今要注目のドメスティックブランド、blurhmsROOTSTOCKのベースボールT、サイズ違いで買ったボトルネック…今季激推しのアイテムを紹介!
ユニクロUにCOMOLIの注目作発売と、ここのところ相次いでカロリーの高い記事が続きましたが、本日は少数精鋭ながらも個人的にかなりオススメなアイテムを紹介したいと思います。
来週は関東でも雪が降りそうなこの冬の真っ只中に夏に着る物を…って、いやはえーよ!と言われるのは覚悟していますし、私も思うのですが、発売されるし、売れているんですもん…。
ちゃんと今すぐか、もうすぐ着れるアイテムも紹介しております。
今要注目のドメスティックブランド、blurhmsROOTSTOCKのベースボールT、昨年のロゴTに続きブレイクの予感しかしない…
今注目すべきブランドを挙げろ、と言われると真っ先に挙げたくなるブランドの5指に入ってくるのが、blurhmsROOTSTOCKです。
ブラームスルーツストック(以下単にルーツストックと呼びます)は、ドメスティックブランドblurhmsの別ラインです。
ここらへんややこしいのですが、廉価ラインと言ってしまうと語弊がありますし(別に安くはないしね…)、ベーシックラインと思って頂ければ良いのかなと。
ベーシックとかシンプルという言葉も定義が難しいのですが、こだわりにこだわり抜いたようなアイテムを出してくるブラームスに対して、複雑さを削ぎ落とした…という感じでしょうか。
Tシャツやスウェットといったカテゴリーに強いブランドです。
昨年、21年春夏シーズンには、プリントロゴTシャツがヒット。
どこか懐かしさと新しさを感じさせるこういったプリントT。
このプリントTをきっかけとして、ブラームスルーツストックは一気に服好きな人たちの間でブレイクした感があります。
そんなルーツストックのこの夏イチオシのカットソーが「Rough&Smooth Thermal Baseball Tee」です。
Rough&Smooth Thermal Baseball Tee-Heather Oatmeal
いやこれかなり売れそう…。
昨年のロゴTに続き、ブレイクの予感しかしません。
これはその名の通りベルギーワッフルのような凹凸を付けたワッフル地のベースボールTシャツです。
ベースボールTと言っても、スポーツ・ユニフォーム的なデザインは削ぎ落としてあるので、七分丈のカットソーという解釈で良いと思います。
表面はかなりしっかりしたドライ感のあるワッフル地ですが、裏面は凹凸を抑えたスムースな編地になっています。
ワッフル地のアイテムは裏面までワッフル地になっていることが多く、それはそれで肌離れの良さがあったりもするのですが、さらに着心地の良さと見栄えの良さの両立を追求しています。
しかもこいつ、なかなか機能的で。
素材の割合としてはコットン79%、ポリエステル21%と、化繊オンリーによる機能性素材ではないものの、実は生地の中に微細な溝を持つ単繊維をランダムに配列することであえてねじれを加えているそう。
さらにコットンメインながらポリエステルを加えた素材によって、優れた吸水性と拡散性を実現しているのだとか。
まだ購入して日が浅いので、本当に暑い日に着用してどうか、洗濯を繰り返してどうか、というのは未知数なものの…着た印象としてはしっかり感のある生地と、真夏も着れる快適さとを両立している感じはしますよ。
しっかりとした素材感と真夏も着れる快適さというのは相反関係にあり、スウェットに近いような分厚いしっかりした生地を採用すると、見た目と肌離れの良さは実現出来るものの、どうしても真夏は暑くて着ていられなくなるものです。
この生地は、厚みこそそこまででは無いものの、かなりのハリ感、そこからくるしっかり感を実現しており、ワッフルという点だけでなく、通常のTシャツ生地との違いを見せてくれていますね。
ただ最大のウリは…やっぱり見た目が良いことでしょう。
ワッフル地は、サーマルカットソーによく使われますが、よく冬にインナーとして使う、保温性を目的としたビタビタのタイトシルエットのものではなく、夏に着ることを想定したビッグシルエット。
それもかなりのビッグシルエットで、この肌離れの良い生地故に身体に張り付くことなくシルエットが再現されます。
しっかり肩が落ち、身幅も広く、さらにアームも太く。
スリットも入っているので、何にも邪魔されずに服がシルエットを作ってくれる感じですね。
これだけ大胆なシルエットにも関わらず、ワッフル自体は細かくて繊細さも感じられるバランスが、すごく良いと思います。
七分袖って、ド定番ではないぶん好き嫌いがもちろんあるとは思うのですが、夏の半袖スタイルに抵抗がある…という人にとってはかなり現実的な提案の一つではないかなと思っていて。
半袖スタイルはどうにもカッコ悪いから、長袖を腕まくりして着るわ…という人結構居るんですよね。
ただどうしても近年の日本の夏は、それでは暑い…。腕まくりだと、袖から風が通らないので。
七分丈なら、少なくとも半袖よりはサマになりやすいですし、半袖スタイルの「何かもの足りない…」みたいな感じも軽減されます。袖に風も通りますしね。
昨年は、COMOLIの「フットボールTシャツ」が大ブレイク。
ブランドの定番アイテムではありましたが、半袖Tシャツか半袖シャツか…というメンズの狭過ぎる真夏スタイルに新しい選択肢を…ということで注目されました。
22SSシーズンも、COMOLIのフットボールTシャツの新しいカラーなどは結構な人気が予想されます。
「流行り過ぎたものは着たくない」というのは、服好きが抱える葛藤だと思うのですが、ブラームスルーツストックのベースボールT、かなり良いですよ。
流行っているものをそのまま、ではなく、少しズラして取り入れる、というのは差別化の王道ですよね。
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