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【トレンド解説】パタゴニア「レトロX」風フリースジャケット多過ぎ問題!

※この記事は下記ブログ記事のnote版です。
基本的には同内容となりますので、読みやすい方で御覧ください(定期購読読者の方にはコーディネート使用アイテムなどの追加記載があります)。



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2021年末は新型ウイルス禍が収束ムードだったため、久々に街は年末らしい賑わいを見せていました。

やっぱりクリスマスともなると、皆ある程度気合を入れたファッションを見せてくれますから。格好のトレンドリサーチが出来ます。

数年前のクリスマスは、「男は皆ロングコートに白いタートルネック着ている」なんて言われていたのが懐かしいですね。

そこからシルエットや着丈などトレンドは色々変化していますが、ロングコート自体は未だに安定した人気がありますし、決してトレンドから外れたわけではありません。

ただ今は「クリスマスだから気合を入れてロングコート」という感じでも無いんですよね…。


今多いのは、圧倒的にパタゴニア「レトロX」風フリースジャケット。


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防風アウターフリースジャケット


ユニクロで言うと、「防風アウターフリースジャケット」がそれに当たります。

これ、めちゃくちゃよく見ますよね。

私の知人曰く、「今ディズニーに行くと100万人くらいいる」そうです。

ただ、それだけ流行るのも分かる。


ありとあらゆるブランドがデザインソースにしてきたパタゴニアのレトロXは、それこそデザインとしては完成しているし。


風を通さないのでしっかり暖かいし。

元々アウトドアウェアですからね。

普通に可愛いし。

値段も、本家パタゴニアなら3万円してしまうものが、例えばユニクロだと4000円と廉価です。

つい最近まで、2021年の冬の新型ウイルス禍どのようなものになっているか、誰にも分からなかったわけで、かなり多くの人が「高いアウターなんて買えない」と思っていたのもあるでしょう。


ただ、流行り過ぎてしまった感は否めない…。

あまりにアイコニックなアイテムですし。

今ユニクロでフリースジャケット買うなら、「防風アウターファーリーフリースフルジップパーカ」の方が断然オススメです。


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防風アウターファーリーフリースフルジップパーカ


DSC03327 - コピー


こちらはファーリーフリース、毛足を長く取ったフリースを使ったジャケットです。

おそらくデザインソースは、90年代のアウトドアジャケットで、至ってシンプル。
パタゴニアのレトロXからは離れられます。

これ暖かい上に、結構カッコいいんですよね。


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防寒目的でしょ、とかナメていると、アレ?めっちゃ良いじゃん、となります。

これも外でしっかり着てもらえる、しっかりしたアウター的なアイテムなのですが、着心地は前述のレトロX風・防風アウターフリースジャケットとは雲泥。

防風アウターフリースジャケットは、裏地もしっかり、暴風フィルムまで備えて、生地も分厚く ということで、かなり固いアイテムになってしまっているんですね。もう着心地も固いし、見た目、シルエットも四角に近いんですね。

ユニクロのアイテムって優等生というか、しっかり作り過ぎて固くなってしまうことがあるのですが、まさにそんなアイテムで。

生地が体に沿うとか、落ち感というものが全く無いので、もう本当に角張ったシルエットになってしまってるんですね。

サイズを上げても、四角形が大きくなるだけで…。

その点、防風アウターファーリーフリースフルジップパーカの方は非常に柔らかい着心地。

部屋着にするにはもったいないのですが、家に帰ってきてからもずっと着ていたいアイテムです。

被るには小さいフードですが、しっかりとジップを上まで上げてスタンドカラーのようにすることが出来、これがまた温かい…。

そして柔らかいから、着心地の悪さも無いと。

しっかりダブルジップなのもポイント高いですね。


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ダブルジップだと、上のジップはしっかり上げて、下を開ける、みたいな着こなしが出来て、この手のジップジャケットに出来ればあって欲しいディテール。

これはすごく嬉しいですね。

もちろん、素材感に安っぽさが全く無いか?と言ったら嘘になってしまいます。
ただ、それでも全体の雰囲気は凄く良いし。


今これだけ量産されてしまったレトロX風の方で差別化しようと思ったら、どれだけ素材感をアップさせなければいけないんだ?という話で。


それこそ3万円する本家パタゴニアが今ユニクロとあまり差別化出来なくなってしまったわけで…。

しばらくは高価なブランド達もレトロXをデザインソースにするのは止めておこう、となっているはず。

さてコーディネートですが、スラックスにブーツ、といったややドレッシーな下半身と合わせれば、デートに着ていっても大丈夫。


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また、今トレンドのスウェットパンツを合わせてカジュアルなコーディネートを作っても、そこまで手を抜いている感は出ません。


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これは、同じく今ユニクロで買える冬の傑作アイテム、「ヒートテックボアスウェットパンツ」です。


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ヒートテックボアスウェットパンツ


このヒートテックボアスウェットパンツも、ユニクロ内でデザイナーズコラボのスウェットパンツと比べた時に全く引けを取らない…どころか、デザイナーズコラボが敵わないほど良く出来たアイテム。


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この「防風アウターファーリーフリースフルジップパーカ」と「ヒートテックボアスウェットパンツ」は、ともに年末の歳末セール、年始の新春セールでもセールになっていません。

昨年、一時的に1000円安く買えるタイミングはあったのですが…。

ただ2つとも定価で十分満足出来るアイテム。

オンラインストアでは在庫が欠けていますが、実店舗にはまだまだあります。

特に防風アウターファーリーフリースフルジップパーカは、サイズアップしたほうが雰囲気良く見せやすいですね。
実店舗にあるXLサイズまで、騙されたと思ってサイズアップ試してみてください。

何でもかんでもユニクロのアイテムを傑作扱いするのもどうかと思うのですが、今ユニクロで買えるアイテムでは、「防風アウターファーリーフリースフルジップパーカ」とこの「ヒートテックボアスウェットパンツ」、この2つは非常に推したいですね。

全てユニクロで、と考えると難しいですが、幅広い選択肢の中の1つとしてユニクロを捉えれば、ユニクロでオシャレをすることも可能なはず。

今年もそんなアイテムをお伝えしていきますよ!



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