冊出版して、コンサルタントとしての名声はこれでもかって得たでしょう・・・まだモチベーションあるの?という失礼なことを言ってくるのもまた友人なのでよしとしよう。

そうか・・・そんなふうに思われているのか、と思ったので今日はなぜ飽きないのか?というテーマで書いてみるとします。

店舗コンサルタントが飽きない3つの理由

その1 業種に特化していない

自分のことはわからないものだとよく言ったものですが、一つだけ確信しているのは、飽きやすい、という性格です。
何か達成するとすぐにモチベーションが途切れていわゆるパッションダウン状態になります。
何かを持続・継続するのは本当に苦手です。

こんな飽き性な僕が飽きないのは・・・毎回担当するクライアントの業種が異なる・業界が異なるからです。
何かに特化(例えば自動車専門コンサルタントなど)しているわけでもないので、エステ企業から依頼もあれば、飲食、自動車販売、車検工場からオファーをいただきます。
ちょうど今日依頼をいただいた企業は健康食品を中心に取り扱う店舗ビジネスでした。

同業だとしても各クライアントごとに異なった課題なので毎回新鮮な気持ちで問題解決にあたることができます。

同じことを一定のペースで続けていく、というのが苦手で継続できない自分にコンプレックスを抱えているかたはズバリコンサルタントに向いていると言えるでしょう。(ただ、日々の学習は継続しなければいけません・笑)

その2 クライアントとの信頼関係は日々強固になっていく

二つ目は、責任感について話をしようと思います。
クライアントとの関係性は日に日に強固なものになっていく実感があります。それは、ただ外野から口だけ出すのではなく、経営サイドにまで携わらせていただく機会が増えたことです。

これも僕自身が成長してきた、ということなのかなと。
はじめは販売員研修からはじまり、続いて店長研修、さらには管理職研修を経て役員合宿なども企画して年間計画を立てたり、達成分析などを行います。コンサルタント自身が成長すれば担当する部署も売場も店舗も何もかもまるっと任せてもらうことができるようになります。

結果を出すことでしか評価されない厳しい仕事ではありますが、逆に言うと結果が出れば関係は強固になっていく、ということです。

(僕は最悪自分が売場に出れば良い、という最終カードがあるので気持ち的に追い込まれることなくこの仕事を続けることができています。)

強固になればなるほど職務エリアは広がります。
他の支社を紹介していただいたり、接客コンテストの審査員長を担当したり・・・とさまざまです。

課題が一つ解決して結果が出る、しかしまた次なる課題が生まれる・・・という永遠のイタチごっこなのが経営だなと最近思ってきているのですが、クライアントへの貢献意欲は尽きません。(本当にこの仕事が向いているんだと思う・・・)

その3 会社の一員になれる喜びが溢れる

今年はクライアントの年間レクリエーションに船釣りを選んでいただけたのが本当に嬉しかったです。

受講生や直接指導をしたことがないメンバーのみなさまとの釣りの時間やその後の食事会はなんか毎回胸がジーンとなりました。
起業して17年間ほぼ一人でやってきたこともあり、社員旅行とか社員BBQとかいいなぁ・・・ってずっと思っていました。
そんな夢をクライアントがいつも叶えてくださいます。
ありがたい・・・本当に幸せです。

もちろんコンサルタントもピンキリな業界で、偉そうなことを言って高額のフィーを請求して結果が出なくても絶対に自分のせいにしない連中・・・とか言われて悪いイメージを持たれることもあります。
それでも僕は17年間ブレることなくこの仕事を続けてきました。そして、300社以上・研修登壇4000回超の実績を作ることができています。

結局のところは相手が喜ぶことをすればお金も評価もついてきます。
相手が喜ぶことというのはアドバイスをもらうのではなく、結果を出すことだと僕は思っています。
だから、しつこく言うし、やることやらなかったら結構注意します。
お金もらっている・払っているみたいな主従関係ではなくフェアに仕事をしているのでお互い言いたいことを言える関係を重視しています。

僕も結果がでなければ次の仕事はないわけだから全力でぶつかります。

仕事の報酬は次の仕事である

これは僕の師匠でもある元リッツカールトン日本支社長の高野登さんがFBでおっしゃっていた言葉。めちゃくちゃいいなぁ・・・って思うんですよ。

ほんとその通りすぎて首が取れそうになったくらいです・笑

仕事上交わされるのは役務提供とお金なのですが、想像を超える結果が出れば相手は「何か力になりたい」と思うものです。また、自社でもっとコンサルティング・研修を展開していきたいとなります。
この感動から生まれるのがまさに次の仕事なのです。

僕も今年で40歳になるので、残りのコンサルタント人生で何を成し遂げたいのか、どんなコンサルタントになりたいのかを明確にして突き進んでいこうと思っています。

ぜひ一緒に店舗コンサルタントの仕事を本業・副業問わず目指しませんか?
控えめに言って最高の仕事です。もちろん自分次第なところが多分に占めますが、とてつもなくやりがいに溢れています。

興味のある方は、ぜひTwitterアカウントからDMお待ちしています!


小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社を経営している成田直人です。元ABCマートアルバイト個人売上日本一/PCデポ個人売上7か月で1億円/東久邇宮文化褒章受章/ビジネス書作家/研修講師/コンサルタント