ユニクロU・2022AW、オススメアイテムはコレ!ユニクロの凄さと、どうしちゃったの?が同居するコレクションに…【レポート】
年2回の恒例行事となった、ユニクロU。
ご存知アーティスティックディレクターにクリストフ・ルメールを迎えたユニクロの特別コレクションです。
今年がここ2年と異なるのは、ユニクロの大型コラボ+Jが無い久々の秋冬シーズンである、ということ。
ここ2年は、+Jのいわば前座的な存在に甘んじていたユニクロUですが、今年は主役と言って良いでしょう。
心なしか、いつもより熱気が戻った発売日だったような気も…。
ただ今回は、良いものと悪いものの差がクッキリ。
相変わらず、ユニクロ凄いな…、セレクトショップオリジナルあたりでどれだけ廉価に作ろうとしてもこれは無理、というアイテムもしっかりあるのです。
一方で、ユニクロどうしちゃったの?というアイテムも…。
当たりアイテムをさらに厳選・吟味して、出来るだけお財布のヒモを緩めないことをオススメしたい…そんなコレクションになっています。
一部アイテムは値上がりしているのに、質が悪くなっているというのが現状だからです。
世界情勢的にも、値上がりは仕方ないと思うものの、それでもこのクオリティではちょっと…みたいなアイテムは潔く見送るほうが、結果的にこの時代でもファッションを楽しめると思います。
オススメアイテム
オススメアイテム①プレミアムラムリブVネックセーター
今回のイチオシアイテムは、まずは「プレミアムラムリブVネックセーター」でしょう。
プレミアムラムリブVネックセーター
これは、本当素晴らしいと言って良い出来です。
これはもうこの価格(3,990円)では驚異のクオリティ。
ウール100%で、肉厚で、肌触り良く。
着た時の見栄え、シルエットも良いし。
いやー本当に文句なし。
あんまり大袈裟に「他だと何倍もお値段しますよ!」とか言いたくないのですが、これは言いたくなります。
中間価格帯のセレクトショップオリジナルで1万円出しても、このクオリティは出せるかどうか…。
アウターなどだと、確かにユニクロは安いけれど、もう少しだけ上乗せしてより満足感あるものを買っても良いのでは?と言いたくなることも多々ありますが。
このニットは、何割か値段を上乗せしたくらいでは上位互換を見つけ難い…。
ユニクロUのラムウールは、かつてはチクチク感が凄くて着ていられない…とかあったのですが、今回は本当チクチクしない!
19.5マイクロンと、かなり細い繊維であることと肌触りの良さを謳い文句にしていますが、そこは偽り無しですね。
カラーはナチュラルがまずは良いのですが、まっさらな無地のオフホワイトではなく、僅かに杢掛かっています。
杢がしつこいとうるさかったと思うんですが、この僅かに入った杢のバランスも良いですし。
いやあとは本当に温かいし、着心地良いし。
着る毛布ですよ。
私は家に帰ったら速攻でウールニットは脱いでしまいますが、お家時間にも良いんじゃないかな?
細い繊維を使っているので、毛抜けはしますが、これは致し方ないところ。
これで価格も高くて、質感や見栄えも良くなくて、さらに毛も抜けまくるとかであれば、大幅なマイナス要素になりえますが、他の要素は普通にハイレベルなので全然目を瞑れます。
高いニットでも毛抜けはありますし、ごそっとかたまりで落ちてくるとかそういったレベルではないので。
付着しやすい素材や、抜けた毛が目立ちやすい黒系のアイテムは控えましょう。
最初はインディゴデニムとか良いと思います。
まあ本当に、長々と語る必要性を感じさせない出来です。
あとは希少性と、着こなし面だけですよね。
これは店舗限定アイテムでは無いので、お近くのユニクロで買えます。
そうなると流通もそれなりにしてしまうわけで、ユニクロ被りとか気になるとは思うのですが、柄シャツとかでは無いので、あまり気にしなくては良いのではないかなと思うのですが…。
着こなし面で気になるのは、Vネックニットって中に何を着たら良いの!?ということではないかなと。
最近はVネックや、その派生とも言えるスキッパーのニットなんかも増えてきました。
ただ本当にかなり長いスパンで、クルーネック1強トレンドが続いたので。Vネックってどうやって着るんだっけ?と。
以前のVネックトレンドは、とにかく深いVネックから、胸元の肌を見せるものでした。
だから、中に合わせるインナーも同じくVネックのものを用意しなければいけなかったり。
対して今は、長らく続いた「首元、胸周りの肌を見せない」トレンドの後なので、まだガッツリVネックから肌を覗かせるのは抵抗があるところです。
だから普通にクルーネックのTシャツに合わせても良いですし。
モックネックなどの高過ぎないハイネックを合わせて、Vネックと首元を埋めてしまっても良い。
それでもちゃんとVネックの形は効いてきますから。
今回は、ちょっとクオリティは以前より下がってしまいましたがモックネックカットソーの展開ありますし(モックネックプルオーバー)。
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