半袖シャツ特集・前編セレクトショップオリジナル編、コスパ、ベーシックから今着たい柄シャツまで網羅！【フィーチャー】
6月に入り梅雨寒になってしまい、半袖の機運が低下していましたが、ようやくそれも解消されましたね。
昨日くらいから蒸し暑い…。
ここからさらに10℃は気温上がってくるわけで、今からどうなることやら…。
ここから長い夏、半袖シャツが欲しくなってくると思うので、もう過去イチというレベルでリサーチに時間を掛け、かなり良い物が揃えられたと思っています。
セレクトショップオリジナル編は、コスパ、ベーシック、そして今着たい人多いんじゃないかな？という柄シャツまで、かなり守備範囲広く良品を網羅しています。
※配信当初記載出来ていなかったスタイリング使用アイテム詳細を追加しました！
この夏欲しい半袖シャツに目処を立てるべく充実した内容になっており、前編・後編の2本立てとなっておりますので、是非両編ともチェックをお願い致します！
上半期ナンバーワンコスパアイテムの半袖版は？
上半期はまだ終わっていませんが、ナンバーワンのコストパフォーマンスアイテムを挙げるとすれば…おそらくコレになるでしょう。
green label relaxingの「TW ウォッシャブルトロ ジャストルーズ シャツ」。
元々グリーンレーベルリラクシングのウール素材のジャストルーズシャツシリーズは秋冬、春夏ともに良くて、毎シーズン紹介しています。
これはウール50%にポリエステル50%という素材割合で、ウールシャツ特有のシルエットを綺麗に見せる力（シルエット形成力）が強いのです。
ポリエステルが入ることで、家の洗濯機で洗濯出来、しかもビショビショの状態で干せば、ほとんどシワ無く、アイロンも最小限…エリの形を整えるぐらいで綺麗に着てもらえるというイージーケアも兼ね備えている。
ただし、ポリエステルが入ることで色によっては安っぽさ（特有の歪なツヤ感、ポリ感）だったりが出るので、色は慎重に選ぶ必要がありますが、まさに同ブランドの「鉄板」的なアイテムなのです。
夏はサラッとしたトロピカルウール（トロ）で展開されますが、今年はナチュラルというカラーの出来がもう、飛び抜けて良かった。
非常に淡い、グリーンっぽさのあるライトベージュのような色味。
ニュアンス程度、透けそうでギリギリ透けない、そんなシアー感があり。
昨年から、透け感のあるシアー素材のシャツってちょっとしたトレンドになっていて、AURALEEとか色々なブランドが出しているのですよ。
この色味、そしてあくまでニュアンス程度のシアー感が、絶妙で、この値段らしからぬ見え方の良さがありました。
透け感とは言いましたが、こうしたシアーシャツにとって鬼門となる黒のインナーを合わせてもガッツリ透けて見えることは無く、問題無く着られるので、難しい服でも無いですし。
こういう活動をしていると、もちろん高い服でも、良い服ってたくさん出会うのですが、出来れば手が届きやすい価格帯で良い物を探し出したいな…と思っているのです。
別に直接声を投げかけられるわけではないのですが、高くて買えないよ…というのが一番辛いですから。
これは本当に紹介出来て良かった！と思える服でしたね。
実はこのグリーンレーベルリラクシングのウールシャツ、半袖バージョンも発売されています。
ちょっと長袖が良過ぎたので、それと比べると可哀想なのですが…。
こちらも長袖と全く同じ生地を使っています。
ただ、服の形は半袖、そしてオープンカラーシャツになることでかなり変わってきます。
単純に長袖のソデを短くしているわけではなく、半袖オープンカラーシャツにするうえで抜本的に形が変えられています。
シンプルにコンパクトな作りになっています。
長袖は、かなりゆとりのあるサイズ感ですが、こちらは今の基準で行くと、ちょっと小さい。
最大サイズのXLを選んだとしてもそんなに大きくないんですね。
半袖シャツは、その構造上、肩とソデ部分がピタッとしたものを選ぶと、その人本来の体型や骨格が浮き出るように、そのまま反映されてしまうというところがあります。
長袖と違って誤魔化しが効きづらい。
最近はゆったりしたトレンドもあって、そこを誤魔化せる、ソデが太く長い半袖シャツが出てきましたが、このアイテムに関してはそういう形ではないので。
出来る限り大きく着たほうが見栄えは良くなりますが、そもそも作りが小さいので、適正サイズが無い…という人も出てきてしまうかなと。
ふわっと今っぽいシルエットになる長袖版に比べると、シルエット、形の面ではちょっと劣るのがこの半袖オープンカラー版なのです。
カラーは、長袖に引き続きナチュラルと、半袖版でのみ展開されるネイビーがオススメです。
このウールトロ生地を使った半袖シャツには、オープンカラーシャツ以外にも新型があります。
「TW ウォッシャブルトロ プルオーバー バンドカラー シャツ」。
バンドカラー＋プルオーバータイプです。
全く別型にはなりますが、昨年のグリーンレーベルリラクシングのウールトロのバンドカラーシャツは、ボタンの間隔を空けすぎて一番上のボタンを外すとベローンと生地が垂れてしまうという致命的な欠陥がありましたが、今年はそういうことはありません。
こちらは半袖オープンカラーシャツとは異なり、身幅がワイドに、またソデも太め、やや長めに取った現代的な半袖シャツになっています。
若干野暮ったいシルエットにはなるのですが、そこはこのウール生地で十分カバー出来ていると思いますし、着る人の骨格的な弱点をあまりさらけ出さずに済むかなと思います。
こちらはサイズ感は大きめなので、無理に大きくサイズを上げる必要はなし。
これカラー展開が結構面白くて、黒は真っ黒ですが、マスタードとオリーブは少しチラつきのある色味。
特にオリーブは、いわゆる「玉虫色」のシャンブレーのように、じわっとした色調の変化が楽しめます。
ただマスタードとオリーブ、面白いし良い色ですが、結局着やすいのは黒かなと。
カジュアルな形のシャツなので、黒を選んでも嫌らしくなりづらいですし、淡い色味のパンツを活かすにもうってつけです。
あまりに長袖版が良かっただけに、半袖版はそこと比べると正直劣るのは否めませんが、今年はオープンカラー、プルオーバーバンドカラーともに違った方向性で、好みのタイプを選べるのは良いですね。
半袖シャツってなかなかコレ！という、パーフェクトなものが無いですから。
いやしかし定価8000円のモノとしては、相当良くて、相変わらずコスパ最上位ですね。
※今年からZOZO とユナイテッド・アローズ公式は別在庫扱いとなりました。在庫の連動性が無くなり、片方で在庫がなくとも片方ではある、といった状態になります。
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