2022春アウターのトレンドキーワードは「白」！？白アウターの攻略法、幻のスイングトップブルゾンなど
今回はこの春目立つ、「白アウター」のお話を。
え？そんなの流行っているの！？と思われるかもしれませんが、今春はかなり出しているブランド多いんですよ、白のアウター。
この白アウター、アイテム自体はもちろんなのですが、どう着るか？という部分、色合わせの方にもフォーカスしています。
白のアウターは、単体でどうにかなるというものでもないので。
「白アウター」が目立つ2022春シーズン、コスパアイテムで取り入れるのも◎
アウターと言えば、まずどこも基本となるカラーは黒。
そしてカラーバリエーションとしてグレー、ベージュ、カーキ、オリーブ、ネイビーあたりを作ります。
ところが今年、カラーバリエーションとして白を用意するブランドが急増。
純粋に真っ白なホワイトもあれば、ベージュやオフホワイトなど真っ白から少しズラしていたり…。その白さ具合は様々なれど、全体的な印象としては「白い」アウターが増えているんですよね。
ここ数年は白のボトムスがかなり流行っており、パンツに白のバリエーションを作っただけで売れる…という現象が続いていたのですが、これがアウターまで波及しました。
白と言えばこれまで、汚れやすいとか、デイリーに使うなら黒のほうが…と選ばれにくい色だったわけですが、こんなご時世ですし、もはやデイリーに使うというよりは「ハレ着」を求める方向性の方が強いのかなと。
オシャレして出かけるって、すっかり非日常化してしまいましたからね。
併せて清潔、クリーンなイメージが、より求められる時代になりましたし。
そんな白アウターへのチャレンジとしてオススメなのが、JOURNAL STANDARD relumeの「CALIFORNIA フーデッド ショートモッズコート」。
昨今あらゆるブランドからショート丈にアレンジされたモッズコートが出て人気となっていますが、これもその系譜。
元ネタはフランス軍のM-64ですが、他のフィールドパーカーの良いとこ取りもしているようなデザインですね。
生地はポリエステル80%、コットン20%という構成になっており、化繊が勝った感じはします。
パリッとしながらも、硬過ぎない生地ですね。
ショート丈とは言いつつ、着丈70cm以上は確保されているので、一昔前のショート丈アウターのようにインナーやパンツとのバランスを過度に気にする必要はありません。とりあえず羽織るだけでOK！というアウターですね。
（ただし白を選ぶ場合は、インナーやパンツの色に関しては、後述するようにちょっとしたコツが要ります。）
これの白がまた良いんですよね…。
まず、オンラインストアだとかなり真っ白に見えるのですが、実物はわずかにベージュ掛かったオフホワイト。
太いアームを、袖先のストラップでキュッと締めて着用するこの感じ、色だけではなく、トレンド感のあるアウターになっています。
また白と、このちょっとゴチャゴチャっとした硬派なディテールの相性が良いんですよね。
白アウターってどうしても全体の印象が大味になりがちで、ブラックやネイビー、ダークグレーなどの濃い色味のアウターと比べた時にどうしても見劣りしがち。
あとはトレンド感だったり、洒落感だったり、あるいは「黒はもう持っているし…」みたいなところで下駄を履かせないと勝負にならなかったりするのです。
これは白が黒より良いな…と思わせる出来なんですよね。
そういうアウターって珍しいです。
フードは取ってしまうのもアリです。
フードの脱着可能な服って、フードを取ると途端にサマにならなくなりますが、このタイプのフィールドパーカーはスタンドカラーになるのでバランスは崩れにくいです。
そもそもフードをオミットしてしまうブランドも多いですから。
ただ全くバランスが変わらないわけではないので、一応サイズ選びの際はフードを取ってみたときのバランスも試しておいたほうが良いでしょう。
フードはジップで簡単に着脱出来、なおかつ着脱後もジップが見えない仕様になっています。
フロントジップはシングルですが、一番下から始まるタイプではないため、ダブルジップでないことの弊害（ジップを締めた時の見た目的な窮屈感）は少ないですね。
サイズはM/Lの2サイズ展開。
どちらを選んだとしても身幅はゆったりしますし、袖丈はやや長めになって、結局ソデのストラップでギュッと絞って着ることになると思います。
一番印象を変えるのが着丈で、Mだとエクワックスなどのようなショートミリタリーパーカ寄り、Lだと本来のモッズコートに回帰するような印象になりますね。
どちらかの印象を取るかはお好みですが、小柄〰平均身長付近の方が大き過ぎるくらい大きめに着ても可愛いと思います。
ただ背が大きい方はもうワンサイズ上が欲しくなるかもしれないですね…。
カラーは、もちろん黒を選んでもOK。
relumeの19AWシーズンに発売されたミリタリーパーカはなかなか素晴らしい出来でしたが、それ以来の出来の良さを感じますね。
もちろんアウターとしては安めの価格帯なので、縫製はどうだろう？ちょっと粗いですし、2万円、3万円、それ以上のアウターと比べると安っぽく無いと言ったら嘘になってしまいますが、1万円台のアウターとしては文句なしでカッコいいと思います。
これはいつも言ってることですが（しつこくてごめんなさい…）、あまりカッコつけ過ぎた服ばかりあっても、カジュアルシーンは回らないもので。
こういう黒のミリタリーパーカー、マウンテンパーカーなどが一着あることでワードローブは安定します。
※別ブランドのアイテムです
ただ白のトレンド感、洒落感の高さからすると、黒より白、試しに見て欲しいなあ…となってしまいますね。
逆に言えば黒のミリタリーパーカー、マウンテンパーカーは2着3着は要らないので。
今季トレンドの白アウター、何か良いものが無いかなと（出来れば出来るだけコストパフォーマンスに優れた価格帯で）思っていただけに、これはなかなか良いと思います。
別に全員がチャレンジする必要はまったくないトレンドですが、ちょっと試してみたい方にはうってつけじゃないかなと。
JOURNAL STANDARD relumeは、ジャーナルスタンダードなどと同じくベイクルーズ系のセレクトショップ。
ジャーナルスタンダードの名前を冠しているものの、ジャーナルスタンダードとは全く別のセレクトショップです。ジャーナルスタンダードに行ってもレリュームのアイテムは買えないのでご注意ください。
価格帯としてはユニクロや無印良品通常ラインと比べるとワンランク高めではありますが、大手のセレクトショップとして見ると最も安い価格帯の商品構成になります（アウトレット専用、オンライン専用ブランドを除く）。
アウターは本アイテムを含めて1万円台〰、パンツは6000円〰と、セレクトショップのオリジナルアイテムとしてはかなり抑えめです。
故に、正直アタリの率は低めですが、アタリの場合はかなりコストパフォーマンスの良さを実感出来るショップです。
ぜひユニクロ・無印良品以外の選択肢に加えて欲しいセレクトショップですね。
JOURNAL STANDARD relume CALIFORNIA フーデッド ショートモッズコート
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