見出し画像

無印良品のMUJI Labo(ムジラボ)2020SS、“5・5弾”!?ハーフパンツは久々の当たりアイテムか!?オススメのセットアップスタイルも紹介


 2020年も何とか毎月リリースを続けてくれている無印良品の実験的上位ラインに当たるMUJI Labo(ムジラボ)。


第一弾がアウター、第二弾がスウェット、第三弾がシャツ…と予め公式ページにて予告されたスケジュール通りに発売が続いているのですが、そんな予告などなしにスクランブル的に発売されるアイテムがあります。

例えば、第四弾と第五弾の合間には「乾きやすい縦横ストレッチUVカットクルーネックT」がひっそりと発売されていたりします。


画像1

乾きやすい縦横ストレッチUVカットクルーネックTシャツ 税込み3990円


これ自体珍しいことではないんですけどね。


そして5月は、第五弾の「半袖シャツ」が既にリリースされているのですが、そのさらに後、先週から実はハーフパンツが投入されています。


これが…かなり良い出来…!

何ならこれでこの夏乗り越えられるぜ!というくらいに大当たりアイテムかもしれません。


またセットアップ特集を前に、オススメのセットアップスタイルも先行で紹介したいと思います。


早速、見ていきましょう!



イージーハーフパンツ 黒



画像2

乾きやすい イージーハーフパンツ


IMG_0423 - コピー


 まずは「乾きやすい」という素材を使用したタイプの黒から紹介。


この「乾きやすい」という素材、ポリエステル62%,綿35%,ポリウレタン3%という化繊・コットンによる生地になっています。


IMG_0430 - コピー


凹凸を付けたシアサッカーと呼ばれる生地でもあります。

凹凸があるので、肌に引っ付かずに夏快適に過ごせる、という素材ですね。


これ結構安っぽくなりやすいんですよね。

お手頃価格のものだと、密度がほとんど感じられずにパジャマみたいになってしまったり…。

ただでさえ、5000円前後のハーフパンツなんて世の中にはたくさんあるのですが、どれも生地がショボかったりしますからね…。


その点このパンツの生地は、なかなかやります。


シアサッカーとしては十分な厚みがありますし、この凹凸感故にポリエステル特有の安っぽいツヤ感も抑えられていますから。


形としては2タックの入った、ワイドショーツと呼ばれる最近流行りのタイプですね。



画像7


画像8



夏でもショートパンツ穿かない、という人、結構いますよね。

私も、出来れば穿きたくないと思ってしまうタイプ…。



ただワイドショーツがトレンドになって、ショートパンツがだいぶ穿きやすくなったと感じます。

それまでのタイトなショーツだと、スソがタイトにピタッとしていて、「生脚感」が強調されてしまって。

それがなんだか気持ち悪い…という人が多かったんですね。

「男の脚なんて見たくない!」っていう人、男女問わずかなりいますし。

それは結構これが原因だったりします。


かと言ってスソが広がり過ぎてもスカートみたいになってしまいますから。

もう本当にちょうど良い形にしてくれました。

以外にこのちょうど良い形を探すのが大変なんですよ。


ムジラボのワイドイージーパンツって、結構クセのあるシルエットだったりするんですが、このショートパンツは現在のトレンドのど真ん中というか。

ワイドすぎず、細すぎず、丈が短すぎず長すぎず。

そういった絶妙な形を作れます。


もちろんそれは個々人の適正サイズによるのですが(この点は、次の項でさらに深堀りします)、このパンツはXS~XLの5サイズ展開。

いつも言っているのですが、ムジラボは良いアイテムが多いのですが、サイズ展開だけがネック…。

メンズはS-MとL-XLという「小さいか・大きいか」の2択になってしまい、その中間が欲しいのに…といったサイズ問題が生じることが多いのです。

またムジラボ第五弾の半袖シャツなどは、価格に対してすごく良い生地を使っているのに形が丈が短すぎる設定でちょっと使いにくかったり。

「あとちょっとなんだけどなぁ…」と思わされることが多かったので、この非常に使いやすい形、サイズを選べる仕様は本当に嬉しかったですね。


生地にしても、高級感溢れるウール地や、とろっとした化繊のようなコットン地など、もっとお高い価格帯なら良い生地がたくさんありますが、この価格帯でやるならベストの選択なんじゃないでしょうか。

そもそもシアサッカーって上位ブランドでもそこまで高級感に溢れるものってなかなか作れないので、より差が無いと言うか。


形が作れないほどクタッとし過ぎているわけでも、形がハッキリ出過ぎて角ばってしまうほどハリ感があり過ぎるわけでもなく。

本当に調度良いんですよね。


この生地故にスポーティーな感じが全くと言って良いほど無いので、COMOLI(コモリ)のような退廃的で雰囲気のある服と合わせることも出来るのが良いですね。

単体でもそうですが、よりお高いブランドと合わせても違和感なく…というのがムジラボに求めたいことでもありますから。


これはズバリ、久々文句なしのオススメアイテムでしょう。

あんまりここがこうだったら…という文句は無いかなあ。


この春てはウイルス禍で販路を絶たれたセレクトショップのオリジナル品が早々にセールになっていて、その分ユニクロとか無印良品の価格競争力って低下していると思うのですが、これは買いだと思いますよ。



ちなみに、グラミチを思わせるウェビングベルトが予め付いた仕様。


IMG_0431 - コピー


これは昨年19AWからですね。

元々はムジラボのイージーパンツのウエスト調節はドローコード仕様だったのですが、おそらく紐がちぎれやすかったり、基部が破れやすかったりでこのベルト付き形式になったのだと思います。


ベルトループは無いので、このウェビングベルトでウエスト調整をすることになります。

強いて言えばここで好み別れるかな?と言った感じでしょうか。



着こなしポイントアドバイス  ハーフパンツのベストなボリューム感・丈は、トップスとのバランスで決まる!



 よくハーフパンツは、膝上丈、膝丈など丈感が話題になるのですが、実は絶対的に正解な丈感、というものがあるわけではないんですよ。


上に着るトップスとの相対的な兼ね合いがかなり関係してきます。

男の膝上丈なんて見てられるか!という話になったりすると思うんですが、それもトップス次第なところがあります。


具体的に言うと…


ここから先は

8,652字 / 36画像
随時更新。その月に配信される有料記事はもちろん、過去の多数のマガジン収録記事が読めます。最低限の更新(週1本程度)は保証しますし、本数にはこだわらず情報と考えを必要な時に必要なだけ供給することを心がけます。 絶対損はさせません。

随時更新。その月に配信される有料記事はもちろん、過去の多数のマガジン収録記事が読めます。最低限の更新(週1本程度)は保証しますし、本数には…

サポートも毎回大変ありがたいのですが、「スキ」を押して頂けることや、シェアして頂くこと、またコメントを頂けること等、そうした皆さんの反応がとてもとてもとても励みになります! もっともっと精進してコンテンツを充実・発展させていきたいと思います。 応援よろしくお願いいたします!