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いつかストリートピアノが復活したら

先日、人生初めてのストリートピアノに挑戦しました。

大人になってから真面目に練習を始めたピアノ。noteにピアノ練習室を作って、毎週練習の成果を投稿していました。投稿も3ヶ月を過ぎた頃、”人の心を動かすような演奏をしたい”の感情がきっかけでストリートピアノに挑戦しました。公共の場で弾くピアノは、私の心臓の方が大きい音を出すのではと緊張しましたが、それもまた良い経験です。

さて、今度は別の場所で弾こうと、船橋にあるストリートピアノを弾きにいきました。しかし到着して目の当たりにしたのは、感染予防で閉鎖されたストリートピアノです。


今回はストリートピアノの復活を願い、街で音楽を奏でる未来を妄想します。


Play Me,I'm Yours 〜ストピの歴史〜

そもそもストリートピアノって知っていますか?駅や公共施設にある誰でも自由に弾けるピアノです。ここ数年で急に現れた文化です。私も最近初めて弾いたストリートピアノ。まずは、その歴史からみてみます。
調べてみると、2008年イギリスで始まったストリートピアノプロジェクト『Play Me,I'm Yours=私を弾いて、私はあなたのもの』が起源でした。


ストリートピアノは音楽を通じて、見ず知らずの人でさえ足を止めて聴き入ってしまう、感動を共有できる文化です。


ストリートピアノと感染予防

船橋で閉鎖されたストリートピアノをみて、少し調べてみると日本各地で同じくストリートピアノが閉鎖されているのを知りました。

ライブハウスでドラムを演奏していた私にとって、ライブハウスやストリートピアノなど、この世界から音楽演奏の機会が減っていくのは、とても心苦しい思いです。

音楽は密になりやすい側面があります。感染リスクという面では、高いのかもしれません。それでも、音楽自体が街から消えていくのは何というか、悔しい。


いつかストリートピアノが復活したら

人を元気付けたり、心に寄り添ったりと、音楽には人を感動させる力があります。自粛により塞ぎがちになった今こそ、音楽の力は大きいと思います。

誰かの心を動かしたい、と挑戦したストリートピアノ。
蓋を開けてみたら、多くの場所で閉鎖されていたストリートピアノ 。

いつか復活したら街に響き渡るくらい澄んだ音で、聞いた人に響く演奏をしたい。目をつぶって想像すると、とても良い気持ちです。音楽は言葉もいらないコミュニケーション手段の一つです。ストリートピアノで感動する体験を共有したいです。


まとめ

今回はストリートピアノの復活を願い、街で音楽を奏でる未来を妄想しました。イギリスから始まったストリートピアノも、数年で全世界に文化が広まりました。一方で現在は、全世界のストリートピアノが封鎖がされてしまうような状況です。
言葉も文化も超える音楽文化が、この世界から無くならないよう心から願います。

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