今時期何を着れば良いの？を解決する、秋のバスクシャツ！心ときめいた「ブラウンバスク」も紹介！
あのパブロ・ピカソが愛用したことでも知られるバスクシャツ。
このバスクシャツが、近年トレンドアイテムとなり、各ブランドが競ってアイテムをリリースしています。
その火付け役と言えるのが、outilのバスクシャツ「TORICOT AAST」。
outilは、フランスのワークウェアからインスピレーションを得たアイテムを作るブランド。
日本のブランドながら、フランスと日本での生産にこだわっており、従来のドメスティックブランドとはちょっと異なる背景や志向を持つブランドです。
このトリコアもデザイナーがフランスで見つけた、かなり大きなバスクシャツからインスピレーションを受けたアイテム。
着た時のアンバランスさがウケて、ブランドを代表するヒットアイテムになりました。
特に火付け役となったこのパネルボーダー（全面ボーダー柄ではなく、一部無地の部分が存在しているもの）の柄は、本当に人気で、昨年までは入荷すると一瞬で売り切れてしまうほど。
今は大分人気が落ち着きましたけどね。
それでもoutiはかなり太くて、長いソデを持つバスクシャツを、少し気だるそうに捲くって着る、バスクシャツの新定番を作り出したのです。
元々バスクシャツって、ボートネックで横に開いた首元がセクシーだったのですが、それに加えてソデの遊び心が加わりました。
最初は私も、あまりのソデの太さと長さに「流石に太過ぎるし長過ぎる…」とすぐに脱ぎたくなったものですが、それも慣れてしまうものです。
ファッションとは規定の何かからずらし、はずし、くずすこと。
ビッグシルエットが来る！と言われても、にわかには信じられなかったものですが、定番アイテムとして若干「つまらないもの」であったバスクシャツもどんどん変わってきています。
今日はそんなバスクシャツについて色々紹介していきますが、大丈夫、「程よくトレンドを取り入れる」アイテムもありますから。
早速見ていきましょう！
トレンドなのに…最近、ユニクロや無印良品でバスクシャツを見ない問題、ココに良いモノありますよ！
冒頭解説した通り、近年トレンドアイテムにも関わらず、ユニクロや無印良品からは消えてしまったアイテム…。
それがバスクシャツなのです。
何故か最近見ないんですよね…。
特に無印良品のバスクシャツは、そこそこクオリティ高くて、一枚でサマになってしまうので、私も好きだったのですが…。
ユニクロや無印良品ほど低価格ではなくとも、今かなりのコスパの良さを感じさせつつ、トレンド感のあるアイテムを出しているのがgreen label relaxing。
＜green label relaxing＞GIZA バスク ボーダー 長袖 カットソー
グリーンレーベルリラクシングは、ユナイテッド・アローズ系のセレクトショップで、スタンダードカジュアルなアイテムを比較的手頃な価格帯で販売しています。
価格帯的に、どうしてもここで洋服の全てを揃えようとすると、「普通」になってしまうのですが。
たまに値段に見合わない、凄く出来の良いアイテムを送り出してくれるのです。
そんなアイテムを見つけ出してピンポイントで紹介したい、と常々思っているんですよね。
そんなグリーンレーベルリラクシングですが、このバスクシャツもなかなかの出来。
まずは、生地のクオリティがなかなかなのです。
一般的なTシャツやロンTよりもリッチな、バスクシャツの生地がきちんと使われており、肌当たりも良い。
安いバスクシャツはどうしても固い、ペラペラな生地になりやすいのですが、ちゃんと満足感のある生地にしていますからね。
あくまでロンTであるバスクシャツに1万円、2万円といった価格に見合う満足感、付加価値を付けるのは凄く難しいことだと思うのです。
これ6000円なら、十分過ぎますよ。
着てみるとこんな感じ。
トレンドを踏まえて、身幅ゆったり、ソデも太く、を実践しながら、やり過ぎていない。
めちゃくちゃ丁度良いバランスです。
今はもうゆったり感のない、着ていてキツイと感じるようなサイズ感のバスクシャツって淘汰されつつあります。
かと言って上位ブランドが提案する「デカ過ぎるバスク」に抵抗がある人でも取り入れやすいと思います。
トップスにおける難易度を決める要素の一つは着丈の長さ。
これ着丈が長過ぎないので、取り入れやすいのです。
これはゆったり感を出すためにLサイズ着ているので、これでもまだちょっと大き過ぎると感じる場合は、サイズを下げればOKです。
ソデもトレンドを取り入れて太いのですが、太過ぎない、長過ぎないなので、腕捲くりはしてもしなくても良い。
これがあったら嬉しいな…という、前後で着丈に差を付ける、そしてスソにスリット（切り込み）を入れるというディテールまで付けてくれていて。
今の時代のザ・ベーシックバスクシャツって、コレなんじゃないかな？
ボーダー柄って、印象が強過ぎるが故に、何枚も持つ必要はありません。
ボーダーって無地より情報量があって、何となくサマになってしまうので、ついつい着てしまう…というのは分かるのですが。
何枚も着回していると、「何かいつもボーダー着てるよね」となりがち。
ワードローブに1枚あれば十分なので、つまらないものは買って欲しく無いのですが、コレかなり良いと思いますよ。
強いて言うなら、柄がシンプル過ぎる、くらいなのですがこれで色や柄のデザイン性までこだわり出すと、上位ブランドの出番が無くなってしまうので。
シンプル過ぎるくらいシンプルなデザインですが、それもまた良しでしょう。
＜green label relaxing＞GIZA バスク ボーダー 長袖 カットソー
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