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新生MUJI Labo(ムジラボ)、さらに充実の無印良品通常ライン新商品、真夏のうちに徹底チェック!無印良品特集!【フィーチャー】

 ちょっとムジラボネタ続き過ぎじゃない?と思われるかもしれないのですが、着用画像は撮れていなかったのと、注目も新アイテムもあり、さらに無印良品通常ライン秋アイテムも充実してしまって…。

オンラインサイズ欠けアイテムも目立ち出してしまったので、無印特集やっちゃいます!
他ブランドのレポートも続いてやるのでご安心を。

正直これからユニクロをはじめとして秋冬シーズンアイテムは同じ価格帯からどんどん発売されていくのは明らか。

これは在庫や出来的に急いだ方が良いよ!というアイテム以外は、目を付けておくというか、こういうアイテムが今季は来そうなんだなと心の片隅に残像を留めておきましょう。


大きく変わった無印良品Mujilabo、「普通のブランド」へ生まれ変わる

 これまでちょっと変わった立ち位置にいたMujilaboムジラボ

無印良品の実験的かつ実質的上位ラインと表現してきましたが、もしかすると実験的要素は今後鳴りを潜めることになるかもしれません。

ムジラボは今季23下半期シーズンより、トップスのサイズ展開を大きく一新したのです。

これまではXXS-XS/S-M/L-XLという3サイズ、男女兼用・ユニセックス展開でしたが、今回よりXS/S/M/L/XLの5サイズ展開に。

ユニセックス仕様なのは変わりませんが、より柔軟に、いわば「普通の」サイズ展開になってくれました。

男女兼用・ユニセックスというテーマに止まらず、一例を挙げると「極端にボタンの少ない脱ぎ着しやすいシャツ」…など洋服のこれまでの常識に縛られずに再定義し直す…ということをやってきたムジラボ。

ただそれは常にユーザーに受けれられてきたとは言い難く。
全く受け入れられないこともあれば、モノは良いから…と半ば妥協されることもあり…。

そのポテンシャルの高さは見せつつ、なかなか難しいラインになってしまっていました。

ただ今回からは、「良い服作り」というところに、より立ち返ってくれた感はあります。
だいぶシンプルにまとまりました。
いや皆こういうの欲しかったよね?という。

正直色んなものが値上がりし過ぎていて、生活必需品ではないファッション関連品は肩身の狭いご時世。
せっかくモノや世界観は好きなのに、仕様が合わないからと、そっぽを向かれてしまう事態は避けたいのでしょう。

そもそも今は「男女兼用」というだけで、避けられかねないのですから。

そんなムジラボ、改変前から「これは良い服」と自信を持ってオススメしていたハイネックカットソーも生まれ変わりました。

Mujilabo 天竺編みハイネック長袖Tシャツ

天竺編みハイネック長袖Tシャツ

ムジラボのハイネックカットソーは、タートルネックのように折り返さずに絶妙な高さを出してくれるタイプ。
グッと首を締め付けず、ある程度ネックに広さがあるこのタイプは、探すとありそうでないのです…。

これにシャツアウターでもガッツリ重めのヘビーアウターでも、なんでも良いのですが羽織ってしまえばもうスタイリングになってしまう。

そういう土台を作ってくれるハイネックカットソー。


首がジャケットのエリと直接触れて皮脂で汚れてしまうことを防いでくれることも大きいですし(洋服はこの皮脂汚れでエリからダメになります)。

20年下半期に発売されて以降、カラー展開の差異はあれど、一貫して同じ仕様で作られ続けてきました。

ところが今年

・素材が綿100%からポリエステル55%、綿45%という素材に変更
・ネックが若干低く(短く)変更
・ライトグレーの色味を21AWから変更


など初登場以来色々改変されたので、どうかな…という一抹の不安はありましたが。

素材が綿ポリに変わって、ハリ感が生まれシワ耐性が付きましたし、ネックも低めになって折れづらくなり。
今回のライトグレーの色味も問題のあるそれではなく、いろいろな服に合わせやすいですし。
(ブラックでも良いのですが)

変更点にもそれなりに良さがあり、懸念も払拭されたかなと思います。
毛玉が出来やすいとか後から問題点が出てくる可能性はありますが。

秋冬のベースインナーとして、十分その役目を果たしてくれそう。

レザージャケットやテーラードジャケットなど、「一張羅」的な服が今年はトレンド的に来そうな予感ですが、そういった「あれ?でも中に何着れば良いんだろう?」みたいな服もスルッと着れてしまうと思うんですよね。

その頃にはサイズにも欠けてしまっていて、代用品探すのに苦労、と言うか代用品無かったりするので、暑いので本当長袖とかテンション上がらねえよっていう気持ちは重々承知の上で早めにチェックして欲しいアイテムです。

いやこれ無いと秋冬本当に困るのよ!ってくらいの基幹的なアイテムです。


新生ムジラボのサイズ感

 
 ムジラボは定番品のカットソーなど以外はシーズンによるサイズ感の変化が激しく、例えば22年上半期などは超ビッグシルエットになったりしたのです。

ですが、流石にデカ過ぎるという声を受けてか22年下半期には即座に修正してきましたし。

23年下半期シーズンの現在、総じてゆとり感はありつつも、ビッグシルエット過ぎるということはない、そんな適度なサイズ感に落ち着いています。

そして今回トップスがXXS-XS/S-M/L-XLという3サイズ展開からXS/S/M/L/XLの5サイズ展開へと切り替わったことで、どのサイズを選べば良いのか?ということなのですが。

もちろんアイテムによりますが、基本的には、無印良品通常ラインのサイズ感に限りなく近付いたと見て良いでしょう。

無印良品の通常ラインと比べると、まだまだムジラボの方が若干ゆとり感があることが多いのですが、その差はどんどん縮まってきているように感じます。
かつては無印良品通常ラインはトレンドと乖離して小さかったので、その差が大きかったのですが、今は無印良品通常ラインもだいぶ大きくなりました。

無印良品通常ラインでLサイズなら、ムジラボでもLサイズ、ちょっと大きいならMサイズに…くらいのサイズ感の幅の取り方でOK。

適正サイズが2サイズ違う…っていうことは、およそ無いのではないかな?と。


今回のハイネックカットソーのような従来からの継続品番の場合、表記的に従来のL-XLサイズは新LサイズとXLサイズの中間くらいになりそうですが、そうではありません。

旧L-XLサイズは、新MサイズとLサイズの中間となるので注意が必要です。

袖を通したシーズンによっては「ムジラボって馬鹿でかい」という印象を持たれるかもしれませんが、今はそうでもないよ、ということは覚えておきましょう。

現行のトレンドは大きく、ゆるめに着たい人が多いので、どのアイテムも最大サイズのXLサイズは品薄になりやすいでしょう。
生産数もMやLと比べると少ない気がします。


ハイネックカットソー着比べ

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