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無印良品でオシャレする!は可能か?2021年秋・前編 2000円シャツ、復活の名作スニーカー、隠し玉アイテム…etc


  今回は無印良品のアイテムを紹介していきます。

普段紹介しているムジラボではなく、無印良品通常ラインの方ですね。

無印良品の洋服は、ここ数年でユニクロに随分を差を付けられたな…という印象がありますが、ユニクロにはない良さがありますよね。

素朴でナチュラル、頑張り過ぎていない感じ。

皆がなんとなく気にしてしまう「ユニクロバレ」「ユニクロ被り」が起きないですし(これはどうでも良いか…)。

私などは、いや、これ無印ですから?という謎のエクスキューズもあるのですが、どうでしょうか。


そんなわけで、無印良品でオシャレしようと思った時のポイントを一つずつ解説していきたいと思います。

当然無印良品でオシャレしようと思うと、限界もありますから、そこにも触れつつ…。

無印の服で、表参道とか中目黒あたりで、店員さんから「その服オシャレですね、どちらのですか?」と聞かれるのはおそらく無理です(私はこの例えよく使うのでご容赦ください)。


でもね、大学の授業、近所のカフェ、図書館…etc、日常のちょっとした瞬間に「何か良い感じだな」「どこの服?」くらいに思われるくらいは全然可能ですからね。

変に気取った洋服より、全然印象良いこともありますから。


※今回の秋・前編では現在発売中のアイテムから、「洗いざらしオックスフォード」シリーズなどの秋序盤戦のアイテムを中心に紹介しています。

「フランネル」シリーズなど、よりシーズンが進んだアイテムは秋・後編で紹介していきます。






2000円で買える定番シャツは、色とサイズを徹底して選ぶ!



  昨年無印良品は、無印良品週間をはじめとするセール頼みを脱却するため、あらゆる商品の価格見直しを断行。

もうそれこそギリギリ限界のラインまで、アイテムの定価を下げてきました。

その一環で、シンプルなレギュラーのシャツはほぼ2000円均一になったのです。

すごいデフレですよね…。


日常着としてのシャツなら、もうこれで良いでしょ、という。


秋口にピッタリなのが、「洗いざらしオックスボタンダウンシャツ」。


洗いざらしオックスボタンダウンシャツ


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洗いざらしオックスボタンダウンシャツ



税込み1990円。

本当にこれで良いのだろうか?経済のためには良くない気がしてしまいますが、本当に安い。

しっかり満足感のあるオックスフォード生地を使って決して2000円のそれには見せませんが、色とサイズにこだわってより洒落感を出していきましょう。


オススメカラーは、秋らしいレンガ、そしてダークグリーン。



レンガ(同生地・同カラーの別のアイテムとなります。)

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ダークグリーン

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ただ最もオススメなのが、フェードベージュです。


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このフェードベージュは、ブラウンを混ぜたような絶妙なベージュ。

ミルクティーみたいな色味ですね。

今季はムジラボでも、フェードベージュというカラーがありますが、そちらとは全く別モノになります。


こういうパキッとしていない、曖昧な色味良いですよね。


ダークブラウンやチャコールグレーのパンツなどと合わせると一気に秋っぽさを出すことが出来ますし。

何より、誰もが持っているであろう黒いパンツと合わせるだけでも洒落感を演出出来るんですよね。


このボタンダウンシャツは、どうしても白いボタンが浮きやすいのですが、他の濃い色と違って淡さのあるフェードベージュはコントラストがキツくならないので、ボタンが比較的目立ちづらい、というメリットもあります。


さらにサイズにもしっかりこだわっていきましょう。


無印良品のシャツは、とにかく小さい!

これでもマシになってきたのですが、一昔前のタイトなサイズ感をどうしても引きずってしまっていて、大きく着ないと逆に野暮ったく見えます。


タグに書いてある適正身長は一旦忘れて、思い切って大きめサイズを選んでみましょう。



Lサイズ着用

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これくらいが、今シャツを着る上での最低ラインのゆとり感かなと思います。


以前は身体にピッタリと沿うようなものがジャストフィットとされていましたが、今はトレンドは変わりましたから。

そこから若干余裕感をもたせて、窮屈感を感じさせないところまで来たのが現在のジャストフィットです。


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もちろん、無難にこのサイズでも全然良いのですが、よりトレンド感のあるゆとりを目指して、さらなるサイズアップをしても良いでしょう。


XLサイズ着用

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サイズをXLまで上げると、肩幅・身幅・着丈、より余裕が出て、ゆったりとしてきます。


ただし、XLまで上げると、ソデ丈はかなり限界へ…。


このゆったり感と、ソデ丈(あるいは着丈)とのバランスをどう取るか?がユニクロや無印良品の通常ラインでお洒落をしようと思った時の決め手になってきます。


ユニクロや無印良品は、日本のブランドの中でもかなり幅広い年齢層の消費者を対象としなければならないので、どうしてもサイズ感は保守的になりがち。

より上位のブランドのように、全体的にゆったりとしたサイズ感で作りつつ、ソデ丈は良い感じに調整する、なんてことはしてくれていないのです。

だからゆったり感を出すためにサイズは上げつつ、ソデ丈の限界を探っていかないといけません(場合によっては着丈も)。


今のトレンドだと、シャツ類はボタンを外した状態でソデ先が「手の甲に掛かるくらい」までは許容範囲です。

それくらいであれば、ソデ先のボタンを外しても、ボタンを締めても、そこまでアンバランスにはなりません。


さらに進んで、手の甲が隠れ、指先がちょっと出るくらいになってしまうと、ボタンを締めてもちょっと生地が余り過ぎたりしてバランスが悪くなってしまいますね。


XXLサイズ着用


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XXLサイズまで上げると、流石にソデ丈が限界突破。

手の甲は隠れて、指先が出るくらいになってしまいました。


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ここまで行ってしまうと、流石にやり過ぎかな?と思う人も多いと思います。

こうなるともうロールアップ、腕まくりをして誤魔化すしかありません。


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着こなしの幅は狭くなってしまいますが、古着などでこのサイズしかない、と言う場合はこういった着方で誤魔化してしまうこともありますし。

ゆるっとしたサイズ感で着たいからソデはなんとかするわ、と言う人も今服好きには多いものです。

ただ、一般的にはソデが長いと、その違和感に耐えられないと思うので、そうなる手前でサイズを抑えておいたほうが良いでしょう。


今はこれぐらい大きく着ても全然良いと思いますし、2000円だから挑戦しやすいということもあると思いますけどね。


ただやっぱり私としては、今回で言うとXLサイズくらいのバランスをオススメしたいですね。


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洗い込んでいくと、若干ここから縮みも出ますし。


無印のシャツ、本当にあなどれなくて、色とサイズさえしっかり選べば、2000円とは思えないハイパフォーマンスを発揮します。

どうしても陳列に手間を掛けられないので、店頭に置いてある状態では畳みシワが凄くて、良く見えないことが多々あるのですが、

しっかりアイロンやスチームなどでシワを取ってあげると見違えますからね。


まだまだ昼間は暑い時間帯も多く、洗濯しやすい生地感というのも日常着にはもってこいではないでしょうか。


「洗いざらし」とはありますが、流石にピシッと神経質にアイロンを掛ける必要はないですが、脱水短めで、全体のシワを軽く落とすくらいにはアイロンすると綺麗に着れますよ。


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