進歩とは反省の厳しさに正比例する
先週は、ホンダ創業者である本田宗一郎さんのこの言葉に出逢いました。
自分の中で非常に共感できたので、それについて少し深掘りして考えてみました。
反省とは少しニュアンスが違うかもしれませんが、私は毎週末内省をしています。
その週に起きた、自分の心が動いた出来事について深く考えたり、仕事でうまくいったこと・うまくいかなかったことの振り返りなどをしています。
時間にすると、1〜2時間程度でしょうか。
今でこそ習慣化しているので何も考えずに無意識のうちにやっていますが、そもそもなぜこの週次内省をやるようになったのか、遡って思い出してみました。
私が週次内省をやるようになったのは、大学4年生の春頃からです。
ちょうど始めてから現在で2年経過したぐらいです。
その頃はすでに就職先が決まっていたのですが「これから先の人生どうしようかな〜」と漠然と考えることが多かったです。
このままでは頭の中が散らかっていて目の前のことに集中できないので、「一旦すべて書き出して整理してみよう」と思って始めたのが最初です。
内省について何か本を読んだとか、著名人のアドバイスを聞いたとか、そういったことがきっかけではなく、気がついたらやっていました。
ではなぜ無意識のうちに内省をしていたのか。
自分の中で考えてみると、その時の自分の状況と自分の性格がちょうど組み合わさった結果なのかな、という結論が出ました。
具体的には、
レバレッジメモ(読書録)の振り返りで本の内容の定着化(大学2年生〜)
就活の選考の良し悪しの反省(大学3年生〜)
就活の一環として実施した自己分析で目的思考が身に付く(大学3年生〜)
GTDのタスク管理で頭の中の情報も整理(大学4年生〜)
もともと、何事も整理整頓をするのが好き(性格)
これらの習慣と自分の性格が合わさると、
「定期的に出来事の振り返りや反省を行なって自分の思考を整理する→人生の目的から自分がよりよく生きていけるように、今後何をしていくべきかを考え、それを都度修正していく」
ということを自然とやるようになり、それが習慣化していったということがわかりました。
私が今でも内省を続けている理由は、内省をした分だけ自己理解が深まり、自分が成長でき、よりよい人生を歩んでいけると思っているからです。
まさに、「進歩とは反省の厳しさに正比例する」といった感じです。
とはいえ、内省をしている間は必ず足が止まります。
私は現在資格の勉強に取り組んでいますが、毎週1〜2時間内省に時間を取られるのは、正直きついです。
その間も周りの人が勉強をしていると思うと、焦りの気持ちが出てきます。
しかし、私はこの週次内省をすることによって自分が人として必ず成長できるという自信があります。
そしてそれは資格勉強にも適用できると考えています。
内省で足が止まっている間は周りに出遅れるかもしれませんが、長期的に見たらいつか必ず周りの人に追いつき、そして追い越していけると思っています。
この内省が習慣化してからは、内省を始める前の自分よりも、間違いなく幸せな人生を歩めていると思っています。
そのくらい内省の習慣で私は変わりました。
そして自分の人生が幸せになっていったように、他の人の人生も少しでも良くしていきたいなと思って始めたのが、このnoteです。
自分の週次内省を自分の中に留めるだけではなく、他者にも発信したいと考えるようになりました。
しかし自分自身が変わるは簡単ですが、他者を変えるのは本当に難しいです。
なので、最初からそんなに簡単に他者の人生を変えられるとは思っていません。
私のnoteが、誰かの人生がほんの少しでもよくなる1つのきっかけになれば、それだけでとても嬉しいです🍀
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?