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フリーランスは悔しがれる環境に身を置こう

コンサルタントとして独立をすると、基本的に社内では誰も注意してくれない(自分一人だから)し、自分を追い込んでくれる人もいない。何もかもが自分次第となります。総じて失われる環境は「劣勢(な環境)」だと思っています。

劣勢とは、Oxford Languagesによると、
勢いや形勢が劣位にあること、とあります。

個人的には思い通りにいかない環境と置き換えています。(じゃあ思い通りにいかない環境でいいじゃないか!というツッコミを自分にしてしまった。でもいいじゃん、かっこいいから・笑)

コンサルタントとして独立をすることで得られるのは自由です。
自由がゆえにゆるゆるになりやすいです。誰も尻を叩いてくれないし、営業ランキングもないから負けて悔しい!という状況にもありません。

自分で自分の尻を叩いて会社員の時以上の収入を自らの意思と行動で獲得しなければいけません。

これがムズイ。圧倒的にムズイ。
解決策はないのか?いや、あるよ!
自らをあえて劣勢な環境に身を置くことで解消することができます。

僕の場合は、ボディメイクと釣りです。
もちろん遊び半分なところもありますが、結構真面目にやっています。
ボディメイクは大会当日になるまで自分との戦いで絞っていくのですが、筋トレガチ勢の前では歯がたたないです。
釣りも同じで、最初はやっぱり釣れないから始まります。そこで試行錯誤して目当ての魚を釣り上げることに自身の成長も感じられます。これまではずっと仕立てでやってきたのですが、最近は乗り合い船も乗るようにしています。

なぜなら、船中で誰が一番釣れるかを競い合っているからです。
先日もアジを泳がせて大物を釣り上げる釣りに行ったのですが、結構葛藤したりイライラしたりと懐かしい感情に浸っていました。
「あ〜こういう感情大事だな。もっとこういう環境に身を置かないとな」と実感しました。

ちなみに最近もイライラしまして、10kg以上の大きなブリがかかってやりとりしていたら隣の人がのんびりと釣りをしていて船長にも「竿あげて」と言われているのに何もせずにいたそうで、結果、ブリが横に走っておまつりして逃げられる、という最悪な展開。その後運がなくなったのか全然釣れずにフィニッシュ。「あ〜最悪」って思ったんだけど、最近最悪って思うことは昔ほどないなぁ・・・って気付かされた。

闇の自分と出会える環境を見つける大切さ

会社員の時は常に誰かに比較されて(ちなみに私は会社員になったことがありません・笑 クライアントワークを通してのイメージでここから語ります)、仕事をするから常に劣勢のポジションを経験する機会に恵まれますよね。

フリーランスはそういうわけにもいきません。
環境が大事!というのは他のnoteにも書きましたが、環境を細分化すると「悔しい思いをする場所」も欠かせないと思っています。
あなたは今悔しい環境に身を置いていますか?

この劣勢な環境に出てくる自分も本当の自分。
他責にしたり感情的になったり・・・。
まだまだ人間力が低いな・・・と思う毎日です。

きっとこういう環境に身を置くことが自分を次のステージに引き上げてくれるものだと信じてトレーニング・釣りも全力で取り組んでいこうと思います。


小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社を経営している成田直人です。元ABCマートアルバイト個人売上日本一/PCデポ個人売上7か月で1億円/東久邇宮文化褒章受章/ビジネス書作家/研修講師/コンサルタント